計算科学(理論科学)研究の強み

 計算科学(理論科学)によるシミュレーションを駆使することで、短寿命、超高圧、極低温、さらには危険物質など、実験科学では取扱いが不可能、もしくは取扱いが極めて困難な現象・系でさえも、私たちにとっては大変興味深い研究対象となります。


 例えば、量子化学計算で得られる「波動関数」や分子動力学計算で得られる「反応軌跡」を解析することで、実験だけでは直接得ることが困難な遷移状態や反応機構(メカニズム)の理解、そしてその理解に基づいた予測・設計が可能となるわけです。そのため(1)で述べたように、私たちの研究テーマは、物理学・化学・材料科学・生命科学、さらにはそれらの境界領域(例えば、生体超分子科学、機能性材料設計など)等、非常に多岐に及びます。これも計算科学(理論科学)研究の一つの魅力と言えるでしょう。

研究室活動

 特段理由のない限り、コアタイム(朝9時30分から夕方5時)は研究室で研究しますが、殆どの皆さんは夜9時ごろまでは研究しています。やむを得ず休む場合や遅刻する場合は、必ずメーリングリストへ連絡して下さい。

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計算機に関して

 先ず、端末用のパソコンとして、一人に一台の計算機(基本的には、WindowsかMac)を与えています。

 計算科学シミュレーションに用いるのは、並列化計算機です。量子物理化学研究室では、現在200CPU以上の計算機を所有しており、それらは理科館4階、および産学連携室に設置しています。2年次後期のシミュレーション実験で使用した並列化計算機も、私たちが管理しています。実際の研究では、例えば32CPUを二ヶ月以上も独占して使用する場合もあります。また分子科学研究所、理化学研究所、九州大学のスーパーコンピュータも使用しています。ちなみに3年前までは、八景キャンパス学内の電源諸事情のため、お隣にある「東急車輛製造株式会社」様の一室をお借りし、そこに当研究室の並列化計算機一式を設置していました。

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進学希望者諸君

量子物理化学研究室では、横浜市立大学学内からだけではなく、学外からの学部外研生大学院修士課程入学大学院博士課程入学博士研究員を歓迎しています。

私たちの研究内容は、このホームページを参考にしてください。出身大学、出身学部・分野は一切問いません。量子物理化学研究室に少しでも興味のある方、受験を希望される方は、まず立川あるいは石元まで連絡してください。(現在のメンバーも、他大学出身者が多数を占めます。)

皆さんの積極性を期待しています!

【連絡先】

立川 仁典
tachi@yokohama-cu.ac.jp
島崎 智実
tshima@yokohama-cu.ac.jp
北 幸海
ykita@yokohama-cu.ac.jp

大学院博士前期(いわゆる修士)課程

量子物理化学研究室の博士前期課程は、「横浜市立大学 大学院生命ナノシステム科学研究科 物質システム科学専攻」に所属します。今年度の博士前期課程の入試日程は、以下の通りです。

【第一期募集】

出願期間:
2021年7月20日(火)~7月22日(木)
試験日:
2021年8月17日(火)

【第二期募集】

出願期間:
2021年10月25日(月)~10月27日(水)
試験日:
2021年11月27日(土)

詳細は この頁 を参照して下さい。

(https://www.yokohama-cu.ac.jp/admis/graduate/nanobio/seimeinano_youko.html)

大学院博士後期(いわゆる博士)課程

量子物理化学研究室の博士後期課程は、「横浜市立大学 大学院生命ナノシステム科学研究科 物質システム科学専攻」に所属します。今年度の博士前期課程の入試日程は、以下の通りです。

【第一期募集】

出願期間:
2021年7月20日(火)~7月22日(木)
試験日:
2021年8月19日(木)

【第二期募集】

出願期間:
2022年1月5日(水)~1月7日(金)
試験日:
2022年2月9日(水)

詳細は この頁 を参照して下さい。

(https://www.yokohama-cu.ac.jp/admis/graduate/nanobio/seimeinano_youko.html)

データサイエンス研究科について

本研究室の立川教授は2020年4月より発足致しました、データサイエンス研究科データサイエンス専攻に所属が変更となりましたため、データサイエンス研究科での入学が可能です。

詳細は この頁 を参照して下さい。(https://www.yokohama-cu.ac.jp/ds/ )

博士研究員(特任助手・特任助教)

当研究室では、電子状態理論や統計化学理論を駆使し、物質の構造、物性、動的挙動に関する理論的研究を行っています。またそのための新しいシミュレーション手法・技術の開発も、重要な研究テーマの一つです。具体的には、多成分系を取り扱うための分子軌道法、経路積分法、量子モンテカルロ法などの手法開発、および機能性材料、生体分子のシミュレーションを手がけています。博士研究員を希望する方は、随時、連絡ください。

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