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1. リンパ浮腫


(毎週火曜日PM 、 第4金曜日PM)

日本ではまだわずかな施設でしか行っていない超マイクロサージャリー技術を駆使したリンパ管静脈吻合術という外科治療と、弾性着衣やリンパマッサージによる保存的な治療との組み合わせによる総合治療により浮腫の改善を得ています。
症例によっては保存療法中心に治療をおこないます。
また、当院ではリンパ浮腫の機能的評価で最も有用と言われているリンパシンチによる経時的な浮腫の評価をおこなっています。
著効例では患肢周径で10cm以上浮腫が減少します。

2. 顔面神経麻痺


先天性あるいは後天的に腫瘍や外傷など種々の原因で生じた顔面神経麻痺に対して、神経移植や筋膜移植、筋肉移植を行い、顔面表情の対称性を得ることができます。
完全顔面神経麻痺でも治療後に多くの方が仕事に復帰しています。

3. 小耳症


(毎週 月曜日AM)

自家肋軟骨移植による耳介形成術を行っており、基本的には2回の手術で耳をつくります。
夏休みや冬休みを中心に多くの子どもたちが手術を受けますが,一回目の手術では術後に傷が痛まないよう、硬膜外麻酔を使います。
二回目の手術では植皮をおこないますがどちらも約二週間の入院です。

4. 眼瞼下垂症


(毎週 金曜日AM)

● 眼瞼下垂症とは?
 眼瞼下垂症とは、まぶたを開ける機能を持つ上眼瞼挙筋・挙筋腱膜・Müller筋の機能障害により「十分な開瞼ができない」病態を指します。同じようにまぶたが開けにくい(または開けた状態を維持できない)病態を呈し、鑑別を必要する疾患として眼瞼けいれん、顔面けいれん、開瞼失行、顔面神経麻痺、上眼瞼皮膚弛緩などがあります。

● 症状は?
 まぶたが下がっていて前や上が見えにくいというだけでなく、肩こり、頭痛、眼精疲労、額の深いシワなども眼瞼下垂によって生じている場合があり、適切な治療によってこれらの症状が改善することもあります。

● 治療法は?
 手術が主な治療法となります。
 まぶたを開ける筋肉である上眼瞼挙筋の力は挙筋腱膜を介してまぶたに伝えられますが、この挙筋腱膜が緩んだり伸びてしまっている場合には、止めなおしたり縮める手術を行います(挙筋前転法)。この手術は通常、局所麻酔下で行います。術後はガーゼをまぶたに当てますが、視界を全て覆ってしまうことはありません。手術翌日から優しく洗顔が可能で、5-7日後に抜糸を行います。
 上眼瞼挙筋そのものの機能が弱い場合には、まぶたから眉毛へ筋膜の橋渡しをして、まぶたの動きを眉毛に連動させる手術を行います(筋膜移植術)。この手術を行うと「眉毛を挙げた分だけまぶたが開く」ようになります。この手術も局所麻酔下で行うことができます。

5. 涙道狭窄(流涙)



(毎週 金曜日AM)

一般的に「涙目」のことを、医学的には「流涙症」と言います。症状としては、悲しくないのに涙がこぼれる、涙で視界がぼやける、メガネのレンズが涙ですぐ曇る、外で風に当たると急に涙が大量に出る、目やにが多いなどです。
原因は涙の通路(涙道)のどこかが細くなったり詰まったりしていることです。
涙嚢に感染を起こして目が腫れる、目頭から膿が出るという症状が出ることもあります。できるだけ早い処置が必要です。治療は以下のことを行います。


1. 涙道プロービング
特殊な金属の棒(涙道ブジー)を涙点から通して涙道を開かせます。

2. シリコンチューブ挿入術
涙道にシリコンのチューブを挿入して広げる手術です。数ヵ月くらい経って涙道が広がったところで、チューブをはずします。その後、再閉塞を起こす場合は手術が必要となります。

3. 涙嚢鼻腔吻合術(DCR)
人工的に涙道のバイパスを作る手術です。
目の下の皮膚を2cm程度切開して、涙嚢の横にあたる目と鼻の間の骨を直接1cm程度削って穴を開け、涙嚢と鼻腔の粘膜をつなぎます。

6. 再建


遊離(有茎)筋皮弁により失われた組織を再建し、機能的な改善を図ることで、頭頚部機能の改善と乳房形態の再建がなされます。

7. ケロイド瘢痕



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横浜市立大学附属病院
形成外科

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