医学会講演会
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記 念 牌
この記念牌は横浜市立大学名誉教授、整形外科学、土屋弘吉博士の意匠による。アスクレピオスAsklepiosはギリシャ神話の医の神であり、アポロンとニンフ、コロニスの子とされている。ケンタウロス族のケイローンに医術と薬草処方の知識を授けられたという。星座の蛇遣い座と蛇座はアスクレピオスとその聖生物の蛇に因んで名付けられている。もっとも名高いアスクレピオン−アスクレピオスを祭った古代ギリシャの施療社殿−はエピダウルスにあった。ギリシャの社殿医療は紀元前5世紀後半のヒポクラテスの時代に繁栄したが、その内容はヒポクラテス医学とはまったくちがった独自のものである。病める者は社殿に参籠して祈りを捧げ、そして神の啓示をうけた。このような精神療法の他に、食餌療法、入浴療法、運動療法なども行われるようになったという。“近代”医学の父とされるヒポクラテスも、自らアスクレピオスの後裔と稱したという。アスクレピオス崇拝はエピダウルスからアテネ、ペルガモン、ついでローマに紀元前293年に伝えられた。ローマではエスクラピウスAesculapiusと呼ばれ、テイベル川の島の社殿に分祠された。アスクレピオンの神官でもあった。アスクレピオス学派に属する医師はアスクレピアドAsclepiadと呼ばれていた。この名前はひたむきな学識の深い医師の総称ともなっている。
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申し込み先
横浜市立大学医学会(福浦 A207号室)
TEL:045-785-9338 FAX:045-785-9328
E-mail:gushin*yokohama-cu.ac.jp
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