医学会賞
医学研究奨励賞







医学会賞・医学研究奨励賞 歴代受賞者


 年度 医学会賞  医学研究奨励賞 
   受賞者  研究課題 受賞者  研究課題
<1>
昭63
 塩之入 洋 (1)糖尿病患者におけるレニン活性化障害の研究
(2)心房性ナトリウム利尿ホルモンの作用と受容体の研究 
 相原 雄幸 ヒト及びマウス骨髄幹細胞の分離同定ならびにT細胞初期分化の解析
<2>
平1
 中内 啓光        免疫系における認識分子の分子生物学解析  青木 一郎 自己免疫疾患発症機構の解明―特に実験的移植片対宿主反応による自己免疫異常の研究  
 木原  実 延髄の血圧調節機構におけるアミノ酸伝達物質の役割について
 <3>
平2
 有田  順 内分泌細胞からのホルモン分泌とその調節に関する単一細胞レベルでの研究  佐々木哲雄 マトリックス代謝の調節機構の解明
 小山 洋道 無顎類中枢神経系の構造:脳神経の中枢投射様式
 <4>
平3
 棗田  豊    抗癌剤・免疫抑制剤の標的としてのIMP脱水素酵素アイソザイムの研究  塚本 利朗 分子細胞遺伝学的手法による先天性ペルオキシソーム欠損症の病因解明
 相原 道子 【MRL-1pr/1pr→ MRL-+/+】キメラマウスにおけるGraft-versus-Host Diseaseの特異性に関する検討
<5>
平4
 横田 俊平    川崎病惹起因子としての熱ショック蛋白質の研究  高木 敏貴 慢性関節リウマチにおよび変形性関節症における関節軟骨最表層の破壊防御機構の解明と、軟骨破壊予防薬、軟骨修復薬の開発
 鈴木 啓司 紫外線誘導蛋白質HSP72のDNA合成過程における機能の解明
<6>
平5
 梅村  敏 本態性高血圧症における腎交感神経α受容体の分子生物学的研究  田村 功一 レニン・アンジオテンシン系遺伝子発現調節の病態生理学意義についての分子生物学的・臨床的研究
 水嶋 春朔 循環器疾患予防における魚介類およびマグネシウム摂取の有効性に関する国際栄養疫学研究
<7>
平6
 毛利  博    血栓形成機構におけるフィブロネクチンの役割に関する研究  川口 博史 霊長類におけるC4,CYP21遺伝子の進化に関する研究
 西川 正憲 呼吸器疾患における細胞膜受容体の機能発現調節とその異常に関する研究
<8>
平7
 石井 則久     金属抗原における自己抗体産生機序の解析  小野 秀貴 Major histocompatibility complex(MHC)遺伝子の進化
各種皮膚遺伝疾患の遺伝子異常の検索
 木場 崇剛 消化管臓器の細胞増殖における神経因子の役割 
 田村 智彦 造血器細胞におけるapoptosisに関する研究−インターフェロン(IFN)系による制御を中心に−
 山中 正二 GM2ガングリオシド蓄積症モデルマウスの病態解明及び治療方法の研究
<9>
平8
 青木 一郎 ヘルパーT細胞免疫応答制御機構の解明に関する研究−特にFcR陽性NON-B/T細胞によるTh2細胞制御を中心に−  井上  健 Pelizaeus-Merzbacher病におけるPLP遺伝子異常の解析−特に遺伝子重複の解析について
 岸田  健 腎細胞癌における癌遺伝子及び癌抑制遺伝子の異常および癌化の機序の解明
 五嶋 良郎 C.elegansを用いたドーパ性神経伝達の分子機構の解明  杉田 泰之 皮膚科領域における種々の感染症のDNA診断法の確立
 平和 伸二 高血圧臓器障害に対する成因と予防−レニン−アンジオテンシン・カリクレイン−キニン系を中心として−
<10>
平9
 石川 義弘 cAMPをめぐる心筋細胞内信号伝達系の特異性  三五 一憲 GM2ガングリオシド分解ならびに合成酵素欠損マウスの作製とその解析
 鈴木 基好 遺伝子治療用アデノウイルスベクターの安全性と治療効率の最適化に関する研究
 白井  輝 サイトカインELISPOT法の開発とその応用  千島 隆司 遺伝子導入法を用いた癌細胞転移機序の解明および転移巣の遺伝子治療
 水木 信久 ベーチェット病の分子遺伝学的発症機構の解明
<11>
平10
 長嶋 洋治   腎腫瘍の病理学的・細胞生物学的研究  萩原 恵里 全身性自己免疫疾患に対するサイトカイン(1L-12)遺伝子治療の研究
 宮前 丈明 ドーパ性神経路の機能マッピングと分子基盤
