■SIMBA(ソーシャル・イノベーションMBA)との連携

SIMBAは、本学大学院国際マネジメント研究科が開講する医療・健康、社会福祉、公共サービス領域の社会人のためのMBAプログラムです。当プログラムでは、SIMBAの一部の科目を履修することができ、SIMBA進学後は習得済み単位として認定されます。
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■SIMBA進学者のメッセージ


横浜市立大学附属市民総合医療センター薬剤部 副薬剤部長

小杉 三弥子

医薬品費は経営課題にあげられることが多く、病院経営を勉強しようと2022年度YCU病院経営プログラムを受講しました。経営は「お金」のイメージでしたが、学び始めると想像以上に経営学は取り扱う世界が広く、さらに興味がわきました。SIMBAは敷居が高いのでは?と迷いましたが、2024年度に思いきって進学しました。 SIMBAには様々な職種・業種の仲間が集まって共に学んでいます。医療従事者にとって身近な医療・保険分野の課題で経営学・経済学的アプローチを学ぶことができるので、理解しやすく進学してよかったと感じています。 私は大学院の研究課題を身近な医薬品費関連のテーマにしました。SIMBAでの学びは、様々な社会課題を多角的な視野でアプローチするヒントであふれており、日常業務の課題を研究テーマとして発展させられることも魅力です。 医療経営・政策プログラムを履修された方も、そうでない方も、SIMBAで新しい世界の扉を開いてみませんか。

R6年度事業報告書掲載


YCU病院経営プログラム 4期修了生
横浜市立大学国際マネジメント研究科SIMBA 2期修了生
放射線診断学 准教授

山城 恒雄

「病院経営プログラムから経営学修士へ」
2021年度にYCU病院経営プログラムを受講しました。1年間は新しい発見と学びにあふれる素敵な時間で、特に同期生が専門性や年齢などは違ってもどんどん「仲間」になっていく感覚が大好きでした。さらに経営のことを勉強したいと思うようになり、2022年度に横浜市立大学国際マネジメント研究科の社会人コース(ソーシャルイノベーションMBA: SIMBA)に進学し、2年間の課程を終えて(修士論文の作成含む)2024年春に経営学修士(MBA)になりました。  経営学と聞くと、医療や福祉の専門職としてお仕事をされている方は、「お金の勘定」という印象を持たれるかもしれません。しかし経営学が扱う領域は無限に広く、ヒト・モノ・カネ・社会の全てが研究対象です。いま身を置く環境で、必ずご自身の研究テーマを見つけることができます(私は病院経営プログラムの特別研究を発展させて、大学院の研究課題にしました)。ご興味があればSIMBAの教員、修了生などにお気軽におたずねください!

R5年度事業報告書掲載


横浜市立大学
循環器・腎臓・高血圧内科学教室主任教授
横浜市立大学附属病院副病院長
YCU病院経営プログラム3期生

田村 功一

自分の研究テーマとして1990年に入学した本学大学院医学研究科で開始し今も継続している基礎研究・トランスレーショナル研究・臨床研究に加えまして、最近では『大学病院経営と地域医療貢献に資する医療政策経済学と包括医療制度の理解と活用』にも興味を持ちました。そこで、まずはYCU病院経営プログラムで1年間勉強をさせていただき診療情報管理士の資格を取得しました。続いてのSIMBAでの2年間では、「行政とも連携してのデータ駆動型の腎疾患対策を横浜で展開したい」との思いで、国際マネジメント専攻 原 広司先生、ヘルスデータサイエンス専攻 黒木 淳先生をはじめ多くの先生方にご指導いただき、楽しく充実した修行をさせていただき、新たな局面へとステップすることができそうな予感です!みなさま、是非、YCU病院経営プログラム、そしてSIMBAをご体験ください!!

R4年度事業報告書掲載

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