公立大学法人 横浜市立大学附属 市民総合医療センター 看護部

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看護部の概要資料

採用情報

Interview13-1病棟勤務

センター病院で働いてみて
感じる魅力

入職時、「子どもと関わる仕事がしたい」という漠然とした理由のみで小児科を希望しました。実際に働いてみると、子ども達の可愛さに癒やされる反面、小児の治療の大変さ・年齢に応じた看護の幅の広さなど小児看護特有の難しさを感じる日々です。難しさもありますが、子ども達の声や笑顔が働く活力になっています。小児総合医療センターでは、生後1ヶ月から18歳までの患者さんがいます。年齢の幅が広く、年齢に合わせた関わり、物品の選択が必要となります。子ども達が治療しながらも「その子らしさ」を大切に出来るよう日々意識して関わっています。

現在、入職3年目になり臨床実習指導者として、学生指導に関わっています。3年という日は浅く、看護師としてまだまだ日々学ぶ事が多いです。経験年数が浅いからこそ、自身が学生の時に感じていた疑問や不安点などを意識しながら、学生が実習に参加しやすい環境づくりを心がけています。小児看護の特徴の1つとして、患児のみではなく家族との関わりがより大切であると感じています。私達は、入院中という限られた時間しか関わる事が出来ないため、入院以前の自宅での様子など、本人の特徴を家族を通して知る事で個別性のある看護に繋がっていきます。また、センター病院の小児科では重症心身障害児の子どもも多く、家族の手技獲得指導など退院後に自宅で家族と過ごすための看護介入もしています。在宅支援は、医療ケア度や家族背景、家族の思いなど様々な点を考慮する必要があるため、難しさもありますが、家族の想いに寄り添い日々話し合い、多職種とも連携しつつ無事に退院する事が出来た際に喜びとともにやりがいを感じます。

Message

子ども達は、大人以上に日々の成長が早く、日々関わる度に子どもの成長を感じます。日々変化していく様子に適応していく難しさはありますが、傍で子ども達の変化や成長を感じる事が出来るのは小児看護の魅力の一つと思っています。子ども達が成長し笑顔で退院していく姿は嬉しく胸がいっぱいになります。

学生実習は短い限られた時間ですが、実習で出会った受け持ち患者や看護師との関わりは、今後の看護師としてもあり方に少なからず影響を与えると思っています。センター病院の実習やインターンシップで、何か小児看護の魅了ややりがいが少しでも伝わり、一緒に働きたいと思っていただけたら幸いです。