看護部について部署の紹介

FLOOR GUIDE

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9-1・4病棟結核・感染症病棟/COVID-19対応

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当病棟は、結核・感染症の専門病棟と全診療科に対応する個室病棟で構成されています。
神奈川県内で唯一、小児の結核患者が入院可能な施設であり、専門的な治療とケアを提供しています。

  • HIV・AIDSを専門とする看護師が在籍し、患者の心のケアや服薬管理、日常生活支援を実施
  • 長期入院が必要な感染症患者へのサポート(退院後も継続した治療ができるよう、地域の保健師と連携)
  • 全診療科対応の個室病棟として、多様な疾患に対する専門的な看護を提供

感染対策が必要な患者さんは閉鎖された環境によるストレスを感じやすいため、精神的なサポートが重要です。当病棟では、患者さんが安心して治療を受けられるように、心理的ケアにも力を入れています。COVID-19の感染拡大時には、専門病棟として柔軟な病床運用を行い、医療提供体制の確保に貢献しました。

また、個室病棟では、ジェネラリスト看護師が全診療科に対応し、個々の患者に応じた柔軟なケアを実践しています。

当病棟では、感染症看護の専門性と、全科対応の汎用性を兼ね備えた医療の提供を目指し、患者さんが安心して治療を受けられる環境づくりを進めています。

9-2病棟眼科/歯科口腔外科/耳鼻咽喉科/臨床腫瘍科

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頭頚部疾患を持つ患者さんの話す・食べる・聴くといった人の生活を豊かにするための看護を目指しています。

  • 摂食嚥下障害看護認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師や緩和ケア認定看護師、歯科衛生士等によるチーム医療
  • 地域連携や退院支援に力を入れて患者支援
  • 患者さんのQOLを考えた頭頚部疾患のスペシャリストを育成

9-2病棟は、耳鼻咽喉科・歯科口腔外科・眼科の混合病棟です。見る・話す・食べる・聴くといった機能は生きていく上で非常に重要ですが疾患によりそれらが障害されることがあります。生きていく上でとても重要な機能ですが、疾患によりそれらの機能が障害されてしまうことがあります。視力低下による恐怖や、思うように聴くことや話すことができないもどかしさなど、患者さんの様々な思いを受け止めながら、時につらい治療を安全・安楽に続けていけるよう援助しています。

耳鼻咽喉科では、頭頸部悪性腫瘍が多く、治療により食べられない、飲み込めない、声がでないなどの機能障害があります。精神面への負担が大きい中、患者さんの思いをよく聞き、今後の日常生活に向けて支援指導を行っています。術前、術後にはボディイメージに関する支援や、療養生活の具体的なイメージが持てるようにサポートを行っています。短い入院期間の中でも、退院後も安心した生活が送れるよう、専門スタッフと協働しながら積極的に退院調整を行っております。

9-3病棟呼吸器内科/歯科口腔外科/脳卒中科

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2023年より呼吸器内科・口腔外科・脳卒中科を中心とした一般病床24床と個室14床からなる病棟です。

  • 特定行為研修修了看護師やHIV感染症指導看護師が在籍
  • 全科対応の病棟として幅広い分野の看護を提供

日本でも数少ない特別措置病室を備え、内分泌腫瘍に対するペプチド受容体放射性核種療法や前立腺がんのPSMA治験を受け入れています。最先端の治療法を提供するにあたり、医師・放射線技師などをはじめとする多職種と連携し、安心して療養できるよう、快適な環境づくりに取り組んでいます。

呼吸器内科・口腔外科に加え、今年度より脳卒中科の専門病棟となり、肺がんに対する抗がん剤治療や間質性肺炎の治療、頭頸部腫瘍の対応、さらには脳梗塞後の退院調整など、入退院を繰り返す患者に対し、信頼と安心を基盤にした医療ケアを提供しています。新たな分野にも積極的に取り組み、医師と協力しながら知識を深め、チーム全体で患者さんとご家族をサポートしていきます。

8F

8-1病棟皮膚科/泌尿器科/脳神経内科

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外科と内科、急性期から終末期まで、幅広い看護を行います。

  • 免疫チェックポイント阻害薬など先進治療を早くから実施
  • PNSの機能を生かして、病棟全体での丁寧な新人教育が定着
  • 複雑で難治性の症例に経験豊富なスタッフが対応

8-1病棟は泌尿器科、皮膚科の患者さんを主に受け入れています。病院の特性からがんの患者さんが多く、手術や化学療法、放射線治療といった治療に加え、ロボット支援下手術や免疫チェックポイント阻害薬など高度先進医療も早くから行っているため、先進的治療の経験も豊富です。

