横浜紙芝居普及会×横浜市立大学ボランティア支援室    

横浜から世界へ『創作紙芝居お披露目会』を開催しました!

トン・トン・トン 紙芝居が始まるよ!

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 紙芝居を介した国際交流活動を行っている『横浜紙芝居普及会』の代表、山下さんが創作した物語に、本学の学生が絵を描き、来日する海外の方々や地域の子どもたちに、日本の歴史や大道紙芝居文化を伝えるための「創作紙芝居」が完成しました。

 1月10日(水)には、地域の方々や学生にお披露目する会を開催し、スタッフや地域の方、学生など入れ替わり立ち代わり延べ約100名が観覧。あいにくの強風でしたが、大道紙芝居の醍醐味を味わっていただくために青空の下で開催し、平和や友情をテーマにした作品を楽しんでいただきました。

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横浜紙芝居普及会作の創作物語に、市大美術部の学生3人が描画

 横浜紙芝居普及会代表・山下さんが創作したのは、広島の原爆をテーマに平和を呼びかける「お手紙」、関東大震災下の横浜を舞台に日本・インド・イギリスの家族の友情を描いた「友情のトライアングル」、セイリング会場となる藤沢の民話をもとにした「天女と五頭竜」の3作品。

 それぞれを、本学美術部の難波さん(2年「お手紙」)、原田さん(1年「友情のトライアングル」)、宮川さん(3年「天女と五頭竜」)が担当し、あらすじの英訳を理学系の柴さん(4年)が担当しました。

 「横浜紙芝居普及会」の方々の臨場感ある語りによって、1作品16枚の絵に命が吹き込まれ、学生たちの描いた画面がさらに大きくなって迫ってくるように見えました。

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  左:「「天女と五頭竜」         右:美術部の難波さん、原田さん、宮川さん(左から)

 

山下さんと美術部学生をつないだ、ボランティア支援室

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左:山下さん                 右:ボランティア支援室学生スタッフ

 今回、山下さんからのボランティア依頼を受けて、ボランティア支援室が学生と繋いだことでこの活動が実現しましたが、今後は、『横浜紙芝居普及会』と『横浜市立大学ボランティア支援室』がタッグを組み、これらの作品の上演の機会を創出し、さまざまな場所やイベントなどで多くの人に見ていただけるよう、普及活動を進め、東京2020を盛り上げていきたいと思います。

 また、ボランティア支援室には、現在20名の学生スタッフがいますが、昨年夏に「オリンピック企画グループ」が立ち上がり、2020年東京五輪・パラリンピックで、多くの市大学生にボランティアとして参加してもらうことを目指して、活動を開始しています。今回のお披露目会ではこのグループも一緒に、準備等進めてきました。

 以下に、学生スタッフの感想を掲載します。

◆ボランティア支援室学生スタッフ「オリンピック企画グループ」メンバーの感想

国際総合科学部1年 北田瑛美

 当日、紙芝居上演のお手伝いをさせていただきました。風も強く、寒かったですが、思いのほかたくさんの方が紙芝居を見に来てくださって、こんなにも私たちの活動に興味をもってくれている方がいると知りました。中には学生の姿も見受けられ、横浜紙芝居普及会の山下さんの「学生に見てもらいたい」との願いを少しでも実現できたことを嬉しく思います。紙芝居というと子どもが見るものというイメージが強いですが、紙芝居普及会の方の上手なしゃべりと、美術部の学生の温かいタッチの絵がうまくコラボしていて、大人でも十分に楽しめる内容になっていました。

 今回の紙芝居企画を通して、「オリンピック」というのはメダルを競い合うだけでなく、開催国の文化や歴史を発信する場でもあり、人と人のつながりをさらに広げてくれる素晴らしいイベントだということを再確認できました。未来をつくる学生こそ、オリンピックに積極的に参加していくべき存在です。より多くの学生が、オリンピックに向けてアクションを起こすきっかけやそのための環境づくりを、これからの活動を通してつくっていきたいと思います。

国際総合科学部2年 鈴木秀和

 私は、今回初めて紙芝居普及会による公演を見ました。そこで特に感じたのは、紙芝居という昔ながらの日本文化と、学生など若い人からお年寄り、さらに外国人までみんなが楽しめるという現代性が融合しているという点です。確かに紙芝居は今ではあまり見られなくなり、若者の間では「今まで見たこともない」という人もいるかもしれません。しかしこの紙芝居は、制作そのものに横浜市立大学の学生が携わっており、かつての紙芝居の面影を残しながらも、来る2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、現代社会に求められる文化交流を目的にしています。これらの観点からも、短時間の上演で、かつ易しい文体であるため、世代を超えて日本の文化として発信していけると、私は確信しています。

 今回は多数の地域の方々、学生にお越しいただき、紙芝居の魅力をお伝えすることができたのではないかと思います。今後も、紙芝居普及会の皆様とともに、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、さまざまなイベントを企画していきたと思います。

国際総合科学部1年 中川季紀

 今回開催した横浜紙芝居普及会の方々による上演は、横浜市立大学ボランティア支援室「オリンピック企画グループ」が初めて携わった企画である。グループのミッションとして対象を学生に設定していることに伴い、本企画でも、多くの学生への周知を考えた。しかし、グループ全体としての経験が浅く、企画内容と実施日程ともに吟味が足りなかったため、多くの学生を呼ぶことができなかった。グループや横浜紙芝居普及会との情報共有と話し合いの機会をもう少し多く取れれば、もっと自信を持って企画を作ることができたのではないかと考える。

 ただ、オリンピックは自国の文化をアピールする絶好の機会であり、本グループの企画の柱のひとつにも、自国の文化を伝える手段としてのボランティア活動が存在し、今回の企画もそのひとつである。次回学内で行う企画(4月予定)では、目標の学生数を呼べるように綿密に企画を練っていきたい。

◆観覧した学生の感想

1年女子:紙芝居は、風が強かったけど臨機応変にマイクにしてくれたりして凄く聞きやすかったし、おもしろかった!!

1年女子:おじさんの声の演技力がすごかった!!!


※この取り組みは「東京2020応援プログラム」に承認されました。

※この取り組みは「金沢区制70周年記念事業」の承認を受けています。1月10日には今年区制70周年を迎えた金沢区役所による、「オリンピッククイズ」のイベントも併催させていただきました。クイズに正解するとオリンピックの公式記念バッヂがもらえる、というものでした。

<創作紙芝居今後の上演予定>
・1月27日(土)14:00~15:00、金沢自然公園内「ののはな館」
・4月28日(土)13:00~15:45、「鎌倉路地フェスタ」で、鎌倉のカフェ「福」にて上演
 (神奈川県鎌倉市雪ノ下3-8-28 Tel:0467-24-3211)