横浜市立大学麻酔科トレーニングを開催致しました。
12月10日(日)に横浜市立大学麻酔科トレーニングを開催致しました。日曜日のお休みにも関わらず、総勢34名にお集まり頂きました。我々医局員はもちろん初期研修医の先生方(なんと21名の参加!!)においても充実した1日となるように午前は講義で基礎知識から臨床現場における最新知見までおさらいし、午後はハンズオンで実際に手を動かして頂き臨床の場で活かすことの出来る実践力を身につける2部構成としました。
講義は、①『初めての人工呼吸器』柏木 静先生、②『Difficult airway management』山口 嘉一先生、③『循環管理の考え方』金丸 栄樹先生、④『Point of care ultrasound』野村 岳志先生 から各領域のエッセンスをふんだんに盛り込んだご講演を頂きました。
ハンズオンは各講義を踏襲し、『呼吸療法(人工呼吸器・NPPV・HFNC)』、『豚肺リクルートメント』、『輪状甲状間膜切開・気管切開』、『豚心臓解剖』、『心臓・肺エコー』の5ブース(各30分毎)を用意してみっちり実践力を磨いてもらいました。
丸1日のoff-the-job trainingでしたが、基礎から実践力まで獲得できる絶好の機会です。参加者から「とても勉強になった。そして面白かった!!」との感想を頂くことが出来ました。講師の皆様のご協力により横浜市立大学麻酔科トレーニングを盛況のうちに終えることが出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。なにより多くの方にご参加頂き、初期研修医の皆さんの学ぼうとする熱量が本トレーニングを盛り上げていたと思います。皆様の熱量に少しでも応えられていれば幸いです。
そして第3部は懇親会です。羽田空港滑走路を望む素敵なレストランで美味しいお食事とお酒と共にもれなく盛り上がりました。来年はCovid-19で現在休止中の箱根セミナーの復活を願っております。
横浜市立大学附属病院集中治療部
川畑 慶一郎