麻酔科学教室

ウイルス対策

医局員の皆様へ

附属病院(福浦)の医局を中心に、USBウイルスと呼ばれるコンピューターウイルスの流行が報告されています。

自宅や職場のPCなど、複数のPCで、USBメモリを使用されていると、簡単に感染します。

このタイプのウイルスは、まずUSBメモリに入り込み、別のPCに接続されると、勝手に自分をコピーして感染していきます。

怖いことに、ウイルス対策ソフトを使用していても、完全には防げないので、注意が必要です。

感染予防には、ウインドウズ自体のアップデートや、セキュリティーホールへの個別の対処が必要です。

このウイルスにはいろいろなタイプがありますが、次第にウインドウズが動作不良になり、最終的にクラッシュすることもあります。

最悪、PC内のデータが取り出せなくなったり、ウィンドウズの再インストールが必要なることもあります。


福浦の医局では、共用および個人のPCのほとんどが感染し、復旧に1カ月近くかかっています。

どうか、対岸の火事と思わず、対策を施してください。


USBウイルス対策

福浦で掲示した、USBウイルス駆除法です。

 プログラムメニュー>アクセサリから、コマンドプロンプトを起動する。

1)感染ファイル類の確認
 コマンド「dir c:\ /a」と入力 -> ここの画面でファイル一覧が表示され、um.exe, 2w2.exe jq.exe, q8ot.exe のようなファイルが見えたら、感染しています。

 autorun.inf -> 自動実行ファイル。これが感染しているか確認したい場合は、コマンド「notepad c:\autorun.inf」でメモ帳が起動。コマンド「open=***.exe」<- ウイルス起動のスクリプトです。(確認のみです。)

2)自動実行ファイルの無力化
 コマンド「attrib -r -h -s c:\autorun.inf」これで、自動実行ファイルが可視化、削除可能となります。
 続けて「del c:\autorun.inf」で自動実行ファイルを削除。ただし、時間がたつと、ウイルス側で、再度ブロックがかかるので注意!
 さらに、「mkdir c:\autorun.inf」で自動実行ファイルと同じ名前のフォルダを作ることで、ウイルスの活動をブロック。

3)ウイルスファイルの駆除
 続けて、「attrib -r -h -s c:\****.exe」(***はウイルス名)と入力し、ウイルスファイルを可視化、無力化する。
 さらに 「del c:\***.exe」と入力し、ウイルス削除。ただし、時間がたつと、ウイルスがふたたび、不可視になる。
 さらに、「mkdir c:\***.exe」で自動実行ファイルと同じ名前のフォルダを作ることで、ウイルスをブロック。


こちらの方法は、かなりコンピューターの知識が必要です。
良くわからない場合には、詳しい方に相談してください。

対策ファイルの一括ダウンロード


参考リンク

サイバークリーンセンター
 通産省関連のウイルス情報サイトです。
 わかりやすい説明がありますので、ぜひ目を通してください。

USB感染型ウイルスとは
USB感染型ウイルス駆除手順
感染防止のための知識
 流行中のUSBウイルスについての対策などが記載されています。
 こちらにも目を通してください。





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