無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)について
麻酔分娩のご案内
当院は地域周産期母子医療センターに指定されています。そのため、救急時にも対応できるように産婦人科医・小児科医・麻酔科医・助産師など多職種の医療スタッフが一丸となって対応しております。
平成30年度より当院では産科麻酔を専門としたチームが編成され、より安全な分娩が行えるように体制を構築しております。
また、分娩のスムーズな進行や合併症の軽減のために、完全無痛とはしない管理を行っており、当院では無痛分娩ではなく「麻酔分娩」と呼んでいます。
麻酔分娩をご検討される方へ
・当院では安全な麻酔分娩を提供するために産婦人科専門医による分娩管理と麻酔科専門医による麻酔管理を行っております。
・麻酔分娩は原則、平日日中での対応とし、陣痛が来る前に分娩誘発剤を用いて分娩を目指す、いわゆる計画無痛分娩を行っております。
・麻酔分娩を希望される方は妊婦健診時にその旨を申し出てください。
・妊娠34-35週に麻酔科医師から麻酔分娩について詳しいご説明をいたします。説明を聞いていただいたうえで麻酔分娩を希望されるかどうか最終的に決めていただき、妊娠36週の健診時に再度意向を確認させていただきます。
・分娩の時期は妊娠37週以降に行う内診での子宮口の状態をみて決定します。
硬膜外麻酔について
当院では基本的には背中から麻酔を行う方法でお産の時の痛みを和らげます。
■説明動画(YouTube)

※日本産科麻酔学会の許可を得て掲載
無痛分娩に関するQ&A
お問い合わせ
妊娠で産婦人科を受診される方は、紹介状は必要ありませんが、分娩予定月ごとに分娩枠を設けていますので事前にお電話でお問い合せください。
お問い合せ先:横浜市立大学附属病院 患者サポートセンター(TEL:045-787-2800(代表))
JALAについて
JALA (The Japanese Association for Labor Analgesia無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)では、妊婦さんやご家族に、無痛分娩に関する情報を提供しています。