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 YOKOHAMA医療の視点
 

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当科では食道がん、胃がん、大腸がん、胆道がん、膵臓がんといった消化器がんを中心に、神経内分泌腫瘍(NET)、神経内分泌がん(NEC)、原発不明がんや肉腫など特殊な悪性腫瘍の治療を行っています。また、耳鼻咽喉科、口腔外科と協力しながら頭頚部、口腔がんの治療や、他の診療科とまたがる重複がんなど、多岐にわたる固形がんの診療にあたっています。当科で行う治療は化学療法が中心ですが、必要に応じて内科、外科、放射線科と相談、協力しながら集学的ながん治療の一翼を担っています。また、緩和ケアチームとも綿密に連携をとっており、時間が合えば毎朝の臨床腫瘍科のカンファランスにも参加していただけるので、直接相談しています。 当科での診療は、集学的ながん治療、緩和ケアに携わりますし、主治医として患者さんを診る場合は背景疾患やがんによる副作用など全身を診ます。時に精神的な側面や社会的な側面からアプローチすることもあり、がん患者に対する全人的な医療を提供できる科だと思っています。

当科は消化器内科、消化器外科出身のスタッフが多いですが、初期研修を終えてすぐに入局したスタッフもおり、様々です。私自身は初期研修を終えて肝胆膵消化器病学教室に入局し、2年間市中病院で消化器内科として後期研修を行ったのち、2019年度から当科に所属しています。色々な背景のスタッフがいることで内科的な目線、外科的な目線どちらからの意見も議論を交わすことができますし、消化器内科、外科どちらにも垣根低く相談しやすいといった点もメリットだと感じています。

必要に応じて当院の呼吸器内科、血液内科、乳腺外科をローテートし症例を経験することでがん薬物療法専門医の取得も可能となっていますし、タイミングが合えば国内外の留学も可能です。

臨床腫瘍科、腫瘍内科といった診療科自体がない大学もあり、まだまだマイナーな診療科ですが、近年抗がん剤、分子標的薬によって化学療法が複雑化し、また免疫チェックポイント阻害薬やがんゲノム医療の登場によってまさに“これから”の診療科だと思います。一緒にこれからのがん診療を担っていきませんか?

見学など随時受け付けていますので、興味ある方はぜひ一度ご連絡ください。
連絡先: yoncol@yokohama-cu.ac.jp

一週間の流れ 1週間の流れ
※そのほか適宜再診、新患、予約外の診療も行っています。
午前、午後あわせて2コマの外勤があります。(例えば大久保は水午前・午後が外勤です) 大久保は肝胆膵消化器病学にも所属しているため火午前に内視鏡検査もやらせていただいています。
横浜市立大学附属病院 臨床腫瘍科 大久保直紀(平成27年卒)
懇親会にて