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横西哲広先生 第102回泌尿器科学会総会、アンドロロジー部門学会賞を受賞

横西哲広先生 第102回泌尿器科学会総会、アンドロロジー部門学会賞を受賞

 

この度、平成26年4月24日~27日に神戸で開催されました第102回泌尿器科学会総会におきまして、私たちの演題「新生仔マウス精巣組織の凍結保存とin vitro精子形成」がアンドロロジー部門にて総会賞を受賞いたしましたので報告いたします。

 本演題では、精子凍結保存が叶わない若年がん患者さんの生殖腺毒性を有する治療前の、妊孕能温存法と分化誘導法の手法として、精巣組織の凍結保存と、われわれが開発した器官培養法の有効性について報告しました。マウスを用いた研究ですが、凍結保存後に試験管内で分化して得られた精子の妊孕能を顕微授精により確認したこと、得られた産仔のインプリンティング領域のDNAメチル化異常の有無を観察し、安全性を確認できた点が、評価を頂けたものと存じます。指導教官である小川毅彦先生をはじめ、研究室の皆様、横浜市大泌尿器科教室の皆様、共同研究者の小倉淳郎先生、秦健一郎先生に感謝申し上げます。

 本受賞を糧にヒト精巣組織培養法の確立と精巣組織の凍結保存法の開発につなげたいと思います。今後ともご指導宜しくお願いいたします。

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