先輩看護師紹介01先輩看護師の仕事9-2病棟 耳鼻咽喉科・眼科・歯科口腔外科

看護師1年目令和3年現在

学生時代~現在まで

学生時代、横浜市立大学の2病院に実習に行きました。コロナ禍での実習だったので、先輩の後ろにつきながら患者さんにどう接するのか見させてもらいました。同じ学校の先輩が何人か就職していて、実習の時に声をかけてもらったことが嬉しく、その経験もあって横浜市立大学附属病院を第1希望で受験しました。
現在、私は耳鼻咽喉科・眼科・歯科口腔外科の病棟で仕事をしています。就職前から外科か手術室で働くことを希望していました。外科や手術室の看護師は、かっこいいなと思っていました。学生の中には手術は苦手という学生もいましたが、私は手術に入るのも大丈夫でしたし関心もありました。大学病院は手術件数も多く、他院ではなかなか見ることのできない手術を経験することができとても勉強になっています。 

新人看護師としての日々
「病棟の中に自分のいるべき
場所がある」
幸せを感じて

病棟はとても働きやすいです。学生の頃は色々な病棟に行って、わりと自由にさせてもらっていたと思うのですが、頼りにされているという感じはなかったので、就職した今は「病棟の中に自分のいるべき場所がある」と感じられることがとても大きいです。 
先輩はとてもやさしく「これやったことある?」など気遣ってくれます。経験のないことは、一緒にやろうと言ってくれるので、色々と覚えることができ日々成長していると感じられます。患者さんが手術やご家族の事で心配事がある様子だったときは、先輩に相談したり患者さんへの接し方や話し方を一緒に考えてもらったりしています。患者さんからは色々な思いを吐露されることもありますが、一旦受け止めて、その上でこちらからもしてほしいことを伝える、ということで分かってもらえることもあると思っています。 
夜勤自体は辛いと感じていません。準夜勤の帰りと深夜勤の入りはタクシーを使用できますし、お休みも結構もらえています。日勤の日は、日によって忙しさは違いますが、帰りに同期と病院併設のカフェでコーヒーを飲んで帰ったりもしています。

学生時代とは違う今の自分

学生の頃は看護師としての仕事の一部分しか見えていなかったなと思いました。例えば、退院するときも書類がたくさんあるということ、退院サマリーを書くということなど、全然知らなかったです。
先日、病棟に実習に来ている学生さんの報告を聞く機会があり、学生さんはそんなことを考えていたのかと、当時の自分もこんな感じだったのかなと思いました。実習中の学生さんには自分が何かをやるときにはなるべく声をかけるようにしていますが、学生さんが緊張していたので、私も1年目だよと言うと少し驚いていたようだったので、私もそれなりに看護師らしく見えているんだなとちょっと嬉しく思いました。