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泉浩司先生 第102回、第103回泌尿器科学会総会賞、第6回EMUCベストポスター賞受賞

泉浩司先生 第102回、第103回泌尿器科学会総会賞、第6回EMUCベストポスター賞

 

この度、我々の一連の研究成果が第102回(H26.4神戸)、第103回(H27.4金沢)泌尿器科学会総会において2年連続の総会賞、6th European Multidisciplinary Meeting on Urological Cancers(H26.11リスボン)においてベストポスター賞を受賞することができましたので報告いたします。

  本研究では前立腺癌に対する抗アンドロゲン療法が合併する膀胱癌の再発を約70%抑制すること、さらにアンドロゲンレセプターの発現の有無によってこの抗アンドロゲン療法の再発予防効果が予測できることを報告しました。基礎研究の分野で明らかにしてきた膀胱癌におけるアンドロゲンレセプターの関与を初めて臨床的に証明した点が評価いただけたものと存じます。膀胱癌の患者さんにとって経尿道的手術後の約半数に認める再発を予防することは非常に大きな問題であり、前立腺癌で確立されている抗アンドロゲン療法が膀胱癌の新たな治療法として実臨床に応用出来るように、今後とも研究を続けていこうと思います。留学先でご指導いただいた宮本浩先生、矢尾教授、上村准教授はじめ医局員の皆様、病理学、統計学の皆様に感謝申し上げます。今後ともご指導宜しくお願いいたします。

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