中條ゼミで学ぶ会計
グローバル化が進む現代社会において、ビジネスパーソンとして活躍するための手段として、「三種の神器」と呼ばれるものがあります。具体的には、『英語』、『IT』、『(国際)会計』のことを指し、その重要性は近年高まっています。経済主体における情報を伝達するシステムとして機能する会計は、ビジネスの世界共通言語ともいえます。多くの情報が飛び交う昨今において、この「会計」の知識を身に付けることでより正確な情報を手に入れることができます。
企業会計は主に企業内部で用いられる管理会計、税務処理のための税務会計、そして財務会計に分類され、この中でも中條ゼミでは「財務会計」に焦点を当てて日々学習をしています。財務会計とは、企業を取り巻く利害関係者に対して企業の現状を報告するための会計のことを指します。財務会計を学ぶことで企業の財務状況を読み解くことはもちろん、ビジネスモデルを含めた全体的な実態を把握することができます。
本ゼミでは主に財務会計について学習します。 財務会計は、企業内部の情報を株主や取引先などの企業外部の利害関係者に報告するための会計です。 特に、「有価証券報告書」と呼ばれる、企業が企業内容を外部へ報告するために作成する資料に着眼し、経営状態や価値を読み解きます。
企業の財務状況を読み解くことはもちろん、規模や体質を含めた全体的な実態を把握する力を身につけることができます。
学習プログラム
中條ゼミでどのように会計を学んでいくのか説明します。
2年次から4年次までの大まかな学習段階は下の図のようになっています。

中條ゼミでは、2年次では主に教科書発表から会計学の基礎を身につけます。会計学の知識を学び、徐々に具体的な分析方法、企業価値の手法を身につけることで発展的な会計学を学ぶ上での土台を固めていきます。3年次では2年次で学習した内容を応用し、日本語論文や英語論文、または同期内で使用したいテキストを用いながらさらに知識の幅を広げていきます。4年次には、ゼミ活動の集大成として個人テーマを設定し卒業論文の執筆活動を行います。
○教科書発表
2年次では毎週の授業の中で教科書を用いた発表を行い、会計学さらに財務会計の基礎を学習していきます。2018年度の前期には会計学の基礎を学ぶための教科書を用い、後期には企業価値に関する教科書を用いた学習を進めています。

(右)「新・企業価値評価」伊藤邦雄著・日本経済新聞出版社・2014年
今年度、2年次では上記の教科書を章ごとにグループを分けての発表形式で理解を深めていきました。会計学の知識だけでなく分かりやすく相手に伝えるためのプレゼンテーション方法やパワーポイントの作成方法なども同時に身につけていくことができます。また、聞き手側も事前に教科書を読んでからゼミに参加し、質疑応答の場で質問や議論を行うので発表者、聞き手ともにより理解を深めることができます。


上の2つのスライドは入ゼミした直後に作成したスライドとその後に作成したスライドです。教科書発表を続けていくことで、分かりやすく図に示したり、イラストを入れるなどしてより相手に伝わりやすいスライドの作成方法を身に付けることができます。
○財務諸表分析(財務レビュー)
求めるゼミ生像
私たちゼミ生は、ゼミ活動においての行動指針となっているIC&Cに共感し、また以下のことをゼミに求める方に入ゼミして頂きたいと思っています。


◎知的好奇心
・様々なことに興味を持てる人
・向上心がある人
◎コミュニケーション力
・自分の意見を積極的に発信することができる人
◎協調性
・他人の意見に耳を傾けることができる人
・素直な人
・周りを見ることができる人
中條ゼミでは上記のような学生に最適な学習環境を提供しています。新ゼミ生の皆さんと一緒に学ぶことゼミ生一同楽しみにしています。まずは、公開ゼミ、説明会に来て、
是非ゼミの雰囲気や楽しさを感じていただきたいです。
お待ちしております!
公開ゼミ日程
▶先生による説明会
11月26日(月) 文科研究棟大会議室
12月4日(火) 文科研究棟大会議室
どちらも12:10~12:40
▶ゼミ生による説明会
11月21日(水)、11月23日(金)、12月3日(月)、12月13日(木)、12月18日(火)
すべて12:10~12:40、本校舎201
▶公開ゼミ
11月26日(月)16:30~17:30 ビデオホール
12月4日(火)18:00~19:00
ビデオホール
どちらも財務レビュー「良品計画」
以下ゼミ生説明会の予約フォームのURLとQRコードとなります。
URL : https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd3lxUB4po8Ayz-w5LQjP8ygUlx4Gl2KNg-GuSNVvGldlGi6Q/viewform
QRL :