<12>
平11
 吉川 貴己 担癌生体におけるインスリン抵抗性と癌  辻   隆 生体内免疫異常に基づく疾患に対する免疫調節分子による遺伝子治療の試み
<13>
平12
 伊藤 隆明 気道上皮細胞の分化決定機構の解明  杉田 光隆 胆嚢静脈のangio-CTを用いた肝内流入血管の検討
 田村 功一 レニン−アンジオテンシン系遺伝子発現調節機構とその病態生理学的意義に関する総合的研究
<14>
平13
 田中 祐吉 小児疾患の臨床病理学的研究−小児腫瘍を中心に−  川上 浩司 インターロイキン13受容体の構造、機能の解析、及び癌治療へのターゲティングの検討
 舩橋 利也 性腺刺激ホルモン分泌の中枢性調節機序  薄 敬一郎 自己免疫性末梢神経疾患における抗ガングリオシド抗体のfine specificityに関する検討 
 木原  実 傍系球体装置における細胞間情報伝達機構と腎血管病変形成のメカニズム     
<15>
平14
 美津島 大 視床下部ゴナドトロピン放出ホルモン分泌を支配するGABAニューロンの役割  都甲  崇 Argyrophilic grain diseaseの病理学的、生化学的、遺伝学的研究
 南沢  享 心不全治療における心筋筋小胞体機能改善の重要性  林  宏行 肺腺癌の多段階発癌及び進展過程における細胞周期関連蛋白発現の変化
     山路  聡 ILK-affixin signalを中心とした細胞運動・細胞接着機構の解明
<16>
平15
 上村 博司 前立腺癌に対するアンジオテンシンUレセプターブロッカーの腫瘍増殖抑制作用  嶌村  健  膵がんにおける浸潤・転移を規定する分子について解明するとともに膵がんの新たな腫瘍マーカーを探索する
<17>
平16
 鈴木  厚    進化的に保存された普遍的・根源的な細胞極性制御装置、aPKC/PARシステムによる哺乳動物上皮細胞極性制御機構の研究  岩坪 耕策 アデニル酸シクラーゼサブタイプの多様性を利用した細胞内cAMPシグナリング制御
 佐藤 秀光 Epidermal Growth Factor Receptor-Transfected Bone Marrow Stromal Cells Exhibit Enhanced Migratory Response and Therapeutic Potential against Murine Brain Tumors
 武下 文彦 自然免疫活性化シグナル分子を利用したDNAワクチン免疫原生増強法の開発 
<18>
平17
 梁  明秀  【基礎研究部門】
プロリルイソメラーゼPin1を用いた疾患関連リン酸化タンパク質の網羅的探索
 稲森 正彦  【臨床研究部門】
on-demand therapyに適した酸分泌抑制薬の検討(胃内pH及びCYP2C19多型に着目して))
 石上 友章   【臨床研究部門】
本態性高血圧症の成因の解明−分子生物学・分子遺伝学から臨床高血圧へのトランスレーショナルリサーチ
 志村 美英   【臨床研究部門】
心不全の病態形成過程における筋小胞体関連蛋白サルカルメニンの機能解析
<19>
平18
 島田  勝  【基礎研究部門】
エイズワクチンの開発:基礎から臨床へ
 押川  仁  【基礎研究部門】
カベオリンによる糖尿病新規治療の開発
 渡會 伸治   【臨床研究部門】
安全な肝切除の確立を目指して(肝臓外科13年間の歩み)
 岩崎 知之   【臨床研究部門】
内臓・皮下脂肪蓄積と肝脂肪含有量に相関する臨床指標の解析を通じたメタボリックシンドロームの病態の解明
<20>
平19 
 佐藤 元彦  【基礎研究部門】
新規G蛋白質活性制御因子の同定と機能解析に関する研究
 米田 正人  【臨床研究部門】
非アルコール性肝炎(nonalcoholic steatohepatitis)の病態解明、非侵襲的診断方法の確立
 遠藤 格  【臨床研究部門】
肝胆道外科におけるsimulationとnavigationの導入
 田中 邦哉  【臨床研究部門】
転移性肝癌の予後を改善させる肝切除術式および周術期治療の確立を目指して
<21>
平20
 石川 孝    乳癌治療における腋窩センチネルリンパ節生検に関する臨床的諸問題に関する系統的研究  青木 一孝 肝糖新生制御機構の解明と服薬コンプライアンスの改善を目指した臨床研究の推進