ストーマケアや難治性の皮膚疾患など皮膚・排泄ケアに携わる機会も多く、患者さんの高齢化や疾患の複雑化・多様化が進み、難治性の症例も多々ありますが、外科、内科の両方の経験を持つスタッフが在籍しているため、協力しながら日々の看護を行っています。

新人教育では「病棟全体で育てる」を合言葉に全員で取り組み、技術的な指導だけでなく看護師・社会人としての心の在り方について考えを深め、一緒に成長していけるよう丁寧に関わっています。

8-2病棟内分泌・糖尿病内科/消化器内科/臨床腫瘍科

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診断前の検査から治療、そして緩和医療や在宅療養へ向けた支援を多職種で支え、その人らしさを大切にしたケアを提供します。

  • 糖尿病ケアチームと連携した疾病管理と生活指導を実施
  • 診断前の検査から治療、そして緩和医療や在宅療養へ向けた支援を多職種で支え、その人らしさを大切にしたケアを提供

8-2病棟は、消化器内科、内分泌・糖尿病内科、臨床腫瘍科の混合病棟です。どの診療科医師ともカンファレンスを定期的に行い、患者の情報共有をし、一丸となってケアをしています。消化器内科は、主に内視鏡下や血管造影下でのがんの検査や治療を行っています。外科的治療に比べて身体への負担が少ないため多くの高齢者が治療しています。また、治療後もスムーズに在宅療養に移行できるよう早期から多職種で関わっています。内分泌・糖尿病内科は、糖尿病の教育入院をはじめ、内分泌のホルモン異常の精査などを行っています。疾病と長く付き合いコントロールしていくための教育的・支援的な関わりをしています。臨床腫瘍科は、化学療法や放射線療法などの治療を行っています。また1人1人の「その人らしさ」を大切にした緩和ケアを提供できるよう専門チームと協働しながら医療を提供しています。このように、当病棟では急性期・慢性期・終末期と多岐にわたるステージの看護を実践し、退院後も自分らしい生活が送れるよう支援を行っています。様々な年代のスタッフがPNSマインドを大切に協力してケアを提供しています。

8-3病棟血液リウマチ・感染症内科/消化器内科/緩和医療科

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治療や通院期間が長きに渡る患者さんを支え、寄り添う看護を大切にします。

  • 無菌室と連携した造血幹細胞移植やCAR-T療法等の看護
  • 内視鏡室と連携した消化器疾患治療を受ける患者さんの看護
  • 長期的な治療を受ける患者さんの療養社会生活の両立を支援
  • 専門性の高い知識と技術を学び、専門的資格取得に向けた支援

当病棟には、血液疾患・膠原病・感染症・消化器疾患の内科的治療を行う患者さんが入院しています。主に、高用量の化学療法やステロイド治療、放射線治療、輸血療法、中央無菌室と連携した造血幹細胞移植・CAR-T細胞療法、内視鏡・血管造影下での検査・治療などが行われます。患者さんは、ステロイド剤の投与や化学療法により易感染状態となり、敗血症などから急激な状態変化が生じることも多く、看護師には薬剤に関する幅広い知識や正確に治療を実施するための看護技術、治療の副作用や急変時の迅速な対応や急変予兆を察知する観察力が求められます。

疾患の特性として長期に渡り治療を継続していく場合も多く、若年期・壮年期に発症された場合は、ライフイベントや社会生活とも両立させていく必要が生じます。終末期の患者さんも多く、緩和ケアや終末期の看取りのケアなど、患者さんにじっくりと向き合い、不安や悩みに寄り添った看護を大切に行っています。

専門的な知識を必要とする病棟ですが、定期的に勉強会を開催するなど「みんなで育成する」をモットーに、病棟一丸となって新人教育や現任教育を行っています。将来的には学会認定などの専門資格の取得も目指すことが出来ます。

8-4病棟循環器内科/腎臓内科/内分泌・糖尿病内科

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慢性期疾患と共に生きていく患者さんを支える内科病棟。

  • 認定看護師2名、療養指導士2名が在籍
  • 急性期から慢性期、多岐に渡る疾患をもつ患者さんに退院後の生活を見据えた看護を提供
  • 心臓リハビリテーション、非がん患者さんの緩和ケアを他職種と共同で対応

循環器内科では、カテーテル治療などの高度医療に関わる看護から、患者さんが退院後も疾患管理ができるよう自己管理能力獲得に向けた指導などの支援を行っています。急変時に備え、定期的に除細動や十二誘導の勉強会を開催し、看護能力の向上を図っています。

腎臓・高血圧内科では、腎不全の患者さんに対し、ライフスタイルに合わせた療法選択支援を行っています。また、血液透析や腹膜透析を行う患者さんに対しては、必要な知識・技術指導、退院後の生活を見据えた生活指導を行っています。

