研修希望の方

研修体験記

イメージ画像

専攻医2年目

私は初期研修で横浜市大麻酔科を回った際、この医局が日本でトップクラスの大きな医局であり、一般麻酔から集中治療、心臓麻酔、小児麻酔、産科麻酔、救急、ペイン、緩和、研究まで様々な分野のプロフェッショナルが大勢いることを初めて知りました。またプログラムはバランスよく研修できるように1年目は大学や市中病院で一般麻酔、2年目は心臓麻酔、3年目は集中治療および小児麻酔と決まっている点に惹かれました。元々麻酔科に興味を持っていましたが、この医局は雰囲気が良くマンパワーがあり教育体制もしっかりしているので間違いないと思い入局を決めました。

実際に1年目は大学病院と市中病院で働き、重症度や緊急度、症例数、手術時間など異なる2病院で基本的な知識や手技を学びました。また2年目では提携病院の1つである川崎幸病院で4ヶ月研修し、全国レベルの心臓手術件数を誇る病院で集中的に心臓麻酔を学ぶことができて大変実り多い期間となりました。

また1年目の大学病院では先生方の手厚い指導の下、麻酔方法による予後の違いを過去の症例から解析する後ろ向き研究やマネキンを用いた挿管のシミュレーション研究をさせて頂きました。そして、それぞれ日本麻酔学会総会とヨーロッパ麻酔学会で発表させて頂きました。残念ながらコロナ禍のためオンライン開催でしたが、海外の人も自分と同じような疑問を抱き研究していると知り刺激的で貴重な経験でした。

今後については大学院や国内留学なども含め様々な選択肢を医局が持っているので、とりあえず来年、集中治療と小児麻酔を学んだ上で考えようと思っています。
最後に本医局は皆さんがやりたいことをサポートできる大きくて頼もしい医局です。皆さんと一緒に働く日を心待ちにしております。

ページトップへ戻る