12月18日、横浜市立大学で留学生と日本人学生によるグループディスカッション講座を行いました。前回11月13日の基礎編に続き、今回は“応用編”です。

今回は講師として小田急電鉄株式会社　人事部の本山有希様と佐藤蘭奈様にご登壇いただきました。

「外国人旅行者向けの旅行プランを考える」をテーマにディスカッションをしました。大学での学び、アルバイトやインターンシップで経験したことを交えながら意見をする留学生、なかなか発言できない留学生に「この意見についてあなたの国ならどのような対応をされますか？」と助け船を出す日本人学生。様々な背景をもった学生がお互いの価値観や文化を尊重しながらディスカッションを進めていく点に前回の基礎編講座で学んだことが活かされていました。

ただし、今回のディスカッションは“就職試験”対策です。「どんなプランを作成するか、ではなく、このディスカッションを通して企業の方が自分たちに何を求めているのか、しっかりとその本質を意識することが必要」と講師の方にご指導いただきました。また、限られた時間を有意義に活用するためには「ある程度論点を絞ること」も一つのテクニックであると教えていただき、また一つ学生たちの成長につながった貴重な講座となりました。

最後になりますが、ご登壇いただきました小田急電鉄株式会社の本山様、佐藤様、ご指導いただきましたこと、改めまして感謝申し上げます。
今後も企業、日本人学生はじめ、横浜市各機関の関係者にも積極的に講座へ関与いただきながら地域全体で外国籍人材との協働について考えていきたいと思います。

講師：小田急電鉄株式会社　人事部　本山　有希様　佐藤　蘭奈様

横浜市立大学留学生就職支援コーディネーター　河瀬　恵子

講座参観：横浜市国際学生会館　チューター　田中　和生様