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伊藤悠城先生 第29回欧州泌尿器科学会(EAU)、尿路結石治療・尿管ステント部門におけるベストポスター賞を受賞

伊藤悠城先生

第29回欧州泌尿器科学会(EAU)、尿路結石治療・尿管ステント部門におけるベストポスター賞を受賞

 

この度、29th Annual Meeting of European Association of Urology in Stockholm (11-15/Apr/2014)における発表演題 “Development and internal validation of a preoperative nomogram for predicting the outcome of flexible ureteroscopy for the treatment of renal stone” が尿路結石治療・尿管ステント部門におけるベストポスター賞を受賞しましたのでここに報告いたします。

現在、腎結石に対する治療選択肢が、腹膜鏡下腎切石術、経皮的腎結石除去術、経尿道的尿路結石除去術ならびに体外衝撃波結石破砕術、と増加してきたことで、適切な術前治療選択決定が困難な状況になってきております。そこで我々は、近年デバイスの改善により治療適応の拡大が著しい、軟性尿管鏡を用いた経尿道的尿路結石除去術の治療成績を厳密に術前予測し得るノモグラムを作成し、さらにその妥当性を内部検証にて実証いたしました。今回我々が作成したノモグラムが実臨床で有効利用され、より正確な治療効果予測を可能にし、さらには腎結石治療における適切な治療方法決定の一助になることを願って止みません。

今回の研究においてご指導いただきました、指導教官である松崎純一先生、矢尾正祐先生および窪田吉信先生をはじめ、研究室の皆様、横浜市大泌尿器科教室の皆様、共同研究者である坂巻顕太郎先生に感謝申し上げます。

最後に、今回の学会では同教室の横西哲広先生と同時に賞を受賞することができました。分野は違えどこのような優秀な人材に囲まれた今の環境に、改めて感謝申し上げます。

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