M2 敷町怜愛さん 第46回日本分子生物学会でMBSJ2023サイエンスピッチ優秀発表賞を受賞

M2 敷町怜愛さんが第46回日本分子生物学会でMBSJ2023サイエンスピッチ優秀発表賞を受賞しました!おめでとう!

敷町 怜愛さんのコメント
この度は、多くの発表演題の中からサイエンスピッチ優秀発表賞を頂戴し、大変光栄に思います。日本分子生物学会は、大規模な学会であるからこそ様々な分野の研究者の方々と議論ができる貴重な機会ですので、専門分野外の方々にもわかりやすく、どこが重要で新しい点かを明確に伝え、自分の研究の魅力をストレートに表現できるように工夫しました。修士課程最後の学会でこのような名誉ある賞と研究への活力を頂けましたこと、評価いただきました先生方ならびに学会関係者の方々、発表を聞きに来てくださった方々に心より御礼申し上げます。また、本研究の遂行にあたり、常に熱心に指導してくださる有田先生をはじめ、スタッフの皆様、構造生物学研究室の皆様に深く感謝申し上げます。今後も本学会での経験を活かし、さらに上を目指して研究活動に邁進して参ります。

有田 恭平教授からのコメント
おめでとう!!!敷町さんのこれまでの努力が目に見える結果として評価されたことを心から嬉しく思います。
敷町さんは理数マスター生として学部2年生から私の研究室で研究活動を開始しました。この研究の大変なところは、4種類のヒストンタンパク質とDNAを作って、それを混ぜ合わせてヌクレオソームという複雑なタンパク質-DNA複合体を再構成する点です。しかも、ヒストンには翻訳後修飾、DNAにはメチル化修飾を入れます。敷町さんはこの非常に煩雑かつ精密な実験を一人で行い、再構成法を確立させました。研究結果やそれに基づいたディスカッションを行える能力と、現時点で成熟した研究能力を有しています。この成果を英語学術論文にまとめることが修士課程の最後の仕事になります。ぜひもう一花咲かせましょう~!そして今後の発展と成長を心より願い、日本の学術分野を牽引していく人材になることを楽しみにしています。

エピジェネティクス構造生命科学 有田研では、研究で活躍したい学生をお待ちしています。ぜひ気軽に連絡ください。

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