学生のための
環境整備事業
学生のための
環境整備事業
学生が伸び伸びと学べるキャンパスを―
本学における第3期中期計画において「大学の発展に向けた基盤整備に関する目標を達成するための取組」として、施設の管理及び整備について、キャンパスマスタープランを策定し教育研究施設やパブリックスペースなど施設機能の向上を図るとともに、魅力あるキャンパス環境の整備を推進し、併せて、施設の老朽化などにも考慮し、中期目標達成に向けた支援や施設保全のための整備を計画的に進めると位置付けています。
こうした取組目標のもと、本プロジェクトにおいては、学生の学修環境の充実を目的とし、時代に即した学修スペースや学生交流室などの設置に向け検討を進めているほか、学生が普段使用する教室や食堂、グランドなどの施設整備・修繕についてもきめ細やかに実施してまいります。
学修スペース・学生交流室などの設置
学生の学修環境のさらなる充実を目的とし、学修自習スペースや学生交流室などの設置を検討しています。
学生のニーズ調査等を実施したうえで、時代変化や今後の設備需要を見据えながらこのプロジェクトを推進してまいります。
その他の整備計画
老朽化した施設の更新や修繕等、金沢八景キャンパスにおける整備計画の一部をご紹介します。
総合体育館
舞台機構の修繕や古くなってしまった背景幕の更新(令和5年度実施予定)、照明のLED化を計画しています。
第2グラウンド
老朽化した人工芝や防球ネットの張替え、グラウンド照明のLED化などを計画しています。
シーガルセンター
シーガル食堂の開業時(1997年)から使用している食器洗浄機や食器を返却する装置(ベルトコンベア故障中)の更新を計画しています。
本校舎・中庭
塗装が剥がれている部分を塗り直したり、景観を向上させるため中庭池の水を浄化するろ過機の設置を計画しています。
本校舎は、昭和を代表する建築家・村野藤吾氏の設計によるもので、1963年に完成しました。
2015年に耐震補強工事を実施するなど、メンテナンスをしながら現在も大切に使用しています。
過去の実績では、75周年記念事業の中心として、「横浜市立大学創立75周年記念基金(目標額5億円)」を創設し、本学の学術・教育研究の内容と環境整備の一層の充実を図ることを目的に、本学学生の課外活動及び同窓生の交流の場としてのセミナーハウス(現在の「いちょうの館」)を建設しました。
100周年プロジェクトを通して、将来を担う学生が発想豊かに学び、伸び伸びとキャンパスライフを送れるよう充実した学修環境の整備に向けた取り組みを進めていきます。
(YCU100募金)のお願い
これから100周年に向けて3つのプロジェクトを推進するため「YCU100募金」を設立いたしました。世界で活躍する優れた人材育成や新たな研究創生、キャンパス環境整備を実現するためには皆様の力添えが欠かせません。ぜひ本学の取組みにご賛同いただき、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。