内分泌・糖尿病内科では、糖尿病の教育、血糖コントロール目的で周手術期から慢性期の患者さんが入院されてきます。患者さんの生活に即した治療を第一に考え、医師や糖尿病療養指導士と共に、最新の知識・技術の習得に努めています。疾患領域は多岐にわたりますが、急変時の対応や心電図に強くなります。疾患の関連性が高く、入退院を繰り返す患者さんが多いことも特徴です。患者さんと関係性を構築しながら、患者さんが安心して生活出来るよう一緒に看護を行いませんか。

7F

7-1病棟心臓血管外科・小児循環器/消化器・一般外科/乳腺・甲状腺外科/呼吸器外科/呼吸器内科

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外科看護の知識と技術が集結した総合力のある外科病棟です。

  • 心臓血管外科など、周手術期から退院後を見据えた看護を実施
  • 乳がん看護認定看護師、皮膚排泄ケア認定看護師と連携したチーム医療を推進
  • ボディイメージやQOLの変化に影響する手術・治療を受ける患者への看護ケアを提供

大切にしている看護は、入院前から退院後まで切れ目のないケアの提供です。手術を受けられた患者さんの心身のケアに努めることや早期回復・早期退院を目指した療養支援です。具体的には、ストーマケア・がん性疼痛コントロール・在宅経腸栄養・在宅IVH・在宅酸素療法などがあり、医療依存度の高い患者さんとその家族に対し、最適な日常生活支援が送れるよう、個別性を踏まえた看護を実践し、必要時地域と協働し必要なケアを継続しています。

ジェネラリストとして専門性の高い看護が提供できる看護師の育成を目指しています。

7-2病棟整形外科/リハビリテーション科/脳卒中科

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骨が体を支えるように、患者さんの心と身体を支える看護を実践。

  • 患者さんの生活に合わせた多才なリハビリを実践
  • 難治性の複雑骨折、難治性の深部感染の治療に対応
  • 軟部腫瘍の最先端の治療に対応

7‐2病棟は整形外科、リハビリテーション科、脳卒中科を有する病棟です。整形外科は、脊椎・股関節・膝関節・リウマチなどの変形性疾患に対する人工関節置換術や骨切り術などの手術療法、悪性腫瘍に対する化学療法・手術療法等を、リハビリテーション科は急性期から回復期・慢性期を対象とし、運動機能の回復訓練や生活動作の訓練を行っています。

骨が体を支えているように私たち看護師は「患者さんの動きたいという気持ちとQOLに寄り添い支える看護」を実践すべく、患者さんと目標を共有し、医師や理学療法士、SW等の多職種と連携を図り社会復帰に向けた支援を行っています。チームワークが良く患者さん一人一人に寄り添い、日々の会話の時間をとても大切にしています。

また、スタッフの育成にも力を入れており、仲間の成長を支え合いながら共に成長できる環境づくりに努めています。多くの患者さんとの出会いがあり、笑顔あふれる楽しく、明るい病棟です。

7-3病棟脳神経外科/形成外科/整形外科

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7-3病棟の看護師は「患者さんの笑顔を自分たちの元気に!」

  • 患者・家族の最善の意思決定支援できるよう看護研究を実施
  • リンパ浮腫セラピストが複数在籍し患者さんの日常生活を支援
  • 一人ひとりのQOL(Quality of Life)を大切にしたケアを提供

「患者さんと家族のこころの声をきく」
聴く:意識障害の患者さんの細かい変化に気付きます。失語症の患者さんのこころの声を聴きます。
聞く:重度の障害を抱える患者さんと家族の不安や困りごとを聞きます。
高い倫理観を備えた看護師を育成しています。注意深い観察力、気づき、そしてこころと身体の最良のケアへつなげます。

「患者さんの身体とこころの傷を癒す。」
生まれたときからの形態異常や、事故や病気による見た目の変化を生じた患者さんの創傷管理だけでなく、精神的な支援をします。
乳幼児から90歳代まで幅広い年代の声を聴きます。
長い経過をたどるリンパ浮腫の患者さんと一歩一歩共に歩んでいきます。

7-4病棟消化器外科/乳腺外科/消化器・一般外科

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術前から術後まで多職種と連携した外科看護を行います。

  • 重症で難治性の高い外科的治療は、日々、医師とのカンファレンスで共有
  • 人工肛門造設後のセルフケア支援は、皮膚排泄ケア認定看護師と連携
  • 学生や新採用者の学ぶ環境をスタッフ全員で提供

