SEKIMOTO LAB.
OUR RESEARCH
横浜市立大学 大気環境質量分析研究室にようこそ!当研究室では「大気の科学」に興味を持ち、現代の先端質量分析法を用いて研究を行っています。
私たちを取り巻く大気は、地球上の生態系を維持するために必要不可欠な要素です。多くの生物は、呼吸を通じて大気を体内に取り込み続けることで生命活動を行うため、生体に対する大気の影響は甚大です。この大気の影響を理解するため、「大気にはどのような微量成分が含まれ、地球生態系にどのような影響をもたらすのか、それら微量成分は何の発生源からどのようなメカニズムで発生するのか」ということを追究しています。
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植物や人為的活動から発生するVOCを計測し,大気中での化学反応を理解する
私たちを取り巻く大気の99%以上は主に窒素や酸素、二酸化炭素、水蒸気などから構成されますが、残りの1%未満には、数千種類にも及ぶ揮発性有機化合物(VOC)が含まれています。...
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様々なイオン分子反応のメカニズムを正確に理解する
電荷を持ったイオンやそれらが関わるイオン分子反応、溶液内ではもちろん、大気中のような気相の科学でも重要な役割を果たしています。...
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新規アンビエントイオン化質量分析法の開発
アンビエントイオン化質量分析法とは、2000年以降に開発された比較的新しい質量分析技術で、サンプルの前処理がほぼ要らず、リアルタイムに“その場(in situ)”で計測することが可能です。...
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