作業を行う前に
作業中、後に再起動を要求されることがあります。
(アップデート中は業務や演算処理などは行わない方がよいでしょう)
アップデート作業に失敗した場合、 システムが破損することがあります。
環境の変化に対応していない、ハードウェア・ソフトウェアの動作に影響が発生することがあります。
(特にノートパソコンにおいて”ServicePack”や”ドライバの更新”を適用する際に、高い確率で発生します)
修正プログラムを適用することで、新たな問題が発生することがあります。
(PCの使用環境によるものや、修正プログラム自体にバグが存在する場合などもあります。)
”適用前の環境をアーカイブする”を選択し、適用前のシステム環境をバックアップするようにしてください。
※修正プログラムを適用で、新たな問題を誘発することがあります。
特に、”緊急”などのテスト期間が短いものに多く見られます。
しかし、セキュリティの脆弱性に関する問題は、短ければ数日以内に、ハッキングやウイルスの侵入経路となる可能性がありますので、
バックアップなどの対策を講じた上で、速やかに適用する必要があります。
また、修正プログラムの多くは、プログラムの追加と削除からアンインストールすることができます。
適用と一致するタイミングで障害が発生した場合は、アンインストールすることで問題を回避することができます。
必ず重要なデータのバックアップを、取ってから行うようにしてください。
※マイドキュメントや、データフォルダを他の媒体にコピーするだけでも十分な効果が期待できます。
※バックアップ先は必ずMOや外部HDD、CD-Rなど、他のPCから簡便に利用できる媒体を選定してください。
これにより、アップデート処理を実行中にも、他のPCで業務を継続して行うことが可能になります。
また、万一の場合(システムが破損し、起動できなくなった場合)に、データを損失することなく、
個人で復旧作業を行うことが可能になります。
※不要になったバックアップデータは削除し、他者から閲覧されないように留意してください。
また、不要なメディアは他のPCから閲覧できない状態にしてから廃棄してください。
(物理的に破損させるのが最も簡単な方法です。)
※特に、サーバ用途に使用している機体は、適用前と適用直後のシステムデータも別途確保しておきましょう。
ブラウザ(IEなど)のセキュリティが高く設定されている場合、
ダウンロードプログラム(修正プログラムを受信するために必要)を取得できないことがあります。
その場合は、アップデート作業が完了するまでの間、一時的に既定(デフォルト値)に設定し、問題を回避してください。
十分なディスクスペースを確保してください。
※アップデート作業には、HDDに作業用のスペースが必要になります。
また、可逆的にアップデートを行うためには、作業前の環境を、バックアップデータとして残しておく必要があります。
(このバックアップデータは、あくまでもシステム環境のみであり、ユーザの作成したデータについては考慮されません)
そのため、Windows2000,XPであれば最低1GB、98,Meは500MB以上の空き領域を、
システムドライブ(通常はCドライブ)に確保してください。
実行前に、一度再起動を行ってください。
※何らかの処理を行ったPCは、作業用の領域が他のデータで占有されており、
十分な余力が無い場合があります。
※ノートパソコンは、可能でれば電源を落とした上で一定時間放置し、放熱させた上で行ってください。
不要なプログラムを終了させて下さい。
※可能であればワクチンソフト以外の常駐プログラムを終了させてください。
(ネットワーク感染型ウイルスに抗するため、ワクチンソフトは動作させておきます)
スクリーンセーバーや、省電力機能をOFFにした状態で行ってください。
※これらの機能は一定時間処理(もしくはキー入力)が行われない場合に、HDDやディスプレイなどを休止状態にし、節電を実現するものです。
アップデート作業中は、幾たびか確認要求が表示されるため、応答待ちの状態で数分間放置しますと、
休止状態に移行してしまう可能性があります。
申し訳ないのですが、省電力機能などについての処理手順は省かせてください。
(各PCのマニュアルに記載されています)
ノートパソコンは、必ず電源コードを接続した上で行ってください。
ノートパソコンはアップデートする前に、メーカのHPなどで対応状況を確認してください。
※各メーカ独自の技術設計が強く反映されているため、
一般的な環境を想定している、WindowsUpdateでは不具合が生じることがあります。
※通常のセキュリティの修正程度ならば問題になることは少ないのですが、
ServicePackなどの大幅な更新を行う場合、 ハードウェアが動作しなくなるなどの致命的な不具合が発生することがあります。
多くのメーカーがHPなどで対応状況や、問題の回避方法(回避用のプログラムなど)を提示しています。