当医局の金丸栄樹先生の演題が、2025年度の第53回日本集中治療医学会学術集会「医師基礎研究部門」にて優秀賞に選出されました!
演題名:ARDS細胞・マウスモデルにおける超硫黄分子の肺保護作用とその分子機序の解明
英語演題名: Polysulfide-mediated lung protection in ARDS: effects and mechanisms in cell and mouse models
[筆頭著者]金丸 栄樹 (横浜市立大学医学部麻酔科)
[共著者]竹山 魁 (横浜市立大学医学部)、佐藤 茜 (横浜市立大学医学部麻酔科)
東條 健太郎 (横浜市立大学医学部麻酔科)、後藤 隆久 (横浜市立大学医学部麻酔科)
受賞まことにおめでとうございます!
金丸先生から受賞のコメントが届いています。
「この度、第53回日本集中治療医学会学術集会において、医師基礎研究部門優秀賞を賜り、
大変光栄に存じます。
本研究では、生理活性の高い硫黄代謝産物である「超硫黄分子」に着目し、
ARDS(急性呼吸窮迫症候群)の細胞およびマウスモデルを用いてその保護作用を検討しました。
細胞実験では、超硫黄分子が抗炎症作用・抗酸化作用、さらにミトコンドリア保護作用を介して
肺胞上皮細胞を保護することを示しました。
また、マウスモデルにおいても肺胞毛細血管バリア機能を保護する可能性を示す結果が得られました。
今後は、硫黄代謝がARDSの病態形成に果たす役割について、細胞および動物モデルに加え、
ヒト検体を用いたメタボローム解析などを通じてさらに検討を進め、
硫黄代謝修飾を基盤とした新たな治療戦略の確立を目指していきたいと考えています。
当教室の基礎研究チームでは、解決すべき医学的課題に応じて、
基礎研究・臨床研究・橋渡し研究を組み合わせながら研究を推進しています。
医局内外を問わず、基礎研究やトランスレーショナルリサーチにご関心のある方は、
ぜひお気軽にご連絡いただけますと幸いです。」