消化器(食道・胃・大腸・肝・胆・膵)および乳腺の悪性腫瘍の患者さんが入院しています。主に外科的手術、治療が行われていますが、化学療法や放射線療法も合わせて、患者さんにとって最良の治療法が選択できるように支援しています。手術では、術前から栄養管理やリハビリテーションに介入し、術後は、全身状態の管理と早期離床から回復を目指しています。また、退院に向けて、個々の患者家族に適した、ドレーン管理、経腸栄養管理、ストーマ管理などの在宅療養指導を行っています。症状の進行に伴い、終末期ケアに移行するケースでは、緩和ケアチームを中心とした院内の医療チームと連携し、患者家族に寄り添った看護を実践しています。

部署での教育では、診療科の特徴ある疾患、技術、ケアを段階的に習得できるように教育体制を整えています。その他、手術室や関連する検査室への部署間研修を行い、個々のスキルアップや学習の機会を支援しています。

6F

6-1病棟小児科/心臓血管外科・小児循環器

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子どもと家族を共に支えることを大切にした看護を提供しています。

  • 看護、治療に関するインフォームドアセント
  • 手術、検査前のプレパレーションを使用
  • 発達段階を考慮した日常生活援助
  • 家族支援と退院後も安心して生活ができるように支援

当院は小児がん連携病院であり、小児がん拠点病院と連携し、質の高い医療及び患者支援を提供しています。乳児から青年前期までの発達段階に合わせた看護が特徴的で、子ども自身を尊重し、その力を引きだし、子どもと家族を支えることを大切にしています。説明内容の理解や意思決定力が発展途上にある子どもたちに対し、看護・治療に関する処置や、生活環境などについてのインフォームドアセントを行っています。医師、薬剤師、チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)との多職種カンファレンスに力を入れており、子どもたちにより良い医療サービスが提供できるよう全力で取り組んでいます。その他、病棟には院内学級やプレイルームがあり、教員や保育士と連携し、ドッグセラピーや季節ごとのイベントを開催しています。病棟スタッフは様々な疾患に対応できるよう勉強会を実施し、知識・技術の習得に努めています。どんなときでも愛と笑顔にあふれている、明るく元気な病棟です。

6-2病棟産婦人科/脳神経内科

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女性のライフステージに寄り添う、産科と婦人科の混合病棟。
日本助産評価機構による認証を受けた助産師が複数在籍

  • がん拠点病院として、集学的・包括的治療のサポート
  • WHO・ユニセフの「赤ちゃんにやさしい病院(BFH)」認定施設
  • 日本助産評価機構による認証を受けた助産師が複数在籍

産科では例年500件前後の分娩件数があり、そのうち平成30年度より本格的に運用を開始した麻酔分娩は、年々希望が増え200件近くにのぼります。また産科救急システムの中核病院であり、地域周産期母子医療センターとしての役割も担っています。アドバンス助産師も複数在籍しており、日々のケアから安全・安心な助産技術を学ぶことができます。

婦人科はがん拠点病院として、精神科・放射線科・泌尿器科・外科・緩和医療科、薬剤部、患者サポートセンター、化学療法室など多くの部門と連携し包括的な医療サービスの提供をしています。その為、手術・放射線療法・化学療法等の治療に対する看護や、患者の病期に合わせた治療・療養環境の選択などを学ぶことができます。

6-3病棟・中央無菌室脳神経内科/救急科/中央無菌室/救急無菌室

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脳神経内科と救急科および共用の病棟と無菌室病棟の二つの病棟が一つの看護単位となっている病棟です。
6-3病棟は多数の診療科が入る病棟で、医師や多職種と連携して、質の高い専門的知識・技術を提供しています。
造血細胞移植患者の入院から退院後までのプロセスにおいて、移植チームとして協働し看護実践を行います。

6-3病棟
6-3病棟は、脳神経内科と救急科および共用ベッドがあり、様々な疾患や症状の患者さんが入院されているため、幅広い専門的知識や技術での看護を提供しています。安全に配慮して医師や多職種と連携を図り、患者さんに寄り添った療養生活の支援を行っています。

中央無菌室
中央無菌室は気圧・温度・湿度や空気清浄度が整えられた防護環境です。入室している患者さんは化学療法や放射線療法により骨髄機能を抑制し、造血細胞移植を行う0才児~成人までの幅広い年齢層の方です。そのため、看護師には発達段階に応じた対応及び、感染予防管理、移植に伴う症状緩和等の専門的な知識や技術が求められます。私たちは血液内科・小児科病棟の看護師や医師、口腔外科医師、理学療法士、薬剤師、専門看護師(リエゾン・家族看護)やCLSなどの多職種でカンファレンスを開催し連携することで、患者さんを移植前から退院後の外来(LTFU)通院まで多方面から支える看護を実践しています。

6-4病棟精神科

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患者さんにやさしく寄り添い、心のケアを専門的な知識と技術でサポートします。

