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研修体験記

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女性医師

現在、私は３歳と５歳の二人の子供を育てながら働いております。
子育てや介護と仕事の両立は決して簡単なことではありません。しかし当医局では時間制限勤務というサポート制度があり、私をはじめ多くの先生方がこの制度を利用しながら、様々な工夫をこらして働いております。私の育児介護経験をもとに、仕事との両立のために大切だと思うことを紹介します。

最も大切なことは、仕事を続ける覚悟を決めることです。どんな仕事でも、育児や介護をしながら仕事を続けることはとても大変です。私たちだけが特別ではありません。あなたが「何のために」医師になったのか、それを忘れてはいけません。その原点を忘れなければ、つらい時もその状況を改善するために努力することができます。
そして、実際に仕事を続けていくために重要なことは、子供の成長のタイミングを見極め、しっかりと計画を立てること、そして、その計画を家族にしっかりムンテラし、その時に向け万全のサポート体制を確保することです。

子育ては子供の成長とともに育児内容、仕事量が大きく変化します。もう無理だ！！と何度絶望しても、その状況はずっと続くわけではありません。
来年はこういうことに挑戦したい、何年後までにこの資格が欲しいなど、計画をご家族にしっかり話しましょう。もちろん、子供にもきちんと話すことが大切です。

私は、第二子を妊娠した時から、この子が自分のことがある程度自分でできる4歳になったら次のキャリアに挑戦したいと家族に繰り返し話し、調整してきました。念願叶い、来年度からは大学院生として女性のキャリア形成に関する勉強ができることになりました。
私は今まで、本当に多くの先生方にフォローしていただき、そのおかげでなんとかここまで働き続けることができました。今後は、私と同じように家庭と仕事の両立で悩んでいる先生方のキャリア形成をサポートする仕事をしていきたいと考えております。

皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしております。

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