大学院入学希望の皆様へ

● 研究することの最大の醍醐味は、学部学生でも修士課程や博士課程の学生でも、或は卒業した大学がどこであっても、一生懸命頑張れば、今まで誰も明らかにしてなかったことを自らの手で明らかにすることができ、その分野の最先端のことを知ることができることです。

● もちろん、研究者になるためには、大学院博士課程においてトレーニングを受けたのち初めてその第一歩を踏み出すことができます。

● これらのことを成すためには、まずは自分の貴重な時間の多くをさいて、手を動かして、自分の知りたいことを追求することが必要です。いろいろ試してみたい実験好きな人、地道に持続的に働ける人が当教室にむいていると思います。

● 大学院生の研究は、よい成績評価をうけるためとか、見栄えのよい仕事をするためとか、就職に有利になるようにということが目的ではありません。このような思考の方は恐らく私どもの研究室にはむいていないと思います。 

● 最近講演で、体長3mmの雄のショウジョウバエで、6 mの精子の尻尾を持つ種類があることを聞きました。身長150 cmの男性がいるとしたら、その人は3kmの長さの精子の尻尾(横浜駅のホームにその人が立っているとすると港の見える丘公園あたりに尻尾の端が来る。)をもつことになります。動きにくいでしょうけど無駄に長いわけではないと思います。なぜ、こんなになったのでしょうか???何かを見つめたとき、“なぜか”“どのようなメリットがあるのだろうか”と疑問に思い想像し、その答えを知りたいと思い、さらに自らの手でその謎を明らかにしたいと思うこと、このようなことに最大の喜びに思い追い求められる人材を募集しています。 

● 私どもの研究に興味を持って参加したい方がおられましたら、下記メールまでご連絡を頂ければと思います。