  • 精神疾患を合併する身体救急医療システムに対応
  • 児童精神から認知症の高齢者まで幅広い疾患と年齢に対応
  • DPAT隊員やCVPPPトレーナーが在籍

10代から高齢者までの幅広い年齢層に対応している病棟です。精神症状のため日常生活が困難となっている患者さんに優しく寄り添い、安心して療養できる環境を整え援助しています。医師と共に精神保健福祉法を学び、法律を基に倫理的配慮を意識した看護を提供しています。思いがうまく伝えられない患者さんの話を聞くことを大切にし、医師、MSW、チャイルド・ライフ・スペシャリストなどと定期的に多職種カンファレンスを行い、意思決定支援につなげています。

精神面のケアだけでなく、大学病院として摂食障害や身体合併症がある患者さんを受け入れ、身体管理も行っています。また、危険行動が予測される患者さんが安全に過ごせるように、確実な身体拘束技術を身につけると共に、医療者と双方の身を守れるようにCVPPPトレーナー(包括的暴力プログラム)養成研修へ参加したスタッフが勉強会を行っています。2024年にDPATが発足し、災害時の心のケアができるようになりました。

新人教育は、夜勤帯もPNS体制でサポートを行い、新採用者の意見も取り入れながら、病棟全員で教育計画を立案・実施しています。

NICU病棟小児科〈新生児〉/小児循環器

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早産の赤ちゃんや心疾患をもつ赤ちゃんを、高い専門性でやさしくケアする病棟です。

  • 早産児や出生時の状態が不安定な新生児の集中治療
  • 先天性心疾患などの周手術期の看護
  • WHOユニセフのBFH認定病院としての母乳育児支援

当院のNICUでは早産児、低出生体重児、先天性心疾患児に対し、24時間集中的な看護を行っています。早産児には母体に限りなく近い環境を作り、児の成長発達に応じて、侵襲やストレスを最小限に抑えた看護を提供することを心がけています。外科的な治療が必要な心疾患児には周手術期の看護として、呼吸・循環の管理を行うとともに、スムーズな退院につなげるための支援を行っています。産科病棟と連携して出産前からお母さんの病室を訪問し、入院早期からファミリーセンタードケアにつなげています。

また、当院はBFH「赤ちゃんにやさしい病院」として認定を受けており、NICUでも母乳を推進し、母乳育児支援に力を入れています。NICUの看護に必要な知識や技術は部署内の勉強会や研修で学ぶことができ、経験豊富な先輩や様々なスペシャリストやジェネラリスト、そしてフレッシュパートナーが成長を支えていきます。

赤ちゃんと家族に寄り添った看護を提供する、明るい病棟です。

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ICU集中治療部

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ICUの看護師は、クリニカルケアのエキスパートです。
ICU Nurse is critical care Expert!

  • 生命維持装置使用患者の看護経験多数
  • 多職種連携によるチーム医療を提供
  • 外科・内科、新生児から高齢者まで対応する看護実践

ICUでは主に侵襲の大きな手術を受けた患者さんをはじめ、外科・内科などの診療科を問わず、新生児から高齢者まで、幅広い年代、疾患の重症な患者さんを受け入れ、看護実践を行っています。

ICU専従医師、主治医、薬剤師、理学療法士、臨床工学技士らとともに、多職種による連携で患者情報を共有し、医療・看護を提供しています。治療のためにご家族と過ごす時間など、当たり前の日常が制限されてしまう中で、患者さんとご家族が「その人らしい療養生活」を送れるよう個別性のある看護を常に模索しています。高度医療に特化しつつも、患者さんの心に寄り添った温もりのある関わりに全力を尽くしています。一日でも早い回復を目指し、リハビリテーションも積極的に行っています。

ICUでは、新人看護職員だけでなく、2~4年経験を積んだ若手看護師が継続してサポートを受けられる教育体制を整えています。医師や特定行為看護師、認定看護師からの勉強会も定期的に開催し、幅広い専門知識や技術、高い倫理観を兼ね備えた看護師育成を行っています。

HCU

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超急性期から慢性期まで対応するハイケアユニットです。重症心疾患のカテーテル検査や透析などを実施し、ICUと協力して術後リハビリを行います。全科対応で幅広い知識と技術を提供し、家族も含めた精神的支援を行います。

  • 重症心疾患に対するカテーテル検査、透析などクリティカルケアを実施
  • ICUと協力し、術後からのリハビリを実施
  • 全科対応で幅広い知識と技術を提供、家族も含めた精神的支援

