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遠隔集中治療に対して、横浜市医療局の補助金交付が決定!!

 

横浜市医療局は、ICTを活用した地域医療連携ネットワークの構築を推進する事業を支援しています。

 

今回、横浜市大麻酔科学教室として、申請していた下記の事業に補助金の交付が決定しました。

「人工知能による重症化予測モデルと遠隔集中治療の融合による診療支援システムの構築」

事業内容は次の様な事を考えております。

 

1.遠隔病院の集中治療室における診療情報をネットワークでクラウド上に転送し、クラウド上に集中治療室を構築する。

2.多くの患者のデータを集めて、データの二次利用を行い、人工知能を用いた重症化予測モデルを構築する。

3.アプリケーションを用いたタブレット端末による患者管理システムの構築

 

下記の図の様に、無線LANを用いたネットワーク構築を構想しています。

 

Air ICU 構想図

takaki

 

利点としては、下記のような事が挙げられます。

 

  1.  重症患者の管理の質向上による、予後の改善とそれに伴う医療費の削減
  2.  医療の需給バランス是正による、現場医療スタッフのワークロードの軽減
  3.  重症患者のビッグデータ化による、データの二次利用
  4.  現場スタッフへの集中治療に関する教育体制の構築
  5.  医療用アプリケーションの開発

 

 

新規の事業のため、色々な可能性があります。

こんな事してみたい、あんな事して欲しいというアイデアがあれば、ご意見お待ちしております。

 

高木 俊介 拝