教授プロフィール
田村 智彦 Tomohiko Tamura, M.D., Ph.D.
略歴
- 1990年
横浜市大医学部卒業、研修医 - 1995年
横浜市大大学院医学研究科修了(内科学第一専攻)、医学博士
大学院の時2年間、大阪大学(当時)谷口維紹教授の研究室に国内留学、転写因子IRF1による成熟Tリンパ球のアポトーシス制御機構を解析、基礎研究のすばらしさを学ぶ。 - 1995~1998年
横浜市大附属病院第一内科や救命救急センターにて常勤特別職診療医の後、2年間中央無菌室・助手として血液疾患の骨髄移植や化学療法に携わる。 - 1998~2006年
米国NIH, NICHD(Head: Dr. Keiko Ozato)にてポスドク3年半、Staff Scientistとして5年間、IRF8, IRF4による免疫細胞の分化・増殖および自然免疫応答の制御機構を解析。IRF8欠損マウスがなぜ慢性骨髄性白血病様病態を呈するのかや、多様な樹状細胞サブセットがどのような機構で分化するかを解明。 - 2006年9月
大阪市大大学院医学研究科・医学部 生理学教室(教授:北川誠一先生)准教授 - 2007年7月
東京大学大学院医学系研究科・医学部 免疫学講座(教授:谷口維紹先生)准教授として細胞死受容体やDNA損傷による細胞死の分子機構、がん免疫や、核酸に対する自然免疫応答に関する普遍的分子機構等を研究。 - 2009年9月〜現在
横浜市立大学大学院医学研究科・医学部 免疫学教室 主任教授 - 2012年9月〜現在
横浜市立大学先端医科学研究センター バイオインフォマティクス解析室 室長(2022年5月から解析センター センター長) - 2018年4月〜2023年3月
医学研究科長 - 2018年10月〜現在
先端医科学研究センター エピゲノム解析センター センター長
受賞歴
- 1996年:横浜市立大学医学会医学研究奨励賞
- 2004年:Milstein Young Investigator Award (国際インターフェロン・サイトカイン学会)
- 2021年度:横浜市立大学理事長・学長表彰
など