HCUはICUの後方ベッドとしての機能を持ち、集中治療を要する病態から脱した患者さんが一般病棟へ退室できるまでの治療・看護を継続する部署です。心筋梗塞、心不全、不安定狭心症、急性冠症候群、重症不整脈など内科系心疾患重症患者さんや救急車で来院される重症患者さんも入室対象です。また、術直後の患者さんも受け入れており、対象は全診療科です。

HCUもICUと同様に、人工呼吸器や血液浄化装置といった、ME機器を使用しての治療が施されることが多く、幅広い知識と技術を身に付けながら、患者さんの安全第一に看護ケアを実践しています。

特に力を入れているのがリハビリです。医師・理学療法士と連携しながら、術後の早期離床を進めていくのはもちろんのこと、人工呼吸器下でのリハビリも積極的に行っています。病棟での療養生活や退院後の生活も視野に入れながら、多職種と連携して看護を実践しています。

手術室

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手術(OPE)室は、Occupation(仕事)Partner-ship(協力して)
Encourage(勇気づけていく、促進する)
手術を通して、医療チームを推進
患者さんを勇気づけ健康を促進する

手術室は、外科を中心とした18診療科の手術を行っています。患者さんは新生児から高齢者まで年齢が幅広く、様々な併存症があるのが特徴です。大学病院として最先端の治療であるダヴィンチ手術や、地域医療の最後の砦として、ハイリスク高難度な手術を行っています。医師・看護師だけでなく、臨床工学技士や薬剤師、委託業者などの様々な職種と協働し、患者さんが安全かつ安心して手術に臨んでもらえるように活動しています。

手術室看護師は、麻酔によって意識のない患者さんや、手術室に入室できない家族の代弁者として、患者さんとその家族の思いに寄り添います。周術期外来から患者さんとその家族に関わり、不安な点を確認し、良い状態で手術に臨めるように術前準備を促します。そして患者さんの個別性にあわせたケアを提供することで、術後の治療に繋げられるように取り組んでいます。

手術室看護師の教育に関しては、約3年をめどに多種多様な手術に対応できるように進めています。

外来

外来A

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大学病院で提供する高度な医療を安全に安心して受けられるよう、多職種や地域と連携しながら、質の高い看護を目指して活動しています。

産婦人科

婦人科領域では、悪性腫瘍をはじめさまざまな婦人科疾患に、がん専門看護師や退院支援看護師、ソーシャルワーカーと連携を図りながら患者さんとご家族を支援しています。
産科領域では、大学病院の特性を活かし他科と連携しながら合併症を抱えたハイリスク妊産婦へのサポートを行っています。産後は「赤ちゃんにやさしい病院」として母乳育児が負担なく行えるよう支援し、必要時には地域と連携しています。

小児科

発達段階に合ったプレバレーションにより子供の意思決定を支援し、家族とともに子どもの「がんばる」力を引き出し、支える看護を行っています。また、在宅での療養生活の支援として、化学療法の実施や、在宅注射・育児・在宅療養に必要なケアの指導を行っています。また、地域で子供を支える多職種と連携し、継続したケアができるように支援しています。そして、小児期発症の慢性疾患を抱えた患者には、将来を見据えた成人移行期支援を実施し、スムーズな内科移行を支援しています。

精神科・児童精神科

精神疾患や認知症の患者さん、児童・思春期の患児やご家族が安心して外来通院できるよう寄り添い、病棟・他科・ソーシャルワーカーや地域とともに連携を取りながら看護を提供しています。また、患者さんが持つ強みやレジリエンスを引き出し、自分らしく生きていくためのリカバリーの支援を行っています。

内科

内科10診療科に対応し、必要かつ専門的な看護ケアを提供しています。自己注射の指導や外来通院における調整など、在宅における支援を行っています。また、治療の意思決定支援において患者さんとご家族に寄り添いサポートしています。看護専門外来としては、造血幹細胞移植後フォローアップ外来、糖尿病性腎症外来、腎臓病透析予防外来、フットケア外来、感染症外来、禁煙外来を行っており、専門的な指導・ケアを提供し、患者さんのQOL向上を目指した看護を実施していきます。

耳鼻科

みみ・はな・のどを中心に難聴やめまい、アレルギー、発声障害など、様々な疾患を扱っています。新生児から高齢者まで色々なライフサイクルにある患者さんを対象に看護を行っています。 頭頸部領域のがん患者さんのサポートでは、多職種と連携しながら患者さんの意思決定支援を行ない、患者さんにとって、より質の高いケアがうけられるよう支援しています。

皮膚科

アトピー性皮膚炎や皮膚潰瘍、術後創傷に対し、患者さんやご家族が自宅でも無理なく継続した処置ができるように、個々に合わせたケア方法を一緒に考えながら実施しています。サポートが必要な方には、地域と連携をとりながら安心して外来通院ができるよう支援しています。また、在宅自己注射を行う方には、安全に自己注射ができるよう患者さんの思いに寄り添いながら手技の指導を進めています。意思決定支援の場では皮膚悪性腫瘍のがん患者さんを中心に、患者さんや家族の気持ちを尊重しながら多職種や地域との連携を図っています。

