横浜市立大学医学会
会長 益田宗孝
平成30年4月1日付けで医学部長を拝命し、職責をもって本学会の会長を務めさせていただくことになりました。
横浜市立大学医学会は医学研究を推進することを目的に、横浜市立大学医学部に関連する医師・歯科医師や大学院生・研究生などの会員によって構成されている組織です。機関誌として横浜医学を発刊し、医学教育のシンポジウムや講演会の開催、医学会賞や医学研究奨励賞の授与の授与による医学研究の支援、横浜市立大学が目指すグローバリズムを進めるための国際交流支援、図書館の充実の支援などの活動を行っています。
横浜市立大学医学部は医学科・看護学科、医学研究科、附属2病院から構成されており、活発な基礎研究と臨床研究を行ってきましたが、先端医科学研究センターを2006年に設立し、基礎研究の成果を医療現場へ橋渡しするトランスレーショナルリサーチを推進してまいりました。また、最先端の治療を多くの患者さんが受けられる一般的な治療とするための次世代臨床研究センター(Y-NEXT)を2015年に設立し、第1相試験用病床を開設するとともに、臨床研究中核病院の承認を目指しております。
本学会の学術活動の中から"横浜が世界に発信する研究シーズ"が数多く誕生することを祈念しております。
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