Project 多言語共修プロジェクト
多言語共修プロジェクトの紹介
2019年度前期

2019年度前半に実施した「多言語で共に学ぶワークショップ」を紹介します。

このワークショップでは、横浜市立大学でさまざまな外国語(英語、中国語、韓国・朝鮮語、ドイツ語、フランス語、日本語)を学ぶ学生が集まって、共通のテーマについて調査・発表を行いました。自由参加のワークショップでしたが、留学生も含め、合計17名の学生が参加しました。

中国語グループ、韓国・朝鮮語グループ、ドイツ語グループ、フランス語グループに分かれ、グループの言語と日本語を使いながら、共通テーマについて調査を進めました。共通テーマは「○○語・○○文化と横浜」としました。

協働の様子

ワークショップは4月から6月にかけて行いました。昼休みに定期的に集まったほか、各グループが自分たちのペースで作業を進めました。その間に研究計画書を出し、作業をすすめ、中間発表会を行って、ネイティヴスピーカーを含む複数の教員からアドバイスを受けました。

中間発表の様子

フィールドワークとインタビューを経て、研究成果を発表しました。最終発表では、参加者全員が発表を採点し、最優秀グループを表彰しました。発表は、グループの言語と日本語の両方を使って行われました。

中国語グループは、「中国人と日本人が互いに抱いているイメージ」について、オンラインアンケートを実施し、さらに中華街に出向いてインタビューを行いました。

韓国・朝鮮語グループは、「横浜を観光する韓国の人たち+横浜の街中にある韓国語」をテーマにしました。全員が、韓国・朝鮮語と日本語の二か国語で発表し、最優秀賞を獲得しました。

ドイツ語グループは、横浜のお隣、鎌倉まで足を延ばし、「鎌倉のドイツ料理店」について、調査しました。実際にお店を訪ねてインタビューした結果をまとめました。

フランス語グループは、「フランスと横浜の関係+横浜にあるフランス語の名前が付いたお店」について調査しました。フランス語を学ぶ日本語母語話者に加えて、タイからの留学生もこのグループに加わりました。

参加学生には、教員から修了証書が手渡されました。