本教室では、データサイエンスと疫学手法を応用して、保健医療上の課題に対してエビデンスを創出し、そのエビデンスを社会に還元することにより、新しい健康社会を実現することを目標としています。
当教室の活動(教育活動など)について紹介いたします。
実施中の研究プロジェクトを紹介します。
当教室のメンバーを紹介します。
当教室のメンバーによる研究論文等の発表について紹介します。
教育研究で協働しているヘルスデータサイエンス専攻へのリンクです。
【日本人における社会経済的地位と糖尿病有病率】
JPHC-NEXT研究のデータを用いて、日本人における社会経済的地位と糖尿病有病率の関連を検討した論文が Mayo Clinic Proceedings 誌に掲載されました。
【アジア人におけるいびきと心血管疾患の関連についてのEditorial】
メンデルのランダム化法を用いてアジア人におけるいびきと心血管疾患の関連を検討した研究についてのEditorialが Respirology 誌に掲載されました。香港大学のShiu Lun Au Yeung教授らとの共著論文です。
【メンデルランダム化法のチュートリアル論文】
メンデルランダム化法について解説した論文が Annals of Clinical Epidemiology 誌に掲載されました。香港大学のShiu Lun Au Yeung教授らとの共著論文です。
【透析施設への下肢末梢動脈疾患指導管理加算の影響分析】
ヘルスデータサイエンス専攻の卒業生の鈴木康紀さん、清水沙友里先生、筑波大学の岩上将夫先生と実施した、「透析施設への下肢末梢動脈疾患指導管理加算が末梢動脈疾患の診療やアウトカムに及ぼす影響」についての論文が発表されました。鈴木さんが粘り強く取り組んだ研究が論文となってとてもうれしいです。イベント数と追跡期間が十分ではないのでアウトカムは再評価する必要があると思いますが、このように医療政策をデータで検証する研究を続けていきたいです。
【疫学会ニュースレターでの研究室紹介】
疫学会ニュースレターで研究室紹介をさせていただきました。貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。同ニュースレターでは、桑原准教授の企画で、人の健康と地球の健康の双方を一体的に捉える「プラネタリーヘルス」が特集されています。是非ご一読を。
【赤肉・加工肉摂取と2型糖尿病リスク】
日本人を含む世界20カ国から約200万人のデータを分析した大規模研究により、赤肉・加工肉の摂取量が多いと2型糖尿病のリスクが高いことが明らかになりました。澤田典絵客員教授、後藤温教授が研究プロジェクトのメンバーに入っており、日本のJPHC Studyの結果も含まれている研究成果です。