第6回産学官共創会議
2025年07月16日、第6回産学官共創会議を開催しました。
本会議の目的は、大学、民間事業者、NPO、研究機関、行政などの産官学が連携し、データサイエンスとエビデンスに基づいて新たな共同研究や社会実装を創出することです。特に、子育て世代の時間貧困と男女共同参画の解消を目指します。大学からの情報提供だけでなく、参加者と
「共創」していくことを重視しています。
議論の内容
この会議では、横浜市立大学が中心となり、子育て世代の時間貧困や都市型の少子化といった社会課題の解決を目指す議論が行われました。
その核心的なアプローチとして、データとエビデンスを重視する大規模な追跡調査
「ハマスタディ」(https://www.hamastudy.net/home)を推進。
その研究成果を学術的な知見に留めず、産官学の参加者との「共創」を通じて具体的な政策やサービスとして社会実装に繋げるための議論を行いました。
成果報告
ご参加いただいた感想
- 地域子育て支援拠点が日々頑張っていることを見てくださり、利用者さんもそこを感じ、涙が出そうなくらい嬉しい。子育て支援拠点は、まさにごちゃまぜの場を目指している。シニア、小学生、学生のボランティアも入れている。子育て世代だけではなく、それ以外の世代が子育て支援拠点を知ることが大事で、口添えで広がる可能性があると思う。
- 境界を作らないことが大切だと思う。子育て支援拠点に限らず様々なサービスでもそのようなことが言われている。一方で境界を作ってきたのは機能的な分かりやすさや便利さがあるためではないか。
- こういうような効果検証して欲しい等の意見があれば、次に繋げていきたいのでそこに活かせる項目があれば、お聞きしたい。
- 地方自治体の職員として学術的な話は、非常に興味深かった。ハマスタディの研究は注目と期待をしている。研究の成果を何らかの形で施策として、実行したいので、両者で伴走しながら取り組みを進めていけたら良いなと思っている。