 桐野 洋平 炎症性疾患における heme oxygenase 1 の発現と機能
 森  雅亮 川崎病の病因検索および難治例に対する治療戦略の確立  高橋 宏和 大腸発癌における生活習慣因子の相関および化学発癌予防への臨床応用
 藤田 浩司 非アルコール性脂肪肝炎(non-alcoholic steatohepatitis;NASH)のトランスレーショナルリサーチ
<22>
平21
 石川 利之 ペースメーカー植込み症例における至適房室遅延(AV delay)の設定  石黒 斉  前立腺癌の進展におけるaPKCの機能解析 
竹内 良平  手術直後より全荷重歩行可能な変形性膝関節症に対する関節再生手術法の研究開発  奥寺 康司  がん細胞の異型性の分子基盤の解明 −肺癌診療への展開− 
<23>
平22
山下 暁朗 mRNA品質管理機構の分子基盤と医療応用 遠藤 宏樹 低用量アスピリン起因性小腸傷害の発生頻度・内視鏡的特徴・治療の検討
―カプセル内視鏡を用いた臨床研究―
來生  知 癌再発に関わる微小環境ニッチと骨髄単球細胞のマクロファージへの分化機構
横山 詩子   動脈管閉鎖の分子機序の解明 小林 直実 人工関節周囲感染におけるリアルタイムPCR法を用いた術中迅速起炎菌同定とその定量的評価の有用性の検討
廣瀬 智威  細胞極性制御因子による糸球体濾過膜の維持機構と糸球体疾患の関連解明
山下 直也 神経回路網の発達・可塑性・維持におけるCollapsin Response Mediator Proteinの役割
<24>
平23
才津 浩智 発達期の脳神経疾患における分子遺伝学的解析 佐野 大佑 同所性頭頸部癌モデルを用いた頭頸部癌頸部リンパ節転移に関与する遺伝子の解明
竹居 光太郎 神経回路形成分子LOTUSの機能と神経再生医療への応用 實木  亨 感覚機能代償における大脳皮質局所回路の可塑的変化
          土井  宏 次世代シーケンサーを用いた脊髄小脳変性症の疾患責任遺伝子単離
<25>
平24
小川 毅彦 In vitro精子形成法の開発 今成 健人 非アルコール性肝脂肪炎
(nonalcoholic steatohepatitis;以下NASH)の病態進展機序を解明する
鶴ア 美徳 Coffin-Siris症候群の分子病理の解明と新規責任遺伝子探索
中村 昭伸 2型糖尿病における未解決な大問題に対する治療戦略の確立
山口 由衣 細胞外マトリックス蛋白に着目した線維化疾患の病態解明と抗線維化療法の開発
<26>
平25
武部 貴則 発生初期過程の模倣による
iPS細胞由来ヒト臓器の人為的構成
後藤 温 重症低血糖と心血管病リスクに関する系統的レビュー・メタ解析のバイアス分析
富田 直人 難治性悪性リンパ腫の予後改善を目指した包括的臨床研究 白川 純 糖代謝を介した膵β細胞の小胞体ストレス制御メカニズムの解明
<27>
平26  
三宅 紀子 希少難治性疾患における遺伝的要因の解明と病態解析 青山 徹 局所進行胃癌術後の補助化学療法の継続性に関する検討
河原 崇司 免疫抑制剤を用いた膀胱癌の発生・進展抑制のメカニズム解明
菅谷 渚 過敏性腸症候群の心理・生理学的メカニズム解明における認知行動評価ツールの開発・応用
涌井 広道 老化にともなう心血管病におけるアンジオテンシン受容体結合蛋白の病態生理学的意義
<28>
平27  
 鶴ア 美徳  次世代シークエンサーを用いた遺伝性難治疾患の責任遺伝子の同定および病態解明    日暮 琢磨  メトホルンによる大腸腫瘍の新規化学予防法の確立
 宮崎 拓也 同種造血幹細胞移植後の急性GVHDの病態とマクロファージの活性化との関連 
<29>
平28  
  稲葉 裕 股関節変形疾患に対する安全で正確な手術治療の確立:コンピュータ技術を用いた術前計画・術中支援・術後評価と周術期合併症対策  藩 龍馬 全身性エリテマトーデスの治療法開発に向けた自然免疫応答制御機構の解明 
