国際教養学部 国際教養学科3年 垂水あきら
僕はイギリスのレスターという自然豊かな街にあるDe Montfort University(DMU)に交換留学生として留学に来ています。まずは親をはじめとして、横浜市立大学グローバル推進室の職員方、そして後援会の皆さまの支えがあって、貴重な経験ができていることをあらためて感謝いたします。今回は僕の留学生活がどのようなものなのか、そして何を学び得ているのかについてご紹介できたらと思います。
僕は横浜市立大学国際教養学部に所属していますが、De Montfort University (DMU)では全く異なるコンピュータサイエンスについて学んでいます。語学力をはじめ、コンピュータサイエンスの専門知識や他の生徒とのコミュニケーションなど、想像していた何十倍も大変な留学生活を送っています。その中でもやっぱり留学に来れてよかったと思うことはいくつもあります。その一つがコロナについてです。イギリスでは日本と大きく異なり、99%の人はマスクをつけていません。僕が横浜市立大学に入学してからは、全面オンラインで授業を受けたり、対面授業になってもマスクは絶対着用しなければいけなかったりといった生活を送っていましたが、留学に来てからは全ての授業が対面で行われ、マスク着用もしなくていいので、ようやく夢に見ていた大学生活を過ごせています。友達と学食でご飯を食べるときも、アクリル板もなく楽しくおしゃべりしながらお昼を過ごせています。
もちろん楽しいことばかりではなく、空いた時間は勉強に明け暮れる日々です。DMUの図書館は、朝の7:00から夜中の2:00まで使用することができ、規模も非常に大きいので、学習に集中できる環境が整っています。基本的に毎日英語の学習に加えて、授業の予習・復習、テスト期間にはテスト勉強をするといった学習をしています。
まだ留学に来て3ヶ月弱ほどしか経っていませんが、自分の大学生活の中で最も充実していると言っても過言ではないほど充実した生活が送れています。残りの約7ヶ月間で更なる成長ができるよう、一日一日を大切にしていきたいです。
国際教養学部 国際教養学科2年 八尋三綾
2022年9月から交換留学生として1年間のハンガリー留学をしています。留学を始めて早4ヶ月になりますが、ハンガリーの人々はとても温かく、今ではホームシックを感じることもなく穏やかな生活を送っています。内陸国でヨーロッパの中心に位置するハンガリーにはヨーロッパからはもちろん、世界各国から留学生が集まります。そのためさまざまな国の人との交流を通じて日本では触れられなかったであろう斬新な物の見方や価値観を体験することができています。そして自分にはないそれらの価値観は、時に自分自身を見つめ直すきっかけをくれます。留学前は日々をなあなあと過ごしていた私ですが、留学を始めてからは自らの感情と向き合い、整理をするようになりました。他の留学生との交流や寮生活など、留学ならではの特殊な環境に身を置くことで、日本での代わり映えのない日常の中では気に留めなかったであろう小さな感情の振れを意識してすくい取り、向き合うようになったと感じています。
また留学を通じて、一日一日を大切にしようという意識が強くなりました。1年という限られた留学期間の中でその日をどのように過ごすか、何をするにしてもこれを頭の片隅に置いて行動しています。ただこれは留学に限った話ではなく、卒業までに何を成し遂げるかなど、大学生という最後の学生期間に得た経験というのは私たちが社会に出た時に必ず役立ってくると考えています。その経験の一つとしての海外留学は自分を見つめ直すきっかけをくれたり、新しい考え方を教えてくれたりと私を大きく成長させてくれており、今後の人生の大きな糧になると考えています。