国内初の
大学院ヘルスデータサイエンス専攻
医学部とデータサイエンス学部を併せ持つ国内唯一の大学である横浜市立大学は、ヘルスデータサイエンスに特化した大学院として、2020 年4 月にデータサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻を開設します。予防・医療・介護に関するヘルス領域の専門知識を有する方が、ヘルスサービスの質向上に向けたデータサイエンス研究に取り組むための教育課程です。具体的には、研究デザイン学と生物統計学の基礎知識をベースに、下記の5つの分野を中心とした研究を展開します。実践的な教育課程を経て、ヘルスデータサイエンス修士(Master of Health Data Science)を取得できます。
実践形式で学び、
現場で使える知識と技術が身に付く
手厚いメンタリング体制
ヘルス領域の研究に求められるリテラシーやスキルは複雑です。ヘルスデータサイエンス専攻のすべての学生は各自の研究を進める過程で生じた様々な疑問について、専攻が有する多様な領域の専任教員から個別にメンタリング指導を受けることができます。専攻全体でひとりの学生を指導する手厚い体制を提供します。
全員参加型の実践的演習
学生がリサーチクエスチョンに基づく研究計画を発表し、他の学生や教員とのディスカッションを通じて、研究計画を作成するプロセスを学んでいく全員参加型の演習を開講します。学生と教員が同じ目線でディスカッションを繰り返すことにより、研究を実現していく上での困難を克服するノウハウが身に付きます。
ユニークな独自カリキュラム
疫学や統計学に詳しいだけでなく、実際に臨床研究を行うことができる人材となるべく、研究仮説の設定から、研究デザイン、データ管理、統計解析、結果の解釈、原著論文作成に至るすべてを敷衍できる臨床研究リーダー育成のためのユニークな独自カリキュラムを提供します。
みなとみらいで学ぶ
ヘルスデータサイエンス専攻の講義と演習は、みなとみらいサテライトキャンパスにおいて行われます。 東京駅、品川駅、新宿駅といった都内の主要ターミナル駅から30~40分の通学圏内となり、アクセシビリティの高いロケーションを提供します。この地で、データサイエンスによりヘルスの様々な問題の解決を目指す方々をお待ちしています。
横浜市立大学サテライトキャンパス講義・イベントスペース
神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号
横浜ランドマークタワー7階
「NANA Lv.(ナナレベル)」は、横浜市立大学のサテライトキャンパスや、2020年4月に開設されたデータサイエンス研究科をはじめ同大学との協業を目的とした企業等のためのプロジェクトスペースで構成され、本拠点から多くのイノベーション人材やベンチャー企業、新規事業等を輩出することで、横浜市が掲げる「イノベーション都市・横浜」の実現を目指します。