Working Place看護部の紹介
看護部長よりメッセージ
看護部の理念は「信頼に応え、未来につながる看護を創造します」です。
私たちは高い倫理観を持ち、患者さんの権利や意思を尊重して役割と責任を果たします。
そのために専門職として常に学び続け、根拠に基づいて適切に判断して看護を提供します。
また、様々な変化に柔軟に対応して、患者さんの治療や生活環境を整え、
安全で安心できる看護の提供を目指しています。
看護部長 金子 友子
部署の紹介
7-2病棟
精神医療センター
患者さんに寄りそって、言葉と表情と行動に現れる想いを汲み取りたい。
8-1病棟
心臓血管センター、内分泌・糖尿病内科
患者さんひとりひとりの声に耳を傾け、その人らしく健康でいられるように。
8-2病棟・CCU
心臓血管センター
患者さんのハートを支える病棟です。
9-1病棟
総合周産期母子医療センター、乳腺・甲状腺外科、消化器病センター内科、皮膚科
いのちを見つめる目、ひとに尽くす心、自分のすべてを磨くことが看護の一歩。
9-2病棟
総合周産期母子医療センター
みんなの幸せが誕生する、笑顔あふれる総合周産期母子医療センター。
NICU
総合周産期母子医療センター
赤ちゃんとご家族に寄り添った看護を大切にしています。
10-1病棟
泌尿器・腎移植科、腎臓・高血圧内科、婦人科、生殖医療センター
入退院 病院一に 多いけど 笑顔の数も 負けません!
11-1病棟
消化器病センター内科、脳神経内科
「食べる」「吸収する」「排泄する」基本的欲求を支える、心優しいナースがたくさんいます!
11-2病棟
消化器病センター、感染共用
判断力、行動力を高め、より良い看護を目指します!
12-1病棟
眼科、耳鼻咽喉科、形成外科
患者さんの眼となり耳となり、患者さんに寄り添った看護を実践します。
12-2病棟
呼吸器病センター、歯科・口腔外科・矯正歯科
目指すはスーパージェネラリストナース!幅広い看護実践力が身に付きます!
13-1病棟
小児総合医療センター
目指すは「子どもの笑顔+看護師の笑顔=家族みんなの幸せ♡」
13-2病棟
血液内科、炎症性腸疾患IBDセンター、リウマチ膠原病内科
化学療法を含めた薬物療法・骨髄移植など患者さんと長いおつき合い。じっくり患者さんと向き合う病棟です。
14階病棟特別室
全科に対応できる、接遇ばっちりジェネラリストナース達です。
14階病棟
整形外科、リウマチ膠原病センター(整形外科)、脳神経外科
生活者としての患者さんに寄り添うケア、患者さん・家族にとって最善のケアを大切にしいます。
GICU
集中治療部
患者さんの命と安全を守ることを第1に!
EICU
高度救命救急センター
私たちは、患者・家族に寄り添い、命と心を救う看護をします!
救命病棟
高度救命救急センター
急性期からリハビリ期への橋渡し、笑顔ある看護を提供します。
救命後方病棟
高度救命救急センター
急性期を脱した患者さんのケア、リハビリを中心に看護しています。
手術室
まなざしの看護~手術看護のプロフェッショナルが患者さんの安全を守ります!
