Norton Anti Virus の配布について(窓口用資料/web/CD用)
ワクチンソフト配布の背景
.コンピュータウイルスは、使用者の意図に反する処理を行わせる、悪質なプログラムです。
主に、メールや、ネットワーク経由で感染活動を行います。
.特に、ネットワーク経由で感染するものは、意識して運用を行っていない(WindowsUpdateを行っていない)と、
LANに接続している限り、瞬間的に感染する危険性があります。
ウイルスには、目的を達成するために、様々な破壊機能が搭載されています。
結果、感染した機体(広義では、所属する組織にも)セキュリティの低下、情報の漏洩、信用の失墜、データの破壊など、
深刻な被害をもたらします。
.また、まもなく感染した機体からも、ウイルスが放出されるようになります。
このため、被害者=加害者といった図式が成り立ってしまいます。
.このことから、ウイルスに対して、何らかの防御対策を行うことが求められます。
特に、個人ではなく、業務データを取り扱う組織ネットワークに接続する以上、
個人における、ワクチンソフトの導入は、最低限の義務といえます。
配布ソフトの詳細
ソフト名
NortonAntiVirusCorporateEdition 8.0
対象OS
Windows(XP、2003Server、2000、Me、98、NT、95 全て日本語OSのみ対象
(他言語OSや、MACを含む他のOSについては、予算面の問題から、現在の時点では対応しておりません。 )
動作環境
上記OSを搭載していること、ハードディスクの空き容量に、210MB(動作時80、インストールに一時的に130M)
程度の空き容量があることが、公式な要件です。
他に、CPUはPetium以上、メモリは16MB程度が、必要かと思います。(これ以下の低スペックなコンピュータでは、
処理能力の殆どがワクチンに割かれてしまい、パフォーマンスが低下してしまいます)。
ライセンス数
約2500台
業務にて使用するに十分と思われる台数分を確保しています。
導入可能な条件
横浜市立大学の学内において設定・使用するPCであること。
研究・教育・業務などを目的に、市大のネットワークに接続して使用するものであれば、
どのコンピュータにも導入することが出来ます。
ただし、学生の所有するコンピュータや、自宅のみで使用するコンピュータなどの、
私物に対しての導入は、ライセンス違反となります。(台数の制限も考慮する必要があります)
配布物
貸出台帳、配布用CDとCDケース、利用者用説明シート、簡易応対用シートを、各担当窓口にお渡しします。
このうち、貸出台帳、配布用CD(CDケースごと)、利用者用説明シートは、始業開始時に窓口に設置して下さるようにお願いします。
基本的な事項は利用者用シート、HP、HP上FAQに記載されていますので、通常業務に支障を来すことはないと思われます。
終業時には、無断持ち出しを防ぐため、これらを窓口から取り込んでください。
貸出台帳の管理
ワクチン貸出台帳の管理
配布用CDを管理するために、窓口に貸出台帳を設置してください。
また、ワクチンCDの貸出希望者が、窓口に来た際は、記入を促してください。
台帳の様式につきましては、次の様式を印刷してお使い下さい。
配布用CDの管理
専用にCDケースを貸与します。
始業時に、このCDケースを、貸し出し簿とともに、業務の邪魔にならない位置に設置してください。
CDケース内には、表面にシリアルナンバーを記述した、CDが内包されています。(補足を参照ください)
始業、終業時に現在ケースに入っている枚数を確認して下さい。
著しく少ない場合は、帳簿から、長期間戻っていないCDや、
破損・紛失した(無断借用されてしまった)CDのナンバーを、電子メールにてお知らせ下さい。
この場合は、同一のナンバーを振ったCDを、庁内メールでお送りします。
その後、ナンバーが重複した場合は、片方を廃棄するか、庁内メールにて、企画課情報ネットワーク係まで送付してください。
割り当て枚数自体が不足している場合(常時全てのCDが、貸し出されている場合で、かつ、長期借用者が存在しない場合)
その旨を、jy9往訪ネットワーク係まで、電子メール等にて連絡をお願いします。
必要と思われる枚数を考慮し追加発行、庁内メールでお送りします。
この場合、CD番号は新たに連続した番号を振ります。
補足・CD表面の情報
CD上部に張られているラベルは、シリアルナンバー(整理番号)です。
キャンパス/担当窓口名/通し番号 となっており、重複することはありません。
貸出台帳には、この通し番号の部分を、貸出CDNOとして記載します。
CD下部に貼られているラベルは、そのCDの内容の鮮度を示します。
2004は年度、最後の二桁は、当該年度における、版数を示します。
凡例 古い 新しい
2003 03 → 2004 01 → 2004 02
質問の応対
窓口にて、直接質問を受けるケースが想定されます。
それらに対して、担当される方の負担を軽減するために、
簡単な質疑応答集(FAQ)を、ホームページ上に用意してあります。
(横浜市立大学のページから、情報ネットワーク係、”ワクチンソフトの全学配布について”にあります。)
質問が有った際は、
HP上に、簡単な質問と回答集を設定してありますので、こちらを参照するように伝えて下さい。
(『HPにFAQがありますので、参照ください』)
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FAQに記載されていない内容や、技術的な相談などは、
情報ネットワーク係まで、メールにて問い合わせるように伝えてください。
(更に、問い合わせの内容により、FAQを拡充していきます。)
本件に関する問い合わせ先
情報ネットワーク係 netinfo@yokohama-cu.ac.jp
(この文書及び、ワクチンソフトの配布は、学内関係者を対象としております。
該当されない方からの質問には、基本的に応じません。)
最後に
ワクチンソフトのインストールは、利用者各自の責任において行って下さい。
導入作業中や、導入後に発生した、アプリケーションの動作や、
システムに関する不具合については、情報ネットワーク係では責任を負いかねます。