眼科

数多くの硝子体注射や蛍光眼底造影検査を実施。また、ぶどう膜炎クリニックや緑内障クリニックなどの専門外来へは遠方からも患者さんが通院されています。安全かつ迅速な対応を心がけ、患者さんが安心して検査や処置を受けられるように支援しています。

外科

外科系8診療科それぞれの特性に合わせた、看護を提供しています。在宅でも安心して治療に取り組めるようにストーマケア、乳腺ケア、点滴管理や経管栄養の管理など病棟や地域連携と協力しながら看護指導を行っています。化学療法を行っている患者さんへの支援も外科外来で行ないます。

泌尿器科

尿閉など排尿に障害を持つ患者さんに、自己導尿指導や膀胱留置カテーテル、腎ろうカテーテルなどのケアや指導を実施しています。ウロストミーの患者さんのストーマケアでは皮膚・排泄ケア認定看護師と情報交換を行い、連携を図っています。

整形外科

領域ごとに分かれたクリニック制度をとり、曜日ごとに脊髄(頸・腰・側弯)膝、足、スポーツ、股関節、小児、腫瘍,上肢、手、難治性疼痛、リウマチ、骨粗鬆症の専門外来に分かれ、各専門医、多職種、病棟と協働して看護を提供しています。

歯科・口腔外科・矯正歯科

口腔がん、口腔粘膜疾患や外科治療が必要な歯科疾患など、様々な口腔疾患を対象にしています。切除をしない口腔がん治療として、適応がある方に動注化学放射線療法を行っています。口腔疾患の治療は患者さんのQOLに大きな影響を与えるため、医師、歯科衛生士、その他専門のスタッフと連携して支援を行っています。入院される方には継続した看護を提供できるよう、病棟とカンファレンスを行っています。全身麻酔での手術が必要な患者さんへは術前後の周術期も行っています。

麻酔科

患者さんが安心して手術を迎えられるように周術期チームと連携しサポートをしています。ペインクリニックでは慢性的な痛みに困っている患者さんに合わせた治療方針での看護を提供しています。

形成外科

顔面や手足の先天異常、皮膚腫瘍、血管由来のできもの、外傷、褥瘡、乳房・舌・頭蓋底などの再建術、リンパ浮腫の治療、神経縫合術などの患者さんを対象にしています。患者さんのQOL向上を目指し、手術や治療への期待や不安な想いに寄り添いながら看護を提供します。

外来B

CLOSEVIEW ALL

内視鏡センター
他職種と相互に協力し、安心・安全な検査や治療を行う内視鏡センター
  • 内視鏡検査を受ける患者さんの不安や苦痛に寄り添う看護
  • 内視鏡関連の知識や技術を学べる環境
  • 多職種がチームとなって取り組む、安全で高度な検査・治療の提供

内視鏡センターは、消化器・呼吸器疾患の精査、消化器がんの内視鏡手術や胆膵内視鏡などの最新の診断・治療を行っています。医師・放射線技師、洗浄業者などの他職種と相互に協力しあい、質の高い安心・安全な検査・治療の提供を目指しています。

看護師は、患者さんの精神的援助や急変時対応、検査の準備や介助、機器管理などを主に行っています。患者さんの不安や苦痛を少しでも和らげ、安心して検査や治療が受けられるようにコミュニケーションをとることを心がけています。

日々進化する内視鏡検査・治療に対応するため、様々な研修会に参加し、知識や介助技術の習得に努めています。段階的に知識や技術を伸ばせる教育体制があり、日々の業務の中で自身の成長を実感できる環境です。

放射線部・放射線科
検査・治療に対する不安を、安心に変える看護を目指します
  • 最先端の放射線検査や治療を担い、専門的な知識や経験を得る事ができます
  • 様々な診療科と多職種で協働し、チーム医療を行っています
  • INE(インターベンションエキスパートナース)・核医学診療看護師・がん放射線療法看護認定看護師などの有資格者がおり、看護に活かしています

放射線診断科・放射線治療科では、画像診断・画像下治療(IVR)・核医学検査・放射線治療があり、新生児から高齢者まで幅広い年齢層の患者さん、疾患に応じた検査・治療に対応しています。最新の設備を備え、検査部位・検査方法・治療が多岐にわたるため、段階的にOJTを取り入れ、知識・技術の獲得に努めています。 経験に応じて、INEや核医学診療看護師の資格が取得でき、スキルアップが図れます。