7-1病棟 呼吸器病センター、感染共用 スタッフみんなで新人をサポート!相談しながら進める看護実践。
7-1病棟は呼吸器病センター(内科・外科)34床、感染症共用病床2床で構成されています。
肺癌、肺炎、気胸の患者さんが多く、化学療法、放射線療法、抗菌療法、手術などが行われています。在宅酸素療法(HOT)を導入するなど退院調整が必要な患者さんに対して、入院早期から退院を見据えて医師、看護師、MSW等と連携し、患者さん・ご家族の意向も取り入れながら、退院後に安心して過ごせるように支援しています。
また終末期を迎えた患者さんを看ることもあり、最期までその人らしく、安楽に過ごせるように、院内の緩和ケアチームとも連携しながら患者さん・ご家族に寄り添った看護を提供しています。
病棟には若手の看護師から他病棟での勤務経験があるベテラン看護師まで様々な年代のスタッフが働いています。スタッフみんなで新人をサポートしているため、新人は相談しながら看護実践ができています。
患者さんから「7-1で良かった」「次回も7-1に入院したい」といったお言葉を頂ける、患者さんとの信頼関係を大切にし、日々の看護に取り組んでいる病棟です。
7-2病棟(精神医療センター)
7-2病棟は精神医療センターの病棟です。精神疾患を持った患者さんの他、身体疾患を合併した患者さんも多いことが特徴です。そのため、他科の経験がある先輩にOJTで必要な処置や全身管理について学習しています。また、精神科救急受け入れ施設として、横浜市内はもちろん、神奈川県下の広い地域から、行政に依頼された緊急入院を受け入れています。医師、看護師、精神保健福祉士、心理士、その他のコメディカル等で多職種カンファレンスを開き、退院後の患者さんの生活までしっかりと考えています。
精神科看護に大切なのは、患者さんに寄り添いていねいに話を聴くことです。
言葉だけでなく表情や行動に現れる想いをくみ取れるように努めています。精神科看護でのスキルは全ての領域での基礎になります。
7-2病棟は男性スタッフが多く、男性女性それぞれの強みを活かしながら仲良く仕事ができる環境になっています。心のケアは仲間も含めた全ての人に必要です。いつも笑顔を大切に!一緒に楽しく働きましょう。
8-1病棟(心臓血管センター)
8-1病棟は、心臓血管センター内科、内分泌・糖尿病内科の2科で構成されており、主に内科の患者さんが入院されています。内科の患者さんは生活習慣の改善も重要な治療のひとつですから、「患者さん一人ひとりの声に傾け、その人らしく暮らせるように」をモットーに、患者さん一人ひとりの思いを傾聴し、人となりをよく把握してから、パンフレットやセルフチェックシートを用いて個別性のある指導を行っております。近年、高齢・独居の患者さんや慢性心不全・糖尿病の患者さんは増えており、生活指導や在宅療養へ向けた多職種連携も大切にしています。また、心臓血管センターは横浜市の最後の砦として循環器救急に対応しています。CCU(心臓疾患の集中資料室)と連携し、急性期から回復期・退院に至るまで、専門的な知識・技術に基づいた看護の提供を行っています。「患者さんのために」という熱い思いで確かな技術や知識の研鑽に努めている、信頼関係とチームワークの良さが自慢の病棟です。
8-2病棟・CCU(心臓血管センター)
8-2病棟は2チームの看護体制をとっており、心臓血管外科26床とCCU6床でチームが分かれています。外科病棟は主に心臓・大血管の手術をする患者さんが多く、術前管理、術後の急性期から回復期、リハビリテーションまで継続した看護を提供しています。入院時から退院を見据え、必要時にはMSWや継続看護担当看護師と連携しています。また、特定行為研修を修了した看護師が心臓血管センター外科チームとして活躍しているのも特徴の一つです。
CCUは「心臓の集中治療室」で、重症心不全や心筋梗塞の患者さんが主に入院しています。緊急入院や重症の患者さんの治療を24時間体制で提供しており、人工呼吸器や補助循環装置などを使用していることも多く、専門性の高い看護を提供しています。CCU・8-2病棟・8-1病棟・心臓血管センター外来・GICU・GHCUで連携し、心臓血管センターのジェネラリストの育成にも力を入れています。教育体制が整っているので、難しい疾患や処置も一緒に学びながら安心して働くことができます。是非8-2病棟で一緒に働きましょう!
