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学会・研修報告

本学と京都大学が共同で開催した、臨床研究のワークショップであるCLiP extensionへの参加の感想です。教室から参加費の補助をいたしました。今後もこのような機会をどんどん提供しますので、皆さま積極的に臨床研究について学びましょう。以下、参加者4名の感想です。

→ポスター(PDF)はこちらから

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■横浜労災病院 大嶋 明先生
臨床研究のデザインの仕方の難しさを学んだことと、統計学の必要性を学びました。驚いたのは、RCTより電子カルテや健診記録などのデータベースで現在は多くの情報を検索できるようになっていることと、それを活用することでコホート研究のようなことができてしまうようになっているということです。また、統計学的に診療補助として多くの医師が行っている検査や治療内容などを、ホップアップシステムを使って知らせる機能があるということが驚きました。京都大学のCliip extensionという通信講座があると伺ったので、臨床研究において、統計の必要性は痛感したので、是非行ってみたいとは思いますが、講座が10万と高いのがネックです。医局から補助などあれば幸いです。

■済生会南部病院 中野晃太郎先生
先日はClip extentionに参加させていただき、ありがとうございました。論文を作成するうえでの基本的な考え方、論文を内容構成するための組み立て方、着眼点についてヒントを得ることができました。今後の論文執筆に役立てようと思いました。

■済生会横浜市南部病院 岩澤堅太郎先生
この度は、CLiP extensionワークショップという大変有意義なワークショップのご案内をいただき誠にありがとうございました。臨床研究のイロハを学べる機会はこれまでにありませんでした。事前学習(1時間程度)を含めて、豪華講師陣に多くを教えていただき、大変勉強になりました。Clinical questionをどうResearch questionに変換していくかを学びたい方にはぜひお薦めしたい内容でしたし、臨床研究に興味がなくても日々論文を読むための基礎知識として学んでもいい内容であると思いました。

■大和市立病院小児科 只木弘美先生
小児アレルギー学会でも同様のワークショップがあり参加しましたが、今回は次元が高いお話で夢が広がりました。臨床研究を組み立てる上で、ある一定のトレーニングは必要だと感じました。ぜひ大学ではこのようなカンファレンスをして若い先生の教育に役立ててほしいなと思いました。(アレルギーグループの勉強会ではすでに取り入れようと考えています)また、今回市大の小児科からは数名しか参加しておらず、大学の先生がいなかったのが残念でした(こども医療からは10名必須で参加となって いました)。中堅から上の先生方も必要な知識と考えますので、今後は上の先生も参加されてはいかがでしょうか。

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