新型コロナウイルス検出用抗体関連の共同出願及び実施許諾契約締結

当教室では2020年4月、コムギ胚芽無細胞タンパク質合成法により作製した高品質な抗原を用いて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を正確に検出できるマウスモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ*1を複数株、樹立することに成功しました。本抗体を用いて、簡便かつ短時間に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)だけを正しく検出できるキットの開発研究を進めています。本研究成果について、関東化学株式会社と同年6月に特許を共同出願し、さらに8月に独占的実施許諾についての契約を締結致しました。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/news/20200824ryo_KC.html