本文へスキップ

横浜市立大学大学院医学研究科・医学部医学科 医学教育学教室

TEL. 045-787-2626

〒236-0004 横浜市金沢区福浦3−9


  次世代の優れた医学教育者の育成をめざしています! 
横浜市立大学大学院医学研究科・医学部医学科 医学教育学教室

医学教育学のホームページへようこそ

TOPICS

   
  • 医学教育学教室とは    
     医学教育学は医師養成のあり方を研究する学問分野です。
     当教室では、特に医学・医療分野における能動的学習法、プロフェッショナリズム(医療倫理やコミュニケーション)に関する順次性を重んじたカリキュラムの開発、および、効果測定法について研究しています。
     また医療・医学と社会をつなぐメディカルサイエンス・コミュニケーターの育成にも力を入れています。

                                              後藤英司 名誉教授
  • 教育の沿革                
     当教室は、平成8年(1996)に医学教育情報部門として立ち上がりました。当時の内科学第二講座の後藤英司講師が助教授として就任し、活動を開始しました。当初は、福祉施設実習、医史学、フリークォータ、臨床医学入門(系統別講義)などの科目を担当し、医学部のカリキュラム全体を見直して改善することが主な任務でした。1年後には、医学教育学講座(医学部)・ 行動情報医学講座(医学研究科)と改名されました(現在までその名称が引き継がれています)。
     平成10年には模擬患者参加授業や客観的臨床技能評価(OSCE)を導入しました。
     平成11年以降、医療安全、医療倫理、患者医師関係等の教育担当、文部科学省の医学教育モデルコアカリキュラム(平成13年提示)の編纂事業にも参加するようになりました。
     平成14年には、後藤助教授が医学教育学講座の初代教授として就任。16年には横浜市立大学附属病院に臨床研修センターが設立され、後藤教授が臨床研修センター長を兼務。以降、卒後教育担当の臨床研修センターと卒前教育を担う医学教育学講座が密接に連携して活動することになりました。同時に、日本医学教育学会や医療系大学間共用試験実施評価機構での活動も盛んになりました。
     平成17年より文部科学省の大学教育改革推進事業(GP事業)である特色GP「医学部における実践的な医療安全教育」(医療安全、医療倫理、コミュニケーション教育を統合した順次性を重んじた6年一貫教育プログラムの実践)、また、平成18年からは現代GP「学生が創る地域の子ども健康プロジェクト−医学生と看護学生の連携による取組」(医学生と看護学生が連携して地域の小中学生を対象にした「訪問授業」や「健康生活キャンプ」を企画運営するプロジェクト型教育)、さらに、医療人GP「不足診療分野の長期専門医研修コースの導入-病院内子育て支援体制の充実-」(女性医師の子育て・復職支援プログラム)に取り組むことになりました。
     平成19年の文科省がんプロフェッショナル養成プラン「横断的ながん医療の人材育成と均てん化推進(主幹校:東京大学)」、および、平成24年(2012)がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン(主幹校:東京大学)の申請を担当し、大学間の連携コーディネートも行っています。
     これまでに当教室には、3名の修士課程学生が在籍し、修了後は博士課程や一流企業で活躍しています。また、現在3名の博士課程学生が当教室で医学教育学の学習・研究や医工連携研究活動を行っています。
     

横浜市立大学

〒236-0004
横浜市金沢区福浦3−9

TEL 045-787-2626
FAX 045-787-2620