研修希望の方

専門医養成プログラム

横浜市立大学麻酔科は、神奈川県の麻酔科医の半数近くが所属する麻酔科医局です。
日本専門医機構の専門医制度開始より10年以上前から、教授の後藤が修了したアメリカの麻酔科レジデントプログラムを参考に専門領域も含めて豊富な症例数を万遍なく経験できるよう、独自の教育プランを動かしてきました。

専門研修プログラムの作成に当たっては、専攻医一人一人の希望も取り入れ将来のさまざまな方向性に対応できるよう
これまで行ってきた教育プランのさらなるレベルアップをはかっています!

横浜市立大学麻酔科専門医養成プログラム

1年目 大学2病院・関連施設で臨床麻酔をしっかり習得!

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1年目では、大学2病院と関連施設で臨床麻酔のトレーニングを積みます。
麻酔管理、呼吸循環管理、疼痛管理、気道確保、中心静脈カテーテル留置などこれからの基礎になる知識、技術を多くの指導医や先輩医師と一緒に学びます。
症例報告や臨床研究で初めての学会発表、論文作成に挑戦する先生も多い学年です。

■主な研修施設

2年目 臨床麻酔+心臓麻酔のトレーニング!

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2年目では、一般臨床麻酔に加えて心臓麻酔にチャレンジします。
国立循環器病研究センターなど、日本トップレベルの施設で研鑽を積んだ経験豊富な指導者が基本から心臓麻酔を指導します。
大学2病院だけでなく、大和成和病院、川崎幸病院など心臓血管手術のハイボリュームセンターで経験を積むことも可能です。
一般麻酔では、ASA-PS3以上の重症症例や緊急症例も多く経験します。

■主な研修施設

3年目 ICU・小児麻酔にチャレンジ!

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3年目ではこれまでの経験を活かして、集中治療と小児麻酔のトレーニングを積みます。
横浜市大では麻酔科医が24時間365日、主治医として患者さんを管理するclosed ICUを大学2病院と横浜労災病院で運営しています。
集中治療専門医からICU管理を基礎から学ぶことで、周術期を通じての麻酔管理や急変対応、重症病態の内科的な知識を身につけ、また胸腔ドレーン留置や気管切開などの外科的手技も行うことが出来るようになります。
小児麻酔は国立成育医療研究センター、神奈川県立こども医療センターをはじめとした日本トップレベルの小児専門施設で、経験豊富な指導者からトレーニングを受けることが可能です。

■主な研修施設

4年目 専門医&将来に向けての1年間!

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私たちのプログラムでは、専門医受験に必要な症例数を3年間で経験することを目標にしています。
そして4年目以降はこれまでの経験をもとに、将来のキャリアプランを意識して様々な選択ができる期間としています。
心臓麻酔や集中治療を深めたい、末梢神経ブロックを学びたい、緩和の経験を積みたい、臨床研究で海外学会や論文執筆をしたい、など先生方1人1人の希望に応じた研修を準備しています。
また専門医試験の合格を目指して、毎年医局で開催する模擬試験や勉強時間の確保など、全面的にサポートを行います。

おわりに

麻酔科医としてのキャリアプランは、専門医試験合格がゴールではありません。

専門医取得後の更なるキャリア形成と成長のため、4年目以降はフェローシッププログラム、大学院、様々な勉強会、国内・海外留学など研鑽の機会をたくさん用意しています。
ぜひ私たちの医局で、自分の理想とする医師・麻酔科医になって夢を叶えてください。

横浜市大麻酔科の研修プログラムは、米国のレジデンシーに匹敵する“日本一充実した”プログラムだと自負しています。
医局説明会や大学病院見学で詳しくご紹介しますので、ぜひご参加ください!
メールでのご質問もお待ちしております。

麻酔科医局
連絡先はこちら:anesthes@yokohama-cu.ac.jp

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