ご挨拶

プログラム責任者


病院経営やヘルスケア問題にご興味のある皆様、働きながら無理なく楽しく学べる1年間の社会人大学院コースがここにあります!

横浜市立大学の「YCU医療経営・政策プログラム」は、2017年度文部科学省「課題解決型高度医療人材育養成プログラム」により開設されたコースを発展させたもので、本学国際マネジメント研究科と医学研究科の共同運営となっています。これまでに100名以上の方々が修了されています。

授業は主に週末開講、かつ横浜市大みなとみらいサテライトキャンパスと遠隔のハイブリッドで行い、お仕事でお忙しい皆様や遠隔地の方々にも無理なく受講していただけます。厚生労働省の教育訓練給付制度に指定されており、条件を満たせば受講料の一部が補助されます。

医療・介護はこれまでにない難しい時代に突入しています。横浜を初めとする大都市圏も、人類史上例を見ない少子高齢化や、希薄になりがちな人間関係、地域の介護力不足など、いくつか特徴的かつ重要な問題を抱えています。これらの課題には各施設で取り組めるものと、施設間連携や機能分化など、地域を巻き込んで戦略的に取り組むべきものがあり、それらを理解し、様々なレベルでリーダーシップを発揮できる人材が求められています。

本コースは、経営に携わる幹部はもちろんのこと、職種を問わず医療・介護を支えるすべての方に、医療経営学、政策学の理解と、考察のトレーニングを行うことを目的としています。多くの皆様のご参加をお待ちしております。


横浜市立大学附属病院 前病院長
医学部麻酔科学 主任教授  後藤 隆久




プログラム共同責任者


医療経営の重要性と面白さ

日本は人口が減少し、患者数も減っていきます。これまでの医療経営を取り巻く環境とは大きく異なる世界であり、難しいかじ取りを迫られています。
ここで重要なのは、医療経営を担う人、つまり経営者や医療従事者、事務職員、そしてそれらを支える行政職員です。どれだけ生成系AIが進化しても、交渉を行い、職員を束ね、重要な意思決定をするのは人です。
常に人の育成が最も大切であり、そのために最適な場を当プログラムで用意しています。


国際マネジメント研究科とプログラムの連携

当プログラムがスタートした当初から、大学院国際マネジメント研究科SIMBAは密に連携しており、指導や大学院講義の開放などを行ってきました。大学院に入学しなくても、経営学・経済学の研究者の講義を受講することが可能です。大学院講義といっても、初学者向けの内容になっていますので、安心してご受講ください。


プログラム後の活躍

当プログラムを卒業した後、さらに学びを深めたいと大学院に進学された方が10名(2024年12月現在)もいます。また、プログラム修了生と共同で勉強会や研究なども行っています。こうした繋がりが当プログラムの大きな強みの一つであり、本学だからできることだと確信しています。


横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科准教授 原 広司
SIMBA(ソーシャル・イノベーションMBA)担当教員
https://www.yokohama-cu.ac.jp/int_manage/program/simba.html



ご挨拶・メッセージ