横浜市立大学附属病院 小児科
主な対象疾患
神経グループでは、市民総合医療センターと協力病院の神経外来で、てんかん、脳性麻痺など重症心身障碍、自閉症やADHDなど発達障害、脊髄性筋委縮症や先天性筋ジストロフィーなどの神経筋疾患、自己免疫性神経疾患(重症筋無力症、多発性硬化症、CIDPなど)、ミトコンドリア病などの代謝疾患、脊髄小脳変性症など変性疾患など、幅広い疾患の患者を診療しています。また入院患者では、上記疾患に加えて、急性脳症、ADEMなどの急性疾患の治療を行っています。
てんかんの患者さんは、神経外来においてもっとも数が多く、コントロールが困難な難治てんかんの患者さんも数多く紹介されてきます。本邦では近年、新規抗てんかん薬の認可が相次いでいますが、当グループではそれら新規治療薬を積極的に取り入れています。また、市民総合医療センターでは、難治てんかんに対してケトン食療法を行っております。
急性脳症に対しては、ICUやPHCUで脳低温療法や抗サイトカイン療法などの特殊治療を行っています。市民総合医療センターでは、10年以上前から急性脳症に対する低体温療法を行っており、国内でも屈指の症例数の経験があります。急性脳症は病因や画像所見、経過などで様々な病型に分けられますが、当グループではこれまでの経験を生かし、より後遺障害の少ない治療法を確立してゆくべく、取り組んでおります。
また、重症心身障碍児医療は、小児神経において大きなウェートを占めていますが、市民総合医療センターでは、患者さんとそのご家族のQOLの向上を目指し、痙性麻痺に対するボトックス療法や、消化器病センターと連携して胃ろう造設を行っています。
専門医制度
市民総合医療センターは小児神経専門医研修施設に認定されています。
協力病院も関連施設登録されています。
先端医療・研究
- 難治てんかんに対する新規抗てんかん薬の効果
- 小児急性脳症に対する軽度低体温療法・抗サイトカイン療法などの特殊療法
および早期診断や予後判定のためのバイオマーカーの探索 - ミトコンドリア病に対するアルギニン・コハク酸療法
.
.
Copyright 2011 Department of Pediatrics, Yokohama City University Hospital , All rights reseved.



