当院での出産について

施設案内

当院の出産施設は産科・婦人科の混合病棟です。
分娩室1室、出産室(LDR:陣痛~出産2時間まで過ごすお部屋です)1室、陣痛室4床、産科病床17床があります。

病室は、個室は3室(差額ベッド代あり)、二人部屋1室(差額ベッド代あり)、4人部屋は3室あります。

お産セット

お産の入院の際、お荷物が少なくなるよう入院時「お産セット」を準備しています。
①Mサイズパット(1袋)、Lサイズパット(2袋)②使い捨てショーツ③お産直後パット(1組)④分娩時用モニターベルト⑤産褥前開きショーツ⑥母乳パッド⑦授乳カップ

★赤ちゃん用の紙おむつ、お尻拭きも出産後、お渡しいたします

入院中のスケジュール

分娩翌日から数えて初産婦さんは5日目、経産婦さんは5日目の午前中の退院予定となります。
分娩直後から母子ともに問題がなければ母児同室を行っています。赤ちゃんのサインに合わせて育児(オムツ交換・授乳)ができるよう助産師がやり方をお伝えしていきます。
お母さんの体調によっては夜間赤ちゃんをお預かりもしています。

帝王切開の場合

予定帝王切開の場合、入院日は手術前日となります。入院期間は手術翌日から数えて7日目の午前中の退院予定となります。
手術直後のお母さんの体調をみながら病室に赤ちゃんをお連れし赤ちゃんが欲しがるようであれば出産当日から母乳をあげることができます。ベッド上で、授乳が出来るようにお手伝いしていきます。
翌日からはお母さんの回復状況にあわせ、育児(オムツ交換・授乳)が出来るよう助産師がやり方をお伝えしていきます。
創部痛の心配な方も多いかと思いますが、手術直後から硬膜外麻酔や点滴、座薬、内服薬などの鎮痛剤を痛みの強さに応じて使用し、出来るだけ痛みを緩和しながら育児を進めていけるようサポートさせていただきます。

入院中の赤ちゃん

毎日産科医師または小児科医師が診察を行っております。

【聴力検査】
1000人に5~6人の割合で耳の聞こえの良くない赤ちゃんが産まれてくることがあります。耳から入る「音」という情報を脳で学習することはとても大事なことで、2~3歳になって言葉が遅いことに気付いてもその後の発育に影響が出てくることがあります。
しかし、早期に聴力の異常に気付き、適切な対応を行うことにより、本来持っている能力を十分引き出せるといわれているため、希望者には入院中に新生児の聴力検査(有料)を行っております。

【ビタミンK2シロップ追加投与】
ビタミンKは血液を固まらせる凝固因子を作るために必要なビタミンです。新生児はビタミンKの蓄えが少ない上に乳汁からの摂取も不十分なためビタミンKが欠乏することがあります。
ビタミンKの欠乏により、生まれてすぐの新生児期には消化管出血、主に生後3週間から2ヶ月の乳児期には頭蓋内出血の危険があります。
当院では通常入院中に2回と1ヶ月健診時の計3回ビタミンKの投与をしていますが、ご希望の方には退院後から毎週1回ずつ生後3ヶ月まで、ビタミンK2(ケイツーシロップ)を追加投与(有料)することができます。

受付時間

初診:8時30分~10時30分
再診:8時30分~11時00分

休診日

土曜・日曜・祝日
年末年始(12月29日~1月3日)

お問い合わせ先

TEL:045-787-2800
FAX:045-787-2901