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横浜市立大学医学会
会長 金子 猛
本年4月1日付で医学部長を拝命し、現在、横浜市立大学医学会会長を務めさせていただいております。
横浜市立大学医学会は、横浜市立大学医学部医学科・大学院医学研究科に在籍する教員・大学院生・研究生、横浜市立大学附属病院および附属市民総合医療センターに勤務する医師、ならびに横浜市立大学医学部医学科同窓会倶進会会員により構成されております。医学研究の推進、会員の学識の向上、そして会員相互の連携強化を目的として活動しています。
しかしながら、横浜市立大学医学会の活動については、必ずしも十分に知られていないのが現状です。本年5月24日に開催された第50回横浜市立大学医学会総会における活動報告の概要をご紹介し、横浜市立大学医学会の活動への理解と関心を深めていただければ幸いです。
本会の活動として最も重要なものが、機関誌『横浜医学』の編集・発行です。『横浜医学』は1948年(昭和23年)6月1日に創刊され、約80年にわたる歴史を有しています。現在は年4回刊行しており、昨年(第75巻)も第1号から第4号までを発刊しました。第3号は研究業績集として、各教室等の1年間の研究業績を掲載しています。昨年の掲載内容は、原著論文5編、症例報告9編、総説4編、その他5編で、概ね例年通りの構成でしたが、症例報告数はやや減少しておりました。是非本誌の内容を一層充実させるため、会員の皆様からの積極的なご投稿に加え、特集企画等につきましてもご提案をお寄せいただきたく存じます。より多くの会員の皆様に関心をもってご講読いただけるよう、お力添えをよろしくお願い申し上げます。
また、優れた研究業績を挙げた会員に対して、毎年、医学会賞および医学研究奨励賞を授与し、研究活動の支援を行っています。国際交流支援事業としては、昨年度、シンガポール国立大学との交流イベントの準備費用等を支援しました。本年12月には、同大学より医学部長、副学長を含む幹部職4名を本学に招聘し、学術交流イベントとして「NUS Week in YCU」を開催する予定です。
このほか、会員が会長を務める学術集会に対する支援を、倶進会との共同事業として実施しており、昨年度は全国規模の学会4件、地方会3件を支援しました。医学会講演会についても、昨年度は6回の開催を支援しています。さらに、医学情報センターに対し、図書充実支援事業として150万円を寄付の形で支援しております。
これらの活動は、会員の皆様からの会費によって支えられておりますが、昨年度の会費納入率は41.9%と、前年度の42.9%からやや低下しております。
最後になりますが、本年3月、横浜市立大学は「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されました。横浜市立大学医学会としても、本学の学術研究活動の推進に寄与し、「研究の横浜市大」の実践に貢献して参りたいと考えております。
会員の皆様におかれましては、横浜市立大学医学会の活動にご関心をお寄せいただき、今後なお一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和7年6月吉日
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