中條ゼミで学ぶ会計

 グローバル化が進む現代において、「英語」は世界の共通言語となっています。それと同様に、ビジネスにおいても共通言語があります。ビジネス上でコミュニケーションに欠かせない「ビジネスの言語」とされるのが「会計」です。そのため「会計」は、企業の経営状態に関する情報を利害関係者に伝達する手段であると言えます。


 中條ゼミでは、会計学の中でも「財務会計」について勉強します。財務会計とは、経営状態を外部のステークホルダーに開示することを目的とする会計です。この財務会計を学び、会計情報を読み解き分析していくことで、企業の実態を把握できるとともに「ビジネスの言語」を身に付けることができます。

学習プログラム

 ここでは中條ゼミにおいてどのように財務会計というものを学習するかを説明します。まず、2年生では教科書を用いてグループ形式で発表を行います。「会計学の基礎」や「財務会計の基礎」といった教科書に沿った内容だけでなく、自らの分析・調査等で発見した付加価値を加えることでゼミ生全員の知識の定着を目指します。3年生では2年生で学習し、身につけた知識を活用し、企業価値分析などの専門的な分析を行います。4年生では今までのゼミ活動で得た知識を最大限活用し、卒業論文の執筆を行います。

  また、中條ゼミではこれらの体系的な学習に加え、全学年縦割りのグループワークを行っています。そのため、チームワーク力や実践的な能力の向上を図ることが可能です。

○教科書発表

 中條ゼミに入ってからは様々な活動を行うことになりますが、メインとなる活動が2つあります。その内の1つが「教科書発表」となります。「教科書発表」とは読んで字の如く、指定された教科書の内容を深く理解し、内容を嚙み砕き自分の言葉で発表する活動です。しかし、教科書をまとめて発表するだけではありません。少人数のグループに分かれて作業を進めていき、担当している範囲に関連する論文や文献を読んでいくことで、最終的に教科書にはない新たな情報等「付加価値」をもって”より分かりやすく””より詳しく”ゼミ生に伝える活動です。  
 そのため、2年生は会計学を理解し、知識を身に付けるだけでなく、グループでの活動で「適切な役割分担」や「会議のためのタイムマネジメント」等のノウハウを学ぶことができます。また、発表本番で”より分かりやすく”情報を伝えるため、図や表を多用し、視覚を意識した効果的なパワーポイントの使い方なども学ぶことができます。下にある図は実際に現在の2年生が作成したものです。

(出所)現2年生による教科書発表第11章発表スライドより引用。

 ここまでは発表をする側の内容を書きましたが、発表を聞く側の内容も当然存在します。聞く側は発表までに教科書を読み込み、分からない点・腑に落ちない点などを調べてきて発表を聞きます。この作業は非常に重要となってきます。発表は発表を聞く側が存在しなければ成り立たず、また発表を聞く側がある程度の準備を行っていなければ発表の意義は大幅に下がってしまうからです。より詳しく書くと、内容を知らずただ受け手になるだけでは教科書の内容を知るにとどまり、新たな付加価値も無駄にしてしまいます。そのため聞く側は、事前にしっかりと準備して教科書発表後に設けられる質疑応答や、それからつながる議論の質を高めることが求められます。  
 このように「教科書発表」では発表をする側と聞く側の双方の努力によって意義を持つ活動であり、中條ゼミ生はこの活動によって会計学の知識を蓄えていきます。

○財務諸表分析(財務レビュー)

 中條ゼミに入って行うことの2つ目は、財務諸表分析(財務レビュー)です。この財務諸表分析では、分析対象の企業を1社選択し、その業界内で比較対象企業をもう1社選択し、実際の企業の財務諸表をもとに比較分析を行います。そして、それらの分析から読み取れることを考察していき1つのレポートとしてまとめます。また、財務分析を通して会計学の知識を身につけることはもちろんですが、財務分析だけにとどまらず、その企業を取り巻く環境を分析する業界分析、実際に企業が行った経営戦略、為替の与える影響なども分析するのでそれらを通じて、経営学や、経済学の知識も身に付けることができます。
 さらに、財務分析は各学年3、4人ずつ集まり、全学年縦割りのグループを組んで、2年生は3、4年生からの指導を受けつつ分析を行います。また、このように縦の繋がりを設けることで、2年生は3、4年生から今まで自分たちの知り得なかった分析手法を学ぶことができます。
 今年度は物流業界から株式会社日新、製油業界からは日清オイリオグループ、食料品業界からはエバラ食品株式会社、種苗業界からはサカタのタネを分析対象企業として分析しました。そして、活動を通じて作り上げたレポートを、財務報告研究会や夏合宿で発表し、中條先生やOBOGの方々、他グループのゼミ生からの質疑応答を通して、そこで頂いたご指導などを踏まえて、その後の財務諸表分析の活動の質を高めています。

中條ゼミで得られるもの

 中條ゼミでは「財務会計」の学習を中心に行っていき、企業の財務状態や規模、実態を把握する能力を養成します。更に中條ゼミでは、毎週行っていく教科書発表はもちろん、財務諸表分析やゼミ運営のための活動まで全てをグループワークで行います。  


 グループの中では、同学年だけでなく先輩や、時にはOBOGの方々と意見を交換しあうことでより自分の知識を深めていきます。これらを通じて、会計の知識のみならず、自主性、協調性も同時に養っていきます。
 ゼミで活動していく中で、成長し培われる能力は実社会に出てからも確かなものとして機能します。中條ゼミを卒業された先輩方も、ゼミで培った何事に対しても自発的に行動していく力やプレゼンテーション能力を武器に、社会の第一線で日々ご活躍されています。詳しい就職先はMember pageをご参照ください。

求めるゼミ生像

  ・知的好奇心のある人
  ・コミュニケーション能力のある人
  ・協調性のある人

 中條ゼミでは、上記のようなゼミ生を求めています。ゼミ生活を通じて自身を磨き、共に切磋琢磨していきましょう。一年生の皆様を心からお待ちしています。

公開ゼミ日程

○公開ゼミ
11月21日(火)18:00~19:00 大会議室【教科書発表・財務レビュー】
11月29日(水)16:30~17:30 大会議室【教科書発表・財務レビュー】
○指導教員説明会
11月17日(金)12:10~12:40 文化研究棟333
12月8日(金)12:10~12:40 文化研究棟333
○ゼミ生によるゼミ質問会
11月16日(木)12:10~12:40 本校舎201
11月21日(火)12:10~12:40 本校舎201
11月28日(火)12:00~12:30 本校舎201
12月7日(木)12:10~12:40 本校舎201
12月14日(木)12:10~12:40 本校舎201

(注)スタンプラリーが使えるのは「先生による説明会」のみですので注意してください。ゼミ生の説明会・公開ゼミには事前予約が必要です。 下のQRコードから予約をお願いします。(先着〆切あり。) ※予約の〆切は11/10(金)までです。


下記リンクからも予約フォームに進むことができます。
  ↓  こちら   ↓
【中條ゼミ説明会予約フォーム】

(注)ゼミ面接では先生の説明会とゼミ生の説明会の2つに参加しているかを見る予定です。
詳しくは予約フォームをお読みください。