9-1病棟(総合周産期母子医療センター、乳腺・甲状腺外科、消化器病センター、感染共用)
9-1病棟は乳腺甲状腺外科、総合周産期母子医療センター、消化器病センター、感染症病床、共用病床の混合病棟です。
病棟では医師・薬剤師・栄養士・MSWなどの多職種と協力し、カンファレンスを活用し病状に合わせた看護ケアの提供や住宅調整を行い、患者さんが自分らしくより良い生活が送れるように支援をしています。手術を受ける患者さんのボディーイメージの変化に対するケア、化学療法を受ける患者さんへの援助、ハイリスク妊産褥婦の療養の支援などに、助産師・看護師がともに取り組んでいます。 また院内の多職種チームと連携を図り、終末期患者の症状緩和や看取り環境の調整、在宅患者・家族に対するケアを行っています。予期せぬ周産期の死を体験する患者さんやご家族へのグリーフケア、小さなお子さまの居るご家族へのがん告知への支援など、9-1病棟ならではの患者さんの気持ちを大切にしたケアを行っています。
9-1病棟は新人さんも異動してきた方も十分な時間を設け丁寧に育成し、共に成長する環境が整っています。スタッフ一同がいつも笑顔を絶やさず患者さんに寄り添い、患者や働く仲間の立場を思いやることをモットーに、日々の看護ケアを実践しています。
9-2病棟(総合周産期母子医療センター)
9-2病棟は、産科病棟、MFICUを有しています。
神奈川県周産期救急医療システムの基幹病院として、合併症を持つハイリスク妊産褥婦や救急患者の受け入れ、地域の需要に応じて妊娠中から分娩後のケアを行っています。通常の両親学級の他に多胎妊婦さんのための両親学級を行い、WHOユニセフ「赤ちゃんにやさしい病院」の認定施設として、母乳育児を成功させるための10ヵ条に基づいた母乳育児支援をしています。母子同室を行い、分娩時の夫立ち会いやカンガルーケアを積極的に実施しています。退院後の生活を褥婦自身がイメージできるように、親子クラスや母乳外来を行い、必要に応じ多職種と協力し、その方にあわせた育児サポートを行っています。現在40名の助産師が在籍し、約100件/月の分娩に関わっています。
妊産褥婦、赤ちゃん、ご家族に寄り添った看護を提供できるように、笑顔を大切に、日々頑張っている、活気のある病棟です。
NICU(総合周産期母子医療センター)
NICUは、予定より早く産まれた赤ちゃんや小さく産まれた赤ちゃん、産まれた後に治療が必要な赤ちゃんが入院する病棟です。
私たちは、お母さんのお腹の中に近づけた環境調整や成長発達を支えるためのきめ細やかなケアを提供しています。赤ちゃんが、家族の一員として穏やかに過ごせるような環境作りを心掛けており、家族中心のケアをしています。そのため、24時間面会やきょうだい面会の対応をしており、赤ちゃんとご家族が触れ合う時間を多くもてるように、早期からお兄ちゃんお姉ちゃんも赤ちゃんと触れ合えることができるような支援をしています。また、希望するご家族には、看護師・助産師が赤ちゃんの日々の様子を記した『成長ノート』を作成し、ご家族と赤ちゃんの成長の喜びを共有できる様にしています。
WHOユニセフ「赤ちゃんにやさしい病院」認定施設として、NICUにおいても母乳育児に力を入れて支援を行っています。
赤ちゃんとご家族に寄り添い、より良い看護が継続して提供できるように多職種と連携カンファレンスを行い、統一した看護を提供しています。
10-1病棟(泌尿器・腎移植科、腎臓・高血圧内科、婦人科、生殖医療センター)
10-1病棟は、泌尿器・腎移植科、腎臓内科、婦人科、生殖医療の混合病棟です。手術や化学療法が日常的に行われているため周術期や化学療法に対する看護を学ぶことができます。また緩和治療等の終末期看護も行っており、緩和ケアチームやリエゾンチームなどの専門チームとの関わりも多い病棟です。治療・在宅調整についてもご本人、ご家族の意向を大切にして医師や退院支援看護師、社会福祉士と協働して調整を行っています。腎移植は月に2件ほどありますが、ドナーが提供して下さった腎臓とレシピエントを守るために感染防御や内服指導などに力を入れています。腎不全の患者さんもおり疾患管理に向けた指導・調整を行っています。不妊治療を受けている患者さんに対しては特に繊細な配慮と言葉賭けを心がけています。スタッフは年代も様々ですが仲がよくチームワークは抜群です!当病棟は短期間での入退院も多く繁忙度も高い病棟ですが、「みんなで協力し合う」をモットーに頑張っています。
