量子物理化学研究室のこれまでの業績をご紹介します。
▼ 第一原理計算手法の新規開発
第一原理多成分系分子軌道法
分子軌道の概念を、プロトンや陽電子といった多成分系に拡張することで、核の量子揺らぎや陽電子の量子効果も柔軟に表現することを可能としました。
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第一原理経路積分法
核の量子揺らぎに経路積分法を、電子に分子軌道を適用することで、有限温度のもとで核・電子全自由度を量子力学的に取り扱うことを可能としました。
▼詳細
第一原理多成分量子モンテカルロ法
量子モンテカルロ法を多成分系に拡張することにより、多成分系化合物の数値的な変分エネルギーの厳密解を算出することを可能としました。
▼詳細
▼ 業績
▼ プロジェクト
・ 萌芽的課題1:基礎科学のフロンティア - 極限への挑戦 平成28年度~
・ 分野2:新物質・エネルギー創成 平成26-27年度
第4課題 エネルギー変換担当:立川仁典
科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)
・ 課題番号:19H05063 新学術領域研究 令和元-2年度
「高次水素機能の発現機構解明および高精度予測に向けた多成分系量子化学手法の高度化」
研究代表者:立川仁典
・ 課題番号:19H05155 新学術領域研究 令和元-2年度
「エキゾチック分子系に対する高精度計算のための量子化学的全自由度第一原理手法の構築」
研究代表者:立川仁典
・ 課題番号:19H05062 新学術領域研究 令和元-2年度
「金属ナノ粒子の不均一表層における水素ダイナミクスと触媒活性」
研究代表者:石元孝佳
・ 課題番号:18H01945 基盤研究(B) 平成30-32年度
「量子多成分系理論の高度化とシステム構築:プロトニクス・ポジトロニクスへの展開」
研究代表者:立川仁典
・ 課題番号:18K05035 基盤研究(C) 平成30-32年度
「平面波局在混合基底電子状態計算の開発と疎水ナノ細孔中での高速プロトン移動の解析」
研究代表者:石元孝佳
・ 課題番号:18K05041 基盤研究(C) 平成30-32年度
「量子モンテカルロ法の発展・深化による多原子分子への陽電子吸着機構の理論的解明」
研究代表者:北幸海
・ 課題番号:16K05663 基盤研究(C) 平成28-30年度
「分子内トンネル現象における逆同位体効果の解析に向けた反古典的経路積分法の開発」
研究代表者:河津励
・ 課題番号:16H00780 新学術領域研究 平成28-29年度
「超分子・生体分子の自己集合機構の理解のための量子シミュレーション手法の高度化」
研究代表者:立川仁典
・ 課題番号:15KT0067 基盤研究(B)(特設分野研究)平成27-29年度
「量子論的遷移状態および量子論的反応経路の確立とその応用」
研究代表者:立川仁典
・ 課題番号:26410020 基盤研究(C) 平成26-28年度
「量子モンテカルロ法の発展・深化による陽電子吸着分子に対する同位体効果の理論的解析」
研究代表者:北幸海
・ 課題番号:26620013 挑戦的萌芽研究 平成26-27年度
「水素結合型強誘電体における同位元素効果の分子論的起源」
研究代表者:立川仁典
・ 課題番号:26102539 新学術領域研究 平成26-27年度
「量子シミュレーション手法の深化による超分子および生体分子の自己集合機構の解明」
研究代表者:立川仁典
・ 課題番号:25104721 新学術領域研究 平成25-26年度
「物質デザインへの展開のための量子多成分系分子理論の高度化」
研究代表者:立川仁典
その他
・ 東京応化科学技術振興財団 第33回「研究費の助成
「大規模分子シミュレーション技術の開発と実構造モデルへの応用」
研究代表者:石元孝佳
・ 富山大学和漢医薬学総合研究所共同研究 平成26年度
「和漢薬のターゲットタンパク質のインシリコ探索」
研究代表者:立川仁典