わたしたちが考える周年事業
横浜市立大学は、2028年に創立100周年を迎えます。わたしたちが100周年という大きな節目を前に考えたこと、それは周年事業を単なるセレモニーで終わらせることなく、本学に関わるすべての人々が一体感をもって、未来へつなぐ想いを共有することです。
そこで、創立90周年の2018年を100周年に向けたカウントダウンの年と捉え、ここを起点に100周年に向けた周年事業をスタートさせることにしました。
横浜市立大学の未来はどうありたいか。すべての人が考え、未来の発展を願い、誓う。
そんな決意を込めて、「未来を創り、未来を描く、未来のための10年」(90→100の周年事業)とします。
メインコピーは、「伝統と革新の、その先へ。」
横浜市立大学の歴史には、時代を駆け抜けた人々の想いがあります。商学の発展のために、医療の発展のために、力を尽くした先人たちがいます。時代をも越える英知を持ち、賢明に時代をリードしてきた人々。
わたしたちは歴史の一途をたどりながら、先人の功績に感謝し、そして世界を目指し、時代の先へと向かって歩き続けます。
伝統と革新のその先に、わたしたちの目指す横浜市立大学の姿があります。
わたしたちが届けたいこと
周年事業を通して、わたしたちは3つのメッセージを届けます。
- これまで大学の発展を見守り支援してくださった「市民の皆様に感謝」の意を表し、
- 学生や教職員、卒業生、市民の皆様等、本学に関わる方々と「100年に1度の喜び」を分かち合い、
- 横浜とともに歩む総合大学として、「さらなる発展」を決意します。
90周年記念式典で伝えたいこと
式典では、横浜市立大学が歩んできた歴史の足跡を振り返り、次の100年に向けて想いを新たに踏み出すための、未来への誓いである「YCUビジョン100」を窪田 吉信学長が発表しました。
YCUビジョン100とは、本学の変わらぬ使命であるYCUミッションを核とし、教育・研究・医療を軸に、時代に果敢に挑み、さらなる発展を目指すために重点的に取り組む4つの事業を打ち出したものです。さらに、この重点事業を推進するために3つの「記念事業プロジェクト」を立ち上げ、「YCU100募金」を開始しました。
周年ロゴマークに込めた想い
横浜市立大学が「歴史と伝統を重んじ、未来へ果敢に挑戦し、革新的に進化していく大学である」ことを示すとともに、横浜市立大学に関わるすべての人が大学の未来を考え、未来を創るために総力を挙げることを誓う、決意表明のマークとして制作しました。
90→100の周年事業期間、シンボルマークやロゴ、校章と組み合わせて、あらゆる広報物に使用し、周年事業のコンセプトをPRしていきます。
コンセプト
パレット palette
YCUを想い、YCUに関わる全ての人が思いのままに未来を描く。
伸びやかな曲線と柔らかなタッチで、自由に大胆に発展していく姿をイメージ。