11-1病棟(消化器病センター)、炎症性腸疾患/IBDセンター)
11-1病棟は、消化器病センター内科と脳神経内科の患者さんが中心に入院されています。
消化器病センター内科は、胆石、胆嚢炎、膵炎といった炎症疾患から、肝臓がん、胃がん、食道がん、膵臓がんなど、がん疾患の治療を受けられる患者さんが多くいます。不安なく検査を受けて頂くための支援や、がんと診断され治療を受けられる患者さんへの身体的・精神的支援など、患者さんに寄り添った看護を行っています。また、内視鏡検査・治療が増えており、外科的治療と比べ体への負担が小さいため、これまで治療が出来なかった高齢の患者さんの入院も増えています。
脳神経内科は、脳梗塞や神経難病などにより、日常生活動作に介助が必要な患者さんが多いため、安全で安楽な援助をスタッフ一丸となって行っています。また、退院へ向け、医療ソーシャルワーカーなど多職種との連携を密に行っています。
11-2病棟(消化器病センター)
11-2病棟は消化器病センター外科の病棟で手術を受ける患者さんが多く入院されます。
手術を乗り越えた患者さんは翌日には離床するため、全身状態をしっかり判断し、痛みをコントロールし、苦痛を緩和し、励ましながら回復を支援します。また、ストーマケアでは患者さんの生活を想像しながら、よりよい方法を患者・家族とともに考えます。
こうして患者さんの頑張っている姿や元気になって退院していく姿に、わたしたちのほうが元気をもらい、また、やりがいを感じているのです。
12-1病棟(眼科、耳鼻咽喉科)
こんにちは。12-1病棟は眼科・耳鼻科病棟です。
もしも自分の目が見えなくなったら、耳が聞こえなくなったら、発声できなくなったら、私達はそんな患者さんの思いに寄り添いながら看護しています。
入退院を繰り返す患者さんが看護師の名前を覚えてくださることも多くあります。気軽に名前を呼んでくださり、プライベートな事や冗談を交えながら会話することもあり、日々患者さんから活力をもらいながら楽しく看護しています。患者さんから「手術したら、入院前より視界が広がった」「腫れが小さくなって動きやすい」などの感想を聞くととても嬉しく、心が和みます。がん患者さんも入院されており、医師や業者による勉強会を通して放射線・化学療法の治療について学ぶこともできますし、多職種と連携し退院に向けたカンファレンスを行い、在宅調整やご家族を含めた退院指導も行っています。
夏は病室より花火鑑賞、天気が良いとデイルームから富士山が眺望できるなど気分転換ができます。
お子様がいらっしゃる方も安心して働くことができる環境です。看護経験豊富なスタッフがお待ちしております。希望病棟を聞かれたら迷わず「12-1です」とお願いします。
12-2病棟(呼吸器病センター、歯科・口腔外科・矯正歯科、感染共用)
12-2病棟は、呼吸器病センター、歯科・口腔外科・矯正歯科の混合病棟です。肺癌、肺炎、気胸などの呼吸器疾患や、顎変形症、智歯・埋伏智歯、歯科の感染症、口腔領域の悪性腫瘍など、幅広い疾患に対し、化学療法、放射線療法、抗菌療法、手術などの専門的治療を行っています。
また、終末期の患者さんには最期までその人らしく、安楽に過ごせるように、院内の緩和ケアチームとも連携しながら患者さん・ご家族に寄り添った看護を提供しています。
毎日手術や検査もあり、アクティブな病棟ですが、若手からベテランまで明るく優しいスタッフが揃っており、毎日笑顔の絶えない病棟です。ママさんナース達も仕事と育児を両立しながら、多様な働き方を実践し、大事な即戦力として活躍しています。
ご興味のある方、また就職先の領域や病棟に迷っている方も、一度12-2病棟へインターンシップにお越し下さい。スタッフ一同お待ちしています!
