横浜市立大学附属市民総合医療センター 臨床検査部

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脳波・筋電図検査室のご案内です。

筋電図検査室では大脳誘発電位検査と神経伝導検査を行っています。

脳波検査

脳波とは、脳細胞の活動に伴って生ずる電気活動を記録したもので、脳機能を推定する検査です。てんかんや意識障害が疑われるときに検査します。痛みはありません。頭に電極をつけ、深呼吸の検査と、光を目の前から当てる検査の後、眠っていただきます。

※脳波検査の注意点

 ◎ 頭、顔、耳たぶの裏、両手に医療用のクリームをつけますので、整髪料や装飾品等はお控え下さい。

 ◎ 入眠しやすいよう、前日は寝不足にするなどのご協力をお願いします。

 ◎ 乳幼児は、薬で眠らせてから検査することがあります。

 ◎ 検査終了後、洗髪が可能です。シャンプーやタオルなどをご持参下さい。

大脳誘発電位

ABR(聴性脳幹反応)

頭と耳たぶに電極を付け、ヘッドホンから出る音を聞いていただきます。内耳(蝸牛)から脳幹まで、聴神経の伝達経路のどこに異常があるかがわかります。

※注意点: 乳幼児は、薬で眠らせてから検査することがあります。

VEP(視覚誘発電位)※

頭に電極を貼り付け、ゴーグルから出る光を見ていただきます。網膜から脳の視覚領まで、視神経路のどこに異常があるかがわかります。

上肢SEP(体性感覚誘発電位)※

頭、うなじ、鎖骨上、上肢に電極を貼り付け、手首を電気刺激します。多少の不快感を伴います。上肢の末梢神経から脳幹、大脳皮質に至る神経路のどこに異常があるかを調べる検査です。

※現在、装置故障のため対応しておりません

神経伝導検査

神経に電気刺激を与えて、その刺激が神経を伝わる速度を計測します。刺激強度によって痛みを感じる場合もあります。筋力低下などの症状が筋肉の異常なのか、あるいは神経の異常なのかを判別することができます。

上下肢スクリーニング

手足の検査です。腕(肘から先)や下腿(膝から下)を露出しやすい服装でお越しください。

ENoG

顔面の検査です。