無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)について
無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)のご案内
当院は地域周産期母子医療センターに指定されています。そのため、救急時にも対応できるように産婦人科医・小児科医・麻酔科医・助産師など多職種の医療スタッフが一丸となって対応しております。また、当院ではこれまで医学的に必要と判断した場合のみ無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)を行ってまいりました。
平成30年度より当院では産科麻酔を専門としたチームが編成され、より安全な分娩が行えるように体制を構築しております。その中の一つとして、麻酔を用いた分娩を希望する合併症のない方を対象として無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)を提供することといたしました。
無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)をご検討される方へ
・妊娠32-33週ごろの妊婦健診で、無痛分娩を希望される方はその旨を申し出てください。32週以前の健診で申し出ていただいてもかまいません。
・34-35週の妊婦健診同日に麻酔科外来で麻酔科医師から無痛分娩について詳しいご説明をいたします。説明を聞いていただいたうえで無痛分娩を希望されるかどうか最終的に決めていただき、妊娠36週の健診で再度意向を確認させていただきます。
・37週以降の妊婦健診で内診所見を見ながら分娩の時期を決定します。
硬膜外麻酔について
当院では基本的には背中から麻酔を行う方法でお産の時の痛みを和らげます。
■イメージ
※日本産科麻酔学会の許可を得て掲載
無痛分娩に関するQ&A
お問い合わせ
妊娠で産婦人科を受診される方は、紹介状は必要ありませんが、分娩予定月ごとに分娩枠を設けていますので事前にお電話でお問い合せください。
お問い合せ先:横浜市立大学附属病院 患者サポートセンター(TEL:045-787-2800(代表))
JALAについて
JALA (The Japanese Association for Labor Analgesia無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)では、妊婦さんやご家族に、無痛分娩に関する情報を提供しています。