13-1病棟(小児総合医療センター)
子どもが病気と闘っていける力を引き出し、また、成長発達の支援者としての役割も大切に看護しています。様々な疾患、赤ちゃんから思春期まで発達段階にあわせた看護が特徴です。子どもが主体的に入院や治療に臨めるように、プレパレーションを行い、子どもの意思や納得の気持ちを大切に、成長・発達や性格などにあわせた支援をしています。
高度かつ専門的な医療はもちろん、在宅で暮らす呼吸器をつけた子どもや家族に寄り添うレスパイトシステムやメディカルショートステイなども受け入れ、地域との連携も図っています。
また、呼吸器を使用している子どもや在宅移行支援が必要な重症心身障がい児の自宅での生活を考えた、介護方法や環境づくりへの援助をしています。
医師、保育士や院内学校の教員との連携、他職種、関連する部署や地域とカンファレンスを実施し、連携・協力しながら、子どもの治療・療養を支援しています。
病棟内はドラえもんがいっぱい、季節の変化が感じられるようなプレイルームのデコレーションやクリスマス行事の実施など、明るく、ほのぼのとしています。みんな子どもが大好きで、子どもや家族に寄り添う気持ちを大切に、心の支援、教育支援、家族支援に力を入れる笑顔あふれるチームです。
13-2病棟(血液内科、皮膚科、化学療法)
13-2病棟・無菌室は血液内科、炎症性腸疾患IBDセンター、リウマチ膠原病内科の患者さんが入院されています。
血液内科は、化学療法や骨髄移植を目的とした患者さんがいます。治療で抵抗力が弱くなるので徹底した感染管理を行っています。疾患の特性上継続した治療が必要な患者さんが多いのでじっくり関わる事ができます。
炎症性腸疾患IBDセンターやリウマチ膠原病内科の患者さんは完治が難しい疾患が多く、治療を継続していく必要があります。患者さんの薬剤・栄養療法を支援すると共に、家族を含めた精神的サポートを行っています。
13-2病棟・無菌室では患者さん・ご家族が安心して治療に参加できるよう、きめ細やかな心配り、開かれた医療サービスの提供を行っています。
14階病棟特別室
14階病棟特別室は全床個室の病棟です。
様々な診療科の患者さんが入院するため、幅広い知識や技術を磨くことができるという魅力があります。
また全床、個室のため患者さんとじっくり関わり、プライバシーを確保しながら、個別的で丁寧な看護を提供しています。
14階病棟(整形外科、リウマチ膠原病センター(整形外科)、脳神経外科)
14階病棟は、整形外科、リウマチ膠原病センター(整形外科)、脳神経外科の外科を中心とした病棟です。人工関節置換術や脊椎手術、骨折に対する手術目的の患者さん、脳腫瘍や脳血管障害の治療をする患者さんとそのご家族が対象となります。運動機能障害を抱えて生活していく患者さんや日常生活動作に介助が必要な患者さんが多く、安全で安楽な援助を実践していきます。周手術期看護では医師や多職種と連携し、早期離床・ADLの拡大に力を入れています。また、患者さん・ご家族の力を引き出せるよう、地域での生活を見据えた在宅連携を意識し、生活に寄り添った看護を大切にしています。
GICU(集中治療部)
GICUは、ICUとHCUで構成されていて、手術後の患者さんや病棟で急変した患者さん、夜間休日の緊急入院の患者さんなど、様々な診療科を受け入れています。
重症集中ケアについて多くのことを学ぶことができる部署です。部署内の研修や勉強会も多く開催され、教育制度が充実していますので、新人スタッフもしっかり学ぶことができます。
緊張感はありますが、患者さんの命と安全を守ることを第一に、スタッフが協力し合って日々取組んでいます。
高度先進医療を提供しているセンター病院の集中ケア部門として誇りを持つスタッフが集まる、活気のある部署です。
EICU(高度救命救急センター)
EICUは病床数12床で、看護師配置は2:1の病棟です。
毎朝、医師や薬剤師、検査技師やPTなど、その他コメディカルから構成される多職種を交えたカンファレンスを行っています。患者さんの現状把握や治療方針の決定を目的としており、看護も治療方針に基づいて患者ケアやご家族の支援を行っています。
3次救命救急医療機関であるため、患者さんは生命の危機に直面しており、生命維持装置を用いた全身管理と一刻も早い救命治療を行う必要があります。そのため、私たち看護師は高い知識と技術、倫理観が求められますが、その分やりがいを感じられる環境です。
EICUでは、救命ラダー研修に沿った教育プログラムや勉強会も多数開催されており、教育環境は整っています。急性期に興味のある方は、ぜひ見学にいらしてください。
救命病棟(高度救命救急センター)
救命病棟は通称SDU(Step Down Unit)という名前の通り、EICUでの集中管理を終えた患者さんが病棟へ移るための橋渡しのような病棟になっています。重篤な状態で救急搬送されてきた患者さんの、人工呼吸器からの離脱や初回離床など回復への重要な一歩に立ち会うことができます。また病室はすべて個室となっており、個室ならではの個別性に合わせた看護が提供されています。
対象となる患者さんは小児から高齢者まで、疾患も重症外傷から内科系疾患まで多岐にわたります。看護師に求められる知識も幅広く、定期的な勉強会やプレホスピタルに関する部署内研修など開催しています。
救命後方病棟(高度救命救急センター)
救命後方病棟はEICU・救命病棟にて超急性期を脱した患者の治療と看護を継続して行っていく病棟です。
看護体制は7対1で、病室は4人部屋となっています。交通外傷などによる外傷性の疾患や熱傷管理、さらに外科・内科のあらゆる疾患が対象となる病棟です。超急性期を脱し、日常的なケアを行いながら、日常生活動作向上のための看護を行っています。転院調整や自宅退院に向けて内服管理、自己創傷処置などの指導も行っています。医師や、MSW、理学療法士、臨床心理士など多職種と連携し患者さんをサポートしています。
手術室
手術室は、外科的治療を必要としているすべての患者さんが対象となります。高度救命救急センターを有する当院は、24時間365日いつでも緊急手術ができる体制となっております。全入院患者の約半数が手術を受ける患者さんで2018年度の手術件数は8698件実施しています。
手術室看護師の役割の一つである器械出し看護師は、安全で円滑な手術を術者と共に展開するために、器械を把握し管理します。また外回り看護師は、術前、術中、術後の周術期を通し患者の安全と安楽を確保しながら手術に必要な専門的知識と技術を提供しています。
新人看護師からベテラン看護師まで幅広い年代がいる中で、新しいことにも挑戦し頑張っています。
外来A
A1チーム(リウマチ膠原病センター・IBDセンター・一般内科・整形外科・リハ科・麻酔科・共用処置室・穿刺室・生殖医療センター)
各診療科の特徴として慢性疾患で長期間の治療が必要な患者さんや、手術を目的とした患者さんが多く、精神的支援や在宅療養のための指導、支援を中心に行っています。
チームの雰囲気は明るく穏やかで、患者さんが安心して安全に治療を受けられる環境の提供に取り組んでいます。
A2チーム(精神医療センター・眼科・耳鼻咽喉科・口腔外科・リハ科・自己血外来)
特色のある診療科ですが、器材名から疾患までを一つずつ習得し、幅広い年齢層の看護師が持ち味を生かしながら活躍しています。患者さんが安心できる看護の提供をモットーに取り組んでいます。
A3チーム(血液浄化療法部)
血液浄化療法部は、血液透析や腹膜透析の他に血漿交換療法、CAP療法など幅広い血液浄化療法を提供しています。医師や臨床工学技士と連携し、また、透析前病棟訪問を通して患者さんが安全に安心して治療を受けて頂ける看護を心掛けています。
外来B
外来Bは、内分泌・糖尿病内科、腎臓・高血圧内科、血液内科、呼吸器病センター、消化器病センター、乳腺・甲状腺外科、心臓血管センター、脳神経外科、神経内科、皮膚科、泌尿器・腎移植科、形成外科、放射線科、総合周産期母子医療センター、婦人科、小児総合医療センターの16診療科と 外来化学療法室を担当しています。
患者さんはご高齢の方から小児、妊婦さんと幅広く、安全対策にも積極的に取り組んでいます。毎朝、朝礼ではスタッフ全員で唱和し、チーム全体で安全を意識し業務を開始しています。
病気により身体的・精神的・社会的な不安を抱えて受診している患者さんと家族に寄り添った看護を目指して日々、笑顔で看護に取り組んでいます。
初療室・放射線部・内視鏡室
当院は3次救急医療機関であり、横浜市重症外傷センターの役割を担っています。救命のための迅速な医療を提供するため、CT初療室を備え、処置・検査が同時進行できるように体制を整えています。また、横浜消防局と連携して、YMAT(横浜救急医療チーム)を編成している他、ドクターカーでの院外医療や災害拠点病院としての活動にも貢献しています。血管撮影室ではTAVI(経カテーテル大動脈治療)の施設許可を、神奈川県で3件目の病院として受けました。内視鏡室ではESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)治療なども行っています。
看護部 看護管理室
日々多くの看護職員が看護管理室に報告・連絡・相談に訪れます。教育担当へレポート提出や研修企画の相談、業務担当へ関連部門との調整相談、事務担当へは海外旅行届も提出されます。そして、時にはホッとする時間を求めてやってくる場合もあります。看護管理室で気持ちを切り替えて、また、前を向いて歩きだす。そんな場でもあります。
教育環境、職場環境、生活環境についてバックアップし、「すべては患者さんのために」が実現できるよう看護職員への支援をしています。