専門的な検査・治療のため不安を持つ患者さんに対し、IC同席・治療オリエンテーション等行い、不安の軽減に努め治療をサポートしています。

あらゆる対象に対し、質の高い看護を提供できるジェネラリストを目指し、頑張っています。

血液浄化センター
患者さんに合わせた支援・看護を行い、長期にわたる透析ライフをサポートします
  • 血液浄化療法についての専門的な知識・技術を提供
  • 多職種で協働し、最善の血液浄化療法を提供
  • 腹膜透析・療法選択の専門外来で、QOLの向上を目指した療養指導・意思決定支援を実施

血液透析や腹膜透析のほか、血漿交換・血液吸着などを含むすべての血液浄化療法に対応しています。専門外来では、病期にあった情報提供とケアを行い、意思決定を支援し長期的なサポートを心がけています。

経験に応じて透析技術認定・CAPD認定指導看護師・透析看護認定看護師の資格を得られます。様々な疾患を抱えている患者さんの治療を行っており、血液浄化療法に関する専門的な知識と急性期から慢性期の看護が学べ、サテライトと連携し地域医療にも貢献しています。

落ち着いた明るい空間で、安心して血液浄化療法が受けられるように、あいさつと笑顔をモットーに、医師・臨床工学技士と共に最善なケアの提供に努めています。

化学療法センター
その人らしく生活していくことを支える看護を目指しています
  • がん薬物療法について専門的な看護を提供
  • 院内のがん診療のハブとして、幅広い専門職と連携
  • その人らしい生活が叶えられるセルフケア支援の実践

化学療法センターでは、院内の全ての診療科のがん及び自己免疫疾患の薬物療法に対応しており、幅広く且つ専門的な治療を学び、経験することができます。

長期にわたり闘病する患者さんは、治療変更や病状変化によって生活習慣の変更を余儀なくされます。私達は、がん薬物療法に関する専門知識をベースに患者さんの辛い副作用症状をマネジメントしながら、患者さんが大切にしたい生活を諦めることがないように、その人らしい生活の再構築を支援しています。

また、当センターでは、各診療科の医師や看護師をはじめとして、がん専門薬剤師やがん薬物療法看護認定看護師、ソーシャルワーカー、歯科衛生士、臨床心理士などの幅広い専門職スタッフと連携して患者を支援しています。

スタッフ教育については、PNSをベースに、年間教育プログラムに基づいたOJTを中心としています。院内研修としてがん看護全般の講義が用意されており、各自の経験や希望に合わせた学びの機会が設けられています。

患者サポートセンター

CLOSEVIEW ALL

入院から退院までの継続した治療や看護が実践されるように、患者さんとご家族の思いや意向を大切に、寄り添う看護を目指しています。

  • 看護師、ソーシャルワーカー、医療事務等の多職種連携を推進
  • 入院生活での不安や心配事、退院後の療養生活など各種相談に対応
  • 地域の医療機関と連携して、地域包括ケアシステムを推進

患者サポートセンターでは、入院が決まった患者さんに対して、入院生活や治療がイメージできるように、パンフレットやスケジュール表を用いて面談を行っています。その際、医師からどのような説明を聞き、どのように受け止めたのか、不安や心配ごとなど、面談を通して確認し、患者さんとご家族が、安心して入院ができる関わりを大切にしています。

また、患者さんの個別性に合わせて、専門の職員(退院支援看護師、ソーシャルワーカー、専門看護師、認定看護師等)がお話を伺い対応します。

入院後は、退院支援職員が、病状や治療方針、患者さん・ご家族の意向に応じて、退院に向けた支援を行っています。また、患者さんやご家族が、安心して地域で過ごせるように、地域の医療機関や介護を担うスタッフと継続するケアや医療処置など、連携を図っています。患者サポートセンターでは、多職種が連携して、入院前から退院後に向けた支援を一人ひとりの患者さんに合わせて行っています。

救急外来

CLOSEVIEW ALL

  • 急性疾患・突発的な外傷やかかりつけ患者の急性増悪など全科に対応
  • 心疾患ホットライン・脳血管ホットラインでは初期診療からカテーテル治療の介助に対応

救急外来は、急性疾患や突発的な外傷、かかりつけ患者の急性増悪など、多岐にわたる疾患や様々な緊急事態に対応しています。心疾患や脳血管疾患に特化したホットラインを設け、初期診療からカテーテル治療の介助をまで幅広く行い、地域医療の発展に貢献しています。

また、院内ドクターコール対応や災害拠点病院としての役割も果たし、多様なニーズに答えるために、急変シュミュレーションや臨床推論の学習を日々行っています。これにより、根拠に基づいた質の高い看護を提供し、看護部理念のもと患者さんや家族に寄り添った看護を実践しています。