堀田 信之 Progression-Free Survival,Response Rate,and Diseae Control Rate as Predictors of Overall Survival in Phase V Pandomized Controlled Trials Evaluating the First-Line Chemotherapy for Advanced,Locally Advanced,and Recurrent Non-Small Cell Lung Carcinoma
<30>
平29  
 宮武 聡子 神経筋疾患(単一遺伝子疾患から rare variant 関連疾患まで)の遺伝学的解析 松澤 泰志 急性心筋梗塞患者における腸内細菌叢とその代謝産物TMAOの役割の解明
 竹本 研 光による蛋白質操作技術の開発とその応用 竹内 正樹 多人種集団を対象とした大規模ゲノム解析によるベーチェット病の分子遺伝学的発症機序の解明
<31>
平30  
 日比 潔 血管内超音波により末梢塞栓の高リスクと 考えられた急性冠症候群症例における、フィルター型 末梢保護デバイスの有用性の検討 臼元 洋介 死後変化に影響を与える因子の探索 および死後経過時間の推定式の作成
 水口 剛 統合的アプローチによる遺伝性疾患の原因解明研究 國本 博義 転写因子とシグナル因子異常の協調による 難治性小児白血病発症機構の解明と新規治療法の創成
<32>
令1
 後藤 温  大規模医療データ活用の課題に対処する臨床研究  崔 賢民 難治性骨関節感染症に対する新規診断法と治療法の探求
増川 太輝 L-DOPA 性神経伝達の生理学的意義解明
 白川 純  ヒト膵島を用いた糖尿病根本治療へ向けたトランスレーショナルリサーチ  
宮川 敬 HIV 複製を制御する宿主蛋白質の探索とその分子機序解析
<33>
令2
 梅村 将就 交流磁場の持つ抗腫瘍効果のメカニズム解析と 新しいがん治療機器の開発 小豆島健護 機能選択的レニン・アンジオテンシン系(RAS)調節 による新規生活習慣病治療法の探求 
 立石 健祐 悪性脳腫瘍に対する個別化治療を目指した トランスレーショナル研究
 宮ア 智之 新規 AMPA 受容体 PET イメージング技術による 精神神経疾患メカニズム解明に向けたトランス レーショナルアプローチ 松村 貴史   器官培養法を用いた、広汎な哺乳動物に適応する 体外精子形成系の開発
<34>
令3
 青山 徹 胃癌治療における治療関連有害事象に対する支持療法の確立  今井 治樹 プレベンドプレートとCAD/CAMオステオトミーガイドを用いた新たな顎矯正手術法の開発と精度評価
 桐野 洋平 成人自己炎症性疾患の臨床研究と基礎研究の融合による最適化医療の開発  結束 貴臣 非アルコール性脂肪肝疾患に対する腸管バリアをターゲットとした新規治療開発
 堀田 信之 メタ解析を用いた呼吸器疾患治療方法に関する臨床研究  郷原 正臣 急性心筋梗塞患者における血糖変動が心機能に与える影響の解明と予後改善のための治療指標としての可能性の検討
 宮川  敬 新興再興感染症に対する宿主防御機構の解明と治療法開発に向けた基盤研究  渡邊 友也 COL22A1に着目した皮膚線維化と創傷治療における病態解明と新規治療法応用への基盤構築
 <35>
令4
 小西 正紹 「心不全−肥満パラドックス」の病態基盤解明と新規治療開発のための骨格筋および脂肪組織に着目した研究      
 佐野 大佑 オルガノイド培養技術を用いた頭頸部癌に対する個別化治療開発を目指したトランスレーショナル研究
 日暮 琢磨 大腸癌の予防に向けたトランスレーショナル研究
 <36>
令5 
 加藤 真吾 心臓MRIを用いた冠動脈微小循環障害の評価に関する研究  栗田 裕介 DECT/EUSによる画像診断とバイオマーカーの融合による膵癌早期診断法の 確立
 福本  毅 エピゲノム制御から考える悪性黒色腫の個別化治療と患者層別バイオマーカーの探求を目指したトランスレーショナル研究
 米田 正人 臨床のグローバルスタンダードを変革させるMetabolic dysfunction associated steatotic liver disease
(MASLD)研究のイノベーション
 涌井 広道 アンジオテンシン受容体結合因子に着目した加齢・高血圧・脳心血管腎臓代謝内分泌病の病態連関制御

   
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