7月22日（土）10時から、今年度のペイン緩和WGの勉強会を開催します。

　　　

今回は緩和領域での神経ブロックで最もエビデンスがある
腹腔神経叢ブロック(厳密には内臓神経ブロック)についてお話しする予定です。

　　　

腹腔神経叢ブロックは麻酔科専門医試験でも問われる内容ですが、
施行機会が非常に少なく、実際に見たことがある医局員の先生方は少数だと思われます。
今回の勉強会では実際の症例について、ブロック実施中の動画を中心にまとめてみました。
本ブロックを分かりやすく解説します！

　　　

また昨年、厚労省より地域がん診療連携拠点病院の指定要件として
『難治性疼痛に対する神経ブロックについて、
自施設での実施もしくは実施できる他施設との連携を確認』との通知がありました。
これを機に、手術室でおなじみのエコー下末梢神経ブロックでなく
ペイン領域で培われてきた透視下ブロックも今後ますます皆様に知っていただきたいと
考えております。

　　　

後半では、臨床業務と並行しながら行ったブロックの臨床研究について
良かった点・苦労した点などもお話しできたらと思います。
専門医取得前後でそろそろ臨床研究始めてみようかなと思っている先生方、
ぜひ実際の体験談を聞いてイメージを膨らませてください！

　　　

日程は7月22日(土)午前10時から1時間半程度を予定しております。
例年通りZoom開催予定です。
URLは医局員メーリングリストで配信します。

　　　

・緩和医療、もしくはインターベンション主体のペインクリニックに興味をお持ちの方

・専門医試験前に腹腔神経叢ブロックに関して勉強してみたい方

・他科から腹腔神経叢ブロックのコンサルトあった際にどのようなブロックか知っておきたい方

・実臨床しながらの臨床研究に興味ある方(ちなみに今回は、難しい統計の話や介入研究などの話は全くありません！)

　　　

ぜひ